うれし恥ずかしベルリン生活!

心のふれあいを求めて・・ちょい住みのすすめ
日本人から見たドイツ生活とヨーロッパの魅力!

グリューネ・ボッヘ(Gruene Woche)

2012-01-24 | 海外生活

グリューネ・ボッヘ(Grüne Woche)というと、「緑の週間」?と思うかもしれませんが、

いいえ、今、ベルリンで開催中の「食の見本市」です。

Am Funkturm 見本市会場で、一月のこのころに例年行われています。

もうベルリンの風物詩と言ってもいいのではないでしょうか?

これが意外に面白く、一般の人の来場も多く、賑わっています。

入場料が大人12ユーロかかりますが、会場も広く、一日十分楽しめます。

(私は学割で入場できました。)

世界中のおいしいものが集まり、試食して回るもよし、もちろん購入もできます。

各ブースでは、無料でいろいろ頂けたりもするから、うれしい。

スモーク・サーモンやワイン、チーズ、魚、生ハムなど、つまんで歩けば、お腹もいっぱいになる。

「イベリコ豚の生ハムや!」「この魚はなんや?毒があるのとちゃうかいな!」とか言いながら・・。

これが、食品だけにとどまらず、植物(野菜、果物、お花、木)や畜産、健康グッズに至るまで

展示、販売されている。

牛の品評会もあって、それはそれは大きくて、色艶のいい立派な牛がたくさんいます。

どの牛が一等賞をとったかをあてるのもおもしろい。

とにかく、寒い一日を楽しく過ごすのには、お薦めです。

 

 


航空会社

2012-01-17 | 海外生活

今日も飛行機の話。

日本からヨーロッパへ行く場合、どの航空会社を利用するか悩むところ。

お値段と機内での快適さとの妥協点をどこにするかといった方が分かりやすいか?

ベルリンへ行く場合、日本からの直行便がない。

できるだけお安く、しかも乗り継ぎの便利さや機内サービスの充実性を天秤にかけて考えるのが常。

12時間半という長いフライト時間はかなりの苦痛を伴う。

あくまでも長いフライト時間が耐えられないというのなら、「ヨーロッパへの最速」を謳う

「フィンランドエアー」がおすすめ。9時間でヘルシンキへ着くというのは魅力です。

到着まであと3時間というのが一番しんどいからね。

しかも、ヘルシンキの空港は広くないので、乗り継ぎで空港内を歩き回る必要がない。

さらに、航空運賃も安いからお得感もある。

難点は機内食がおいしくない。いつもほぼ満席。

免税店が少ないので、「日本へのお土産を空港で」と考えていると、チョコレートかお菓子、

フィンランドのキシリトールガム、どこにでもあるブランドのタバコやお酒の中から選ぶことになる。

品数の少なさと、値段も安くない点がちょっとね。

「ムーミン・グッズ」や「トナカイの干し肉」、「サーモンの燻製」、「熊の肉?」を買いたいのならいいけど・・・。

フライト時間の12時間なんて平気と言うなら、あとはどの航空会社でもさほど変わりはない。

機内食がおいしいのは、エールフランスかな?

日航のキャビンアテンダントも同乗しているから言葉の心配もないし、日本人が期待するサービスは受けられる。

ただし、シャルル・ドゴール空港での乗り継ぎは端から端まで歩くことになる。

機内のシートが少し狭いように感じる。

隣に座ったイタリア人のオジサンがトイレで席を立つ際に、私の上を飛び越えて通路に出たのには驚いたな。

ブリティッシュエアーはロンドン、ヒースロー空港で乗り継ぎ。

ロンドンまではさらに1時間ほどフライト時間が延びる。しんどい。

機内食のお味も覚えてないということはおいしくなかったのだろう。

大体イギリス料理には全く期待していないけれども・・・・。

ドイツへ行くならやっぱりルフトハンザがいいかな?

シートも少し広い。乗り継ぎ時間の待ちが短い。

でも、サービスの質は近年確実に落ちてきている。航空運賃は高い。

意外とよかったのは、KLMオランダ航空。

シートが広い、機内食もまあまあこれならいいんじゃないって感じ。

3時間ほどの乗り継ぎ時間を潰すのに、面白かったのは「エアロバイク」(スポーツジムにあるようなもの)やお昼寝をするスペースがあること。

手荷物検査では「レントゲン撮影」みたいに全身を透視する機械を通らないといけないので恥ずかしいなあ。

ドイツ人がよく利用するのは、トルコ航空やエミレーツかな?

いずれも飛行時間は長くなるし、乗り継ぎの待ち時間も長い。

もちろん、「豚肉料理は」でてきません。でも、お値段がずーっと安い。

どの航空会社でも出てきたけれど、機内食に「緑や赤のお蕎麦」をつけるのはやめてほしい。

蕎麦が全部束になって固まってるし、隣に座った外国人からプレゼントされたけど、日本人でもこのお蕎麦二人前はご遠慮申し上げたいよ。

ダブルブッキングで座席がなく、どうしようかと困っていたらビジネスクラスに替えてもらった時はうれしかったな。

座席はフラットになるし、いきなり「ウエルカム・シャンパン」がガラスのコップで出てくるし、機内食もおいしい。お酒はいいものが飲み放題。あっという間に眠ってしまった。

この差はなんだ!料金だ!格差社会反対!

