Hangout Language School フィリピン留学&ホームステイBlog

常夏の国フィリピンでのホームステイ&語学留学の体験記。マングローブ植樹、現地の学校体験、海外ボランティア活動を紹介。

フィリピンツアー(小学校体験&ホームステイ&ボラカイ島)

2015-08-31 11:26:38 | 2015ホームステイ

フィリピンツアーに参加してきました~クラッカー子供の英語教室の先生がフィリピン人で、日本人の奥さんと素敵なツアーを企画してくださりました。彼らの子供、日本人のママと子供(6組)、6年生と中一の男の子、シニアの方2名の参加でした。

夜の便で関空からマニラへ。次の朝、先生の故郷、バコロドへ飛びました。空港からは一面のサトウキビ畑が続き、牛が歩いてる~!と子供たちは大騒ぎ。街へ近づくと、今までののどかな雰囲気とはうって変わり、トライシクルやバンが行きかい、大きなショッピングモールや、スターバックスまでありますえっウエルカムパーティでホストマザーに会い、美味しいお食事をいただいた後、小学校見学に行きました。

 

大学まで敷地内にあり、思ったより立派な小学校でした。子供たちはクラスに入れていただきました。2年生のクラス、椅子の色がカワイイですね!次男、最初は下を向いたままでしたが、人懐っこいフィリピンの子供たちにハイタッチをしてしてもらったり、声をかけてもらったり。徐々に慣れてきたようで、最後は踊りも一緒に踊っていましたビックリマーク

  

小学校体験二日目は、一緒にボール遊びをしたり、休み時間にジュースを買いに行ったりもしたそう目5年生の長男のクラスになると、がらっと雰囲気が変わります。でも子供たちは笑顔いっぱいで人懐っこく、音楽の授業では皆堂々と、心から楽しそうに歌っている姿が印象的でした。上の写真は、英語で詩を作っているところ。英語の授業はもちろん英語のみ、日本の5年生のABCD・・・のレベルとは、この時点でもう大きく差が出ています。

 アート教育は・・・・うむ、廊下に絵が展示してありましたが、好きなものを色鉛筆で描いている絵でした。ある意味自由。違う側面から見るとちょっと物足りないような。。でもこの自由の幅が大きいことは、子供たちにとっては嫌なことではないでしょうね。

最後は、クラスのお友達に日本からの小さなプレゼントを渡し、お別れしました。言葉は通じなかったけれど、子供たち、よい体験をしたことと思いますニコニコ

 

ホストマザーの家には3日間滞在させていただきました。娘さんは外国にいて、彼女の部屋を使わせてもらいました。初日の夜は日本では聞いたことないような雷と雨の音に少々びびりましたが、ホストマザーの手料理も美味しく、居心地がよかったです。バナナにしてもマンゴーにしても味が違う!!!美味しかったな~~ニコニコ

3日目、マングローブ植林体験をしました。実は以前、マングローブの木を描きたくて、日本で見られるところを探したことがあります。沖縄の離島まで行けばカヌーで見られるということでしたが、アクセスの悪さに諦めていました。今回本物の木を見られるということで、ワクワク♪マングローブ林入口までは、茅葺き家が並び、フィリピンの貧富の差を肌で感じます。絵の題材にいいな~と、シャッターを切りたい衝動にかられながらも、ちょっと怖い。。。という思いが交錯し、あまりマジマジと観察したり写真を撮ったりできませんでした。。。足場の悪い道中、次男がなかなか進めずにいると。。。一見怖そうなお兄さんが抱っこして歩いてくれました。感謝キラキラ(><;)人を見た目で決めてはいけませんね。

 

マングローブの木にも、色々な種類があります。本物を見て、感じることは大事!子供たちはドロドロになりながらも、現地の人が掘ってくれた穴に、小さな木を植えていきました。大きな木になるまで、何十年もかかると思いますが、小さな一歩。大きな木に成長しますように虹

今回のツアー参加の目的は、「子供たちに日本ではできない体験をさせたいビックリマーク」 が一番にありましたが。。私的には、「描く題材を探したい!」との思いがありました。バコロドからボラカイ島へのバス移動の道中、味のある風景に出会いましたが、バスの中からなので、なかなか上手く写真が撮れないのです汗

   
今回のメンバーの中に、シニアの女性の方が2名いらっしゃいましたが、お一人が、この場所いい!と思う所をバシャバシャ熱心に写真を撮っている!後でお伺いしてみると、退職されたあとカメラを始めたそうで、県の展覧会にも出品されている程の腕前だそう。やっぱりアート目線のシャッターの切り方だと思ったビックリマーク1000枚撮って、使える写真は1枚くらいなのだそう。。。目写真は絵のように、一部を取り除いたり、一部の色を変えたり(加工をしないことがモットー)できないので、その瞬間、瞬間が大事なのですね。目的を持って旅をするって素晴らしい。何歳になっても夢を持っているって素敵音譜そして、行動力があるって凄い!!

