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東京バレエ団 「ラ・バヤデール」 2011年4月17日公演 感想①


2011年4月17日 15:00開演 東京文化会館
東京バレエ団
マカロワ版「ラ・バヤデール」

振付・演出:ナタリア・マカロワ(マリウス・プティパ版による)
振付指導:オルガ・エヴレイノフ
装置:ピエール・ルイジ・サマリターニ
衣裳:ヨランダ・ソナベント

キャスト
ニキヤ(神殿の舞姫):小出領子
ソロル(戦士):イーゴリ・ゼレンスキー
ガムザッティ(ラジャの娘): 田中結子
ハイ・ブラーミン(大僧正): 木村和夫
ラジャ(国王):柄本武尊
マグダヴェーヤ(苦行僧の長):松下裕次
アヤ(ガムザッティの召使):松浦真理絵
ソロルの友人:森川茉央
ブロンズ像:宮本祐宜


第1幕

侍女たちの踊り(ジャンベの踊り):西村真由美 乾友子
パ・ダクシオン:
佐伯知香 森志織 村上美香 河合眞里
高木綾 吉川留衣 矢島まい 川島麻実子
長瀬直義 宮本祐宜


第2幕

影の王国(ヴァリエーション1):岸本夏未
影の王国(ヴァリエーション2):佐伯知香
影の王国(ヴァリエーション3):乾友子


指揮: ワレリー・オブジャニコフ
演奏: 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団


マカロワ版は英国ロイヤル・バレエ団のLDで見ています。
(アッスィルムラートワ ムハメドフ バッセル)

今回はミラノ・スカラ座から衣装・装置を借りたそうですが、ロイヤルとほぼ同じなのか、
ちっと違うのか、既に記憶が・・・・。

LDを見直せばいいんだけども、今、LDは配線つないでないのよねー。
(ビデオとスカパーとHDDでいっぱいいっぱい。)
次のお休みにチェックしてみようとは思うけども
前回の東京バレエ団の初演も観ていないし、ミラノスカラ座の映像も見ていないし、
頼みの綱のプログラムも買おうと思ったら売り切れちゃって、
ちょーと、そこらへんは比較検証は無理っぽい。

でもたぶん、衣装はほぼ同じ?だよね?

とは言っても、ゼレンスキーは自前の衣装を持ってきたそうな。
1幕のあの水色衣装は、ロシアでは定番なんだろうか(ああいう配色、ロシアは多いよね)。。。。。まあいいんだけども、けっこうああいう衣装には慣れているからさ。

ゼレンスキーはロイヤルでもスカラ座でもマカロワ版を踊っただろうから、
そのときはご当地の衣装を着たはず。
ちょっとそっちも観てみたかった気もする。

でもいいのだ。
水色だろうが紫ブツブツ模様(誰かさんたちのスケートの衣装)だろうが、
舞台で舞っているゼレンスキーはすっばらしかったのだから。

水色@ゼレンスキーが最初に登場した時の拍手はとても大きくて温かくて、
こんな状況の中来日してくれた、ってことへの感謝の念もプラスされているんだろうけども、
こう、割れんばかり、ってな拍手で嬉しかったなあ。

苦行僧は長髪ロン毛バーバリアン風。
演じる松下くん、とても素晴らしかったです!
ハラショーでした。
ややや、彼の踊るブロンズアイドルも観たかったなー。

木村さん演じる大僧正は気高い高僧で迫力もあってゾクゾクしちゃいました。
もっとギラギラ「恋に狂った生臭坊主」っぽい感じを想像していたのですが、
あにはからんや、純粋に、道ならぬ恋に苦悩している雰囲気が素敵でした。

ラジャにソロルとバヤデルカが恋仲だと告げ口して、ソロルを失脚させようと思っていたら、
ラジャが「そんならニキヤを始末すればいいじゃーん♪」という話になり、
あわあわする大僧正@木村さん。(か、かわいい。。。。)
まさかそんなふうになるとは思ってもいなかったというか、
「ニキヤに害が及ぶ」なんて、ひとかけらも思っていなかったんだろうなあ。
立ち去り際の大僧正、ソロルの肖像画を睥睨。
や、、、だから、、、、あんたが告げ口なんかするからだってば、、、、

それにしても木村さんの存在感は凄いです。
木村さんのソロルも観てみたかったかも。

ソロルの友人(マールイだと槍部隊の隊長)は森川くん。
ゼレンスキーと並んでも遜色の無い背の高さ。
2人のやりとり、なかなか良かったのではないでしょうか?
仲良さげな雰囲気でした。


とりあえず~。続きはまた。




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