 

ベルリンのテーゲル空港も今年の6月で終わり、新しい空港に移転されるけれど、日本からの直行便は実現しそうにないな。

 

 

 


格安航空機

2012-01-13 | 海外生活

最近日本でも、やっと格安航空会社の運航が話題となってきた。

関西空港では「ピーチ」というなんともかわいい名前の航空会社の就航が決まり、国内線とアジア便で今後の集客を期待できそうだ。

 

ベルリンからは各国へのアクセスもいいので、国際線でも国内便のような気軽さで利用できる。

格安航空会社の宣伝文句も「タクシー料金でロンドンまで・・29ユーロ!」とか、驚くほどのお値段を売りにしている。

さらに、一社のみならず、行き先もヨーロッパはもちろんのこと、トルコやチュニジアなどへも安く行ける。

特に「エアーベルリン」のカウンターはいつも長蛇の列。

我々も、「こんな値段で行けるなら・・。」と利用してみた。

しかし、料金の安さには、それなりのからくりがある。

つまり、コストダウンしている分をどこかで補っているというわけだ。

機内食は有料。もちろんも飲み物代金も支払わないといけない。

まあ、これは飛行時間の短さを考えてもさして影響はない。

機内で飲み食いしなければいいわけだから・・・。

座席が狭く、いつも満員。

図体のでかい、足の長いドイツ人が、よくこんな狭いところに押し込まれてじっとしてるなあと感心する始末。

これも、飛行時間が短いので我慢が出来る。

めんどうだなと思うのが、搭乗ゲートまでが遠かったり、着いたら着いたで、飛行機からタラップで降り、到着ゲートまでバス移動しないといけないことかな?

あるいは、格安航空会社と契約している飛行場自体が街の中心から遠く、はるかかなたにある。

こんなところに搭乗口があったの?ここって飛行場の裏口やんか!と思われるようなところでチェックインすることもある。

ナショナルフラッグの航空会社(例えばドイツならルフトハンザ、フランスならエールフランス)の飛行機は一番近くのゲートから発着するから、乗り継ぎにはすごく便利だし、空港内をぐるぐる歩き回る必要もない。

まあ手荷物だけなら、これもさほど苦にはならないから、許したろか!

問題は、時間通りに発着しないこと。

飛行機の遅れが天候に左右されるのは、百も承知、覚悟もしているが、これがまあ信じられないほど遅れる。

時間厳守は当たり前ということに慣れた日本人にとっては、なかなか受け入れがたい事実。

ロンドンからベルリンへの帰路、少し搭乗時間に遅れてしまい、チェックインカウンターで、「もうこの便の搭乗は終わりましたので、このチケットは無効です。」といわれ、再度搭乗券を買い直した。

「次の便に乗ろう。今度は遅れたらあかん。」とゲートまでいったら、当初乗る予定だった飛行機がまだ飛び立ってない。

「そこに停まっているやんか!」それに他のお客さんもまだロビーにいる。

聞いてみると「40分遅れです」とのこと。

「乗れるやんか!」

ということで、券は買い直したのに、乗った便は当初予定していたのものと同じ飛行機。

「なんでやねん!ええかげんにしいや!」と大阪人は突っ込みたくなる。

安いんだから、多くを期待してはいけないね。

むしろ、羽ばたきながらも無事安全に現地に着いたことをまず喜ばなくちゃいけない。

日本でのサービスを100としたら、こっちではそのうちの20ぐらい満たしていれば良しとするしかない。

でないと、毎日腹立つことばっかりでっせ。海外生活は・・・・・・。

 


ベルリン、寒さ対策

2012-01-06 | 海外生活

今年の正月はあんまり寒くないベルリンの様子。

雪まみれの大晦日でもないし・・・・。

しかし、油断するなかれ!

これからどんどん寒くなる。例年通りなら、1月の終わりはマイナス20度になるし、一日中マイナス!

いわゆる「真冬日」というやつ。

それでも、買い物に行くし、仕事もある。

車を利用するにしても、まず車を動かすまでに凍りついたガラス窓をプラスチックのへらで、30分ほどの間ガリガリとこすりつづけないといけないし、

その作業中は地獄の寒さ!家の前の道を雪かきしないといけないところもある。

戸外での作業は辛い!

まず、ヤッケは絶対に必要。タートルネックのセーター。

ズボンの下にはタイツ。分厚い靴下。

一番大事なのは、「靴」!

足首を完全に覆う「ブーツ」それも靴底はギザギザの滑り止めの付いたものを・・。

ベルギーに住んでいる日本人いわく、「日本から持ってきた防寒用のブーツは靴底のゴムがとれた」と。

防寒用の靴はドイツで買うべし!

結局、一番温かい恰好は、ロングブーツに長いスカート。

もちろんタイツの二枚重ね。厚手のソックスも。もしくは、全く風を通さない、皮のパンツ。(合皮でも可)

あと、日本からは携帯用の使い捨てカイロをたくさん持参するべし!やっぱり便利です。

しっかり、腰を覆うこと! コートも当然ロングです。膝が隠れるくらいの長さのダウンコートが一番いい。

そうそう、耳を覆う帽子も必須アイテム。なぜ、冬に毛糸の帽子が必要かわかるよ。

手袋、マフラーは言うまでもないね。

Gパンいっちょうのドイツ人の薄着には驚くけど、何回も言うように、あの人たちは体温が高いから・・・。

真似しないように!

部屋の中は、日本の方が寒いなあ。

ドイツの家は暖かいから、快適です。