今日も飛行機の話。
日本からヨーロッパへ行く場合、どの航空会社を利用するか悩むところ。
お値段と機内での快適さとの妥協点をどこにするかといった方が分かりやすいか?
ベルリンへ行く場合、日本からの直行便がない。
できるだけお安く、しかも乗り継ぎの便利さや機内サービスの充実性を天秤にかけて考えるのが常。
12時間半という長いフライト時間はかなりの苦痛を伴う。
あくまでも長いフライト時間が耐えられないというのなら、「ヨーロッパへの最速」を謳う
「フィンランドエアー」がおすすめ。9時間でヘルシンキへ着くというのは魅力です。
到着まであと3時間というのが一番しんどいからね。
しかも、ヘルシンキの空港は広くないので、乗り継ぎで空港内を歩き回る必要がない。
さらに、航空運賃も安いからお得感もある。
難点は機内食がおいしくない。いつもほぼ満席。
免税店が少ないので、「日本へのお土産を空港で」と考えていると、チョコレートかお菓子、
フィンランドのキシリトールガム、どこにでもあるブランドのタバコやお酒の中から選ぶことになる。
品数の少なさと、値段も安くない点がちょっとね。
「ムーミン・グッズ」や「トナカイの干し肉」、「サーモンの燻製」、「熊の肉?」を買いたいのならいいけど・・・。
フライト時間の12時間なんて平気と言うなら、あとはどの航空会社でもさほど変わりはない。
機内食がおいしいのは、エールフランスかな?
日航のキャビンアテンダントも同乗しているから言葉の心配もないし、日本人が期待するサービスは受けられる。
ただし、シャルル・ドゴール空港での乗り継ぎは端から端まで歩くことになる。
機内のシートが少し狭いように感じる。
隣に座ったイタリア人のオジサンがトイレで席を立つ際に、私の上を飛び越えて通路に出たのには驚いたな。
ブリティッシュエアーはロンドン、ヒースロー空港で乗り継ぎ。
ロンドンまではさらに1時間ほどフライト時間が延びる。しんどい。
機内食のお味も覚えてないということはおいしくなかったのだろう。
大体イギリス料理には全く期待していないけれども・・・・。
ドイツへ行くならやっぱりルフトハンザがいいかな?
シートも少し広い。乗り継ぎ時間の待ちが短い。
でも、サービスの質は近年確実に落ちてきている。航空運賃は高い。
意外とよかったのは、KLMオランダ航空。
シートが広い、機内食もまあまあこれならいいんじゃないって感じ。
3時間ほどの乗り継ぎ時間を潰すのに、面白かったのは「エアロバイク」(スポーツジムにあるようなもの)やお昼寝をするスペースがあること。
手荷物検査では「レントゲン撮影」みたいに全身を透視する機械を通らないといけないので恥ずかしいなあ。
ドイツ人がよく利用するのは、トルコ航空やエミレーツかな?
いずれも飛行時間は長くなるし、乗り継ぎの待ち時間も長い。
もちろん、「豚肉料理は」でてきません。でも、お値段がずーっと安い。
どの航空会社でも出てきたけれど、機内食に「緑や赤のお蕎麦」をつけるのはやめてほしい。
蕎麦が全部束になって固まってるし、隣に座った外国人からプレゼントされたけど、日本人でもこのお蕎麦二人前はご遠慮申し上げたいよ。
ダブルブッキングで座席がなく、どうしようかと困っていたらビジネスクラスに替えてもらった時はうれしかったな。
座席はフラットになるし、いきなり「ウエルカム・シャンパン」がガラスのコップで出てくるし、機内食もおいしい。お酒はいいものが飲み放題。あっという間に眠ってしまった。
この差はなんだ!料金だ!格差社会反対!
ベルリンのテーゲル空港も今年の6月で終わり、新しい空港に移転されるけれど、日本からの直行便は実現しそうにないな。