もうすぐ、10月。10月と言えば、「オクトーバーフェスト」、ビール祭りです。
9月の最終週から10月にかけての二週間、ミュンヘンで行われる「オクトーバーフェスト」はあまりにも有名。地元っ子はもちろんのこと、ドイツ国内をはじめ海外からもたくさんの観光客がやってくる。百万人の客で賑わうらしい。すごいね。
ああ、巨大テントの下で、1リットル入りビールを味わってみたいもんだ。まだ、行ったことがないなぁ。
しかし、この時期のミュンヘンだけではなく、夏はドイツ各地で「ビール祭り」が行われる。
なんたってドイツはビール大国だからね。
というわけで、今日は「ベルリンビール祭り」(16.Internationales Berliner Bierfest)について。
今年は、8月3日から5日までの3日間、「カールマルクス アレー」で行われた。
今年のテーマは「Ostsee-Region」ということでバルト海のビール、おもに北ドイツのビール醸造所を中心にビールが集められた。その数、2000種類・300箇所の醸造所!
正確には海外の有名なビールやバイエルン地方、ザクセン地方、ケルンのケルシュなどのテントもあったので、全部が全部北ドイツのビールというわけでもなかったけどね。
日本代表は、「Asahi Super Dry」です。
やっぱり、「Asahiの生」はうまい!負けてないでぇ。
「ビール純粋法」(ビールは大麦・ホップ・水以外のものを使用して醸造してはいけないという法律)に則って作られているから、おいしいのかな?
カールマルクス アレーの大きな道路沿いに、ビールのテントがびっしり!圧巻です。
全部の種類を飲んでやろうと最初は意気込むのですが、無理です。
黒ビールあり、ヘレスあり、ヴァイツェン、ハーフヴァイツェン、ラオホ、ケルシュ、アルト・・・・・。
あまりにも数が多すぎます。3日間通いつめても飲み尽くすのは無理です。
それに一杯が0.33リットルや0.5リットル。なかにはそれより微妙に多いもの少ない量のものもありましたが、一人で飲む量はせいぜい4杯か5杯が限度ではないでしょうか?
Mass(1リットル)もあったと思う。こんなん飲んだら1種類しか味わうことができないよ。
大男のドイツ人が、フラフラになりながら、飲んだビールのコースターを山のように集めたり、瓶ビールの蓋をファイルに収集しながらテントを回っていて、おもしろかった。
ここでも、基本、グラスはデポジットで、飲み終わったビールのグラスを返却すると、2ユーロ戻ってくる。グラスが欲しい人は返さずに持って帰ったらいいし、空いたグラスに次のビールをお代わりしてもいいし、お好きなように・・・・。結構、立派なビアジョッキですよ。
返したビアジョッキは使いまわしなんですが、問題はきれいに洗ってないこと。
洗剤を薄めた水にジャボンと漬けて、逆さまにして自然乾燥。完全に乾いてないうちに次のビールを入れているから、たぶん洗剤もビールの残りも一緒に頂くことになってしまう。
まあ、アルコール消毒できてるから大丈夫や。気にしたら負け。
さて、一番賑わっていたのは、金髪の若い美人お姉さんが売り子さんのテント。
看護婦さんの衣装でビールをサービス。白い超ミニが似合う。
どこの産地のビールか忘れたけど、「看護婦さんビールやー!」とか言って鼻の下を伸ばしとった人を知っています。
最近はコスプレが人気やからなあ。どこの国の男も一緒ですなあ。
来年の「第17回ベルリンビール祭り」は8月2日から4日までです。
興味のある方は、一度のぞいてみてくださいね。
今度も「ニセ看護婦さん」がいるかどうかはわかりませんので、あしからず・・。