家内と一泊二日のドライブ旅行です
向かった先は長野県飯田市上村、南アルプスを望む標高800m~1,000mの急斜面の尾根に拓かれた山里
「日本の原風景が息づいています」とのうたい文句に偽りはありませんでした
日本のチロルなどと表現されていて「日本の里100選」にも選ばれているそうです
民宿に泊まって山里の秋を満喫してまいりました
11月9日(土)と10日(日)の二日間のドライブ旅行、この季節の週末の中央高速ですから当然渋滞です
往路のルートは中央高速、岡谷JCT経由で飯田ICから約1時間と少々
復路は中央高速の渋滞を避けて、R152を南下し浜松に出て新東名高速で帰ってきました
9日朝7時頃に家を出発し、現地到着は午後1時
途中の休憩も含めて約6時間のドライブ、けっこう遠いなぁ
高原ロッジ下栗の駐車場に車を置いて、林の中のよく整備された道を20分ほど歩くと下栗の里を俯瞰できるビューポイントへ行けます
手作り感たっぷりの展望台です
そしてこんな景色
独特の景観ですね
よくもまぁこの様な斜面に…、と感心してしまいます
東向きの斜面なので、午後だとこの様に右側から斜面をかすめる様な日差しになります
トップ画像は翌朝の日差しをいっぱい浴びている斜面です
ひとしきり写真を撮ったら駐車場へ戻りました
高原ロッジ下栗の裏庭です、綺麗に色づいたもみじが数本見られました
下栗の里を縫うように九十九折の狭い道を下って行って
今夜お世話になる民宿ひなた
とても優しいおばあちゃんが切り盛りしていて、親戚の姪っ子さんがお手伝いされてました
今夜の泊り客は、私と同世代と思しき一人旅の男性と私たち夫婦の3人だけ
落ち着いた山里の世界にどっぷりと浸れました
話好きで優しいおばあちゃんにも癒されます
おばあちゃんに惹かれてリピーターになる方も多いみたいです
地元の食材で出来た美味しい夕食でした
メインの魚はアマゴ、コンニャクはおばあちゃん自家製、芋と味噌の調和が素晴らしい下栗芋の田楽
どれもとても美味しく完食しちゃいました
翌朝もすっきり晴れて、聳えて見えるは聖岳? たぶん…
朝の冷たい空気を吸いながら朝食前の散歩、気持ち良かった
朝食をいただき、お世話になったおばあちゃんにお礼を言って宿を後にしました
もう一度ビューポイントへ
朝の光の中で里が生き生きとしている感じがしました、午後の光とはちょっと違って見えたな
さて帰路につきます
所々で特産品などを買いながらR152で浜松へ
地元の方から「R152は山道だから気を付けるように」と言われていたので多少の心の準備はしていたのですが、思っていた以上でした
正直言って、国道だからと高を括っていました
裏ヤビツよりも狭い山道が延々と続く様な感じです、「これってほんとに国道?」思わず言いたくなりそう
浜松側に抜け出た頃にはヘトヘトでした
そして新東名
写りが悪くて見えにくいですが、制限速度120キロを撮ったものです
今のところ一部の区間で試行されているだけだそうですが…
120キロで走ってもストレスは殆んど感じません、良くできた高速道路ですね
途中で高速道路を降りて由比に立ち寄り
言うまでもなく“さくらエビ”ですね
サクサクしたエビのかき揚げ、美味しかったです
再び高速に乗り、少し渋滞に嵌りながらも午後5時頃に帰宅
今回も、ちょっと趣のある一泊二日の旅ができました
下栗の里、お薦めですよ
しかし家内はペーパードライバー、私はお抱え運転手という図式になります
ローディーを数組見掛けましたし、高原ロッジの駐車場の片隅にはバイクラックが設置されておりました
それにしてもあの激坂、自転車で登ってしまうサイクリストのアタマの構造が理解できませぬ(笑)