Hangout Language School フィリピン留学&ホームステイBlog

常夏の国フィリピンでのホームステイ&語学留学の体験記。マングローブ植樹、現地の学校体験、海外ボランティア活動を紹介。

シニアのフィリピン・プチ留学体験記

2013-06-11 21:00:50 | フィリピン語学留学

 留学先はフィリピンのネグロス島バコロド市にあるOK English Academyでした。マニラから国内線に乗り換えて約1時間でバコロド市に到着です。バコロド市は比較的大きい地方都市で大型スーパーマーケットなどもあり、生活する上で不便を感じるようなことはありませんでした。OKEAの敷地内には教室、寮、食堂、オフィス、カフェテリアがあります。

 好奇心旺盛ですが大の臆病者で、しかもシニア世代の私(68歳、女子)が実行を決めたフィリピン・プチ留学体験です。フィリピンに着くまで実は不安だらけでした。しかし到着すると最初の心配はどこへやら、すぐに慣れて楽しい充実した毎日を送ることができました。合計2回のプチ留学を決行しました。1回目は一人で1ヶ月間、2回目は友人のエイミーさん(OKEAでは英語名を使います)と2人でやはり1ヶ月間です。

 OKEAでは生徒は1日最低6コマ(1コマ=50分)の授業を受けます。1(先生)対1(生徒)が4コマ、1(先生)対4(生徒)が2コマです。内容は、例えば"Writing"、"pronunciation"、"Pattern Practice"などです。教科書はオフィスで購入できます。授業中、先生方は生徒の希望やレベルに合わせて柔軟に授業を進めてくれます。そのおかげで私の場合、最初に抱いていた自分の英語への不安や心配はすぐに解消し、普段の自分のレベルで伸び伸びと授業を受けることができました。エイミーさんと私は平日の空いた時間(予定がなければ週末でさえも)ほとんど1日中自習室にこもって宿題や予習・復習に精を出しました(他にすることもありませんし)。

 さぞや英語の力が↑って皆さん、思うでしょうね。しかし、長時間の努力が華々しい成果に結びつくことが少ないのがシニア世代のちょっと悲しいところなんです。私だけの問題かもしれませんが。日頃の私のモットー、「自分で決断し、決めたことは実行する」。今回のプチ留学ではこのことがほぼ実行できたと思うので英語の進歩はボチボチであっても自分なりに達成感や充実感を十分に味わうことができました。

 先生方は親切でいつも笑顔で接してくれました。私が出会ったフィリピンの人々は明るく陽気で親切な人が多かったと思います。海外旅行好きの私は、度々1~2週間程度の短いツアーに参加してきましたが今回1カ月を超える滞在だからこそ見えたもの、感じたことがあります。フィリピンの人々の生活、家族(一族)の非常に強い絆や人情などをより深く肌で感じ取ることができました。授業以外の場での先生方との交流も楽しくて先生方を深く知る機会になりました。また、OKEAには日本人や韓国人の若者たちが大勢留学していて、彼らからもたくさんの良い刺激をもらいました。

 さて肝心の私の英語ですが、プチ留学前に比べてListeningの反応が少し早くなったかなっていう気がします。自分でそういう気がするというだけで客観的な評価ではありません。楽しく気長にこれからも続けたいと思います。

 フィリピンの空気はカラリとしていて果物は美味しくて先生方はフレンドリーで授業は1日8時間(エイミーさんと私は1日8コマも欲張って取ったのです)と、大変忙しくて(充実していて)良い友人ができて、私にとっては良いことずくめのプチ留学でした。

 日本の日常生活から離れてフィリピンというまるで違った環境に身を置き一定期間生活をしたことで心身のリフレッシュができましたし、視野を広げることもできました。意義あるシニアのフィリピン・プチ留学でした。