フェリー、バス、ボートと乗り継いで、やっと午後、ボラカイ島に到着。海の透明度、凄いアップこの海の色は何色と表現したらいいのかな。青でもなく、緑でもなく、水色でもない。ボラカイ島。想像以上の美しい海に囲まれていました。

 一泊目のリゾートホテル。ビーチは綺麗で人もまばら。久しぶりにゆっくりお風呂に入れました。後の二泊は、真ん中に庭のある、コテージタイプになっているホテルに宿泊。シンプルな作りだけどフィリピンらしく、子供たちは庭で遊びまわることができてよかったです。朝、メインのビーチ沿いの通りを少し散策。夜は人だかりができてまっすぐ歩けないほどですが、朝は気持ちがいい♪露店が並び、近代的に観光地化されすぎていないところがいいです。

 晩御飯の時、六年生の男の子がぽろっと言った言葉が印象的でした。「昨日のリゾートホテル、六泊だと嫌だ~~!」豪華料理に、清潔で広々とした部屋。でもホテルだけに居ると、ここはどこなのかわからなくなりそう感じ。世界展開のリゾートとは、そういうものなのでしょう。確かに、私と自分の子供だけでリゾートホテルに連泊しても、孤独感でつらいかも汗ワイワイガヤガヤ。フィリピンの熱気と陽気さ、一緒に同行していた子供たちのパワーと皆の笑顔。一時体調が思わしくない時がありましたが(数時間で回復しましたが汗)皆の元気パワーに助けてもらった感じ。。。自然体でいることの大切さを感じた旅でもありました。

 フィリピン最終日は、トライセクルに乗って、プカシェルビーチへ。ここも美しいビーチでした音譜以前は砂の中にプカシェルがたくさん混じっていたそうですが、アクセサリーを作るために拾い集められ、今は激減しているとのこと。小さくて丸く、真ん中に穴の空いている貝殻。見つけたときは、やった~!とテンションが上がりますアップ皆で必死になって探しました。

子供たちにも協力してもらって、やっと数個。この貝殻を使って、ペンダントトップを作りたいと思います音譜自分のお土産は買う時間がなかったけれど、素敵な貝殻を見つけられてよかったです。そのあとは、ボートに乗ってアイランドホッピング体験。爽やかな風を感じました。夕日を見ながら海にお別れ。

次男が小学校でもらったお友達からのお手紙。二年生なのに、英語で気持ちを伝えられるってすごいキラキラ次男、大事にするそうです。私はホストマザーから。貝殻で作ってくれたネックレスをいただきました。宝物がまた一つ増えましたラブラブ

 ホストマザーと話していて、ちょっとショックなことを聞かれたことを思い出しました。日本で、自ら命を絶つ子供がいるって本当なの?と聞かれたこと。大人の責任なのですよね。何となく、日本の社会の閉塞感が大きな原因のような気がして、理由を自分なりに述べてはみましたが、伝わってないかもあせる

異国から日本を見てみると、日本では当たり前のことが馬鹿馬鹿しいことだったり、変なことだったり。。。こんなに働いているのに時間がない。がんじがらめの社会。日本の教育、美術一つを取ってみても、ルールが多すぎるんですよね。夏休みの宿題にしても、どうして与えらえたテーマ(どれも面白くない、大人にとって都合のいいポスターだのばかり)から選んで描かなければならないの。それも毎年同じものばかり(私が小学生のときから変わってないんじゃないの!)夏休みの美術の宿題が苦痛な子供たち、大半だと思います。「楽しい」これを感じさせることが大事なのに。。。閉塞感とガチガチのルール。ここからは新たな発想や独創性、楽しみはなかなか生まれてこないでしょうね。「本当の自由を知り、自由に生きる」子供たちにはそう生きてほしいな。

 

2015年夏休み Sさんファミリー(小1&小5)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。