うれし恥ずかしベルリン生活!

心のふれあいを求めて・・ちょい住みのすすめ
日本人から見たドイツ生活とヨーロッパの魅力!

ヘンデル国際音楽祭 in ゲッティンゲン

2012-05-26 | 海外生活

ゲッティンゲンでは、毎年「ヘンデル国際音楽祭」が開催されています。

今年は5月17日から28日まで、毎日昼、夜とたくさんのコンサートが行われます。

ヘンデルといえば、ドイツの人として日本では紹介されているけれども、後、イギリスに帰化したので、ヨーロッパではイギリスの人というイメージを持つ人が多い。

だから、イギリスからの観光客が多いな?あちこちで「英語」が聞こえてくる。

このフェスティバルは恒例になっていて、のべ2万人以上の人が音楽を楽しんでいるそうです。

 

音楽祭の内容は、だいたい、オペラ1曲とたくさんのオラトリオ、室内楽、がお決まりのパターン。

今年のオペラは「Amadigi 」。全部通して聞いたら、5時間もかかる。

最初から最後まで聞くにはかなりの忍耐力が必要。でも、そんな人はあまりいないから、入れ代わり立ち代わりになるので、お値段は「タダ」。

オペラが「タダ」なんて信じられません。

今回は、2台のチェンバロコンサートと、教会でのオラトリオ、ソプラノ歌手、シモーネ・ケルメスの歌を楽しみました。

 

 

とくに、このシモーネ・ケルメスは大人気のソプラノ歌手で、人柄も親しみやすい感じがします。

 

 

クラッシックの歌手といえば、エレガントに歌う様子を想像しますが、この人の歌い方は「ノリノリ」なので、おもしろい。これがクラッシックと思うほど、体を揺らして、全身で歌う。もちろん歌声も透き通るようなソプラノで実力も確かなもの。ここに、人気の秘密があるのかな?

昨晩の彼女の出し物は、日本でも有名な「オンブラ・マイ・フ」を中心に15曲ぐらい。もちろん、室内管弦楽の曲を挟んでのことですが・・・。

アンコールにも3曲こたえ、サービス満点。観客も大喜びでした。

こんな素晴らしい音楽が、たったの200円で楽しめるなんて・・・・・。クラッシックファンにはたまらないよね。

今回のゲッティンゲン滞在を通していえることは、「ベルリンの人よりゲッティンゲンの人の方が親切だ。」といううことと、「ベルリンよりも治安がいい。」ということ。

ベルリンももうちょっと安心して歩ける街になるといいなどなあ・・・・。

 

 

 


大学の街、ゲッティンゲンで

2012-05-24 | 海外生活

今、ゲッティンゲンに来ています。

ゲッティンゲンは大学の街、グリム童話の作者、ヤーコブとヴィルヘルム・グリム兄弟が教鞭をとったことは、日本でも有名。

30人以上ものノーベル賞受賞者を生んだ名門の大学です。

キャンパスは一か所に留まらず、学部によって、あちこちに点在している。

図書館の蔵書数も多くって、みんな熱心に、静かに調べ物をしている。

 

旧市街地のマルクト広場にはがちょう姫リーゼルのブロンズ像があり、街のシンボルになっている。

 

    

キスではなくこの人は「旗」を立てようとしている。

そうそう、もうすぐ学年末。

博士号をいただいたのかなあ?

大学生がいっぱいいるので、当然通学は自転車。

町中、自転車だらけ・・・・。駅前もこんな感じで、日本の駅前風景に似てる。

 

2006年にニーダーザクセン州の「自転車に優しい街」コンテストで優勝しただけに、貸自転車屋さん、要らなくなった自転車を買ってくれるお店、また壊れた自転車を修理してくれるお店があちらこちらにある。

自転車を借りて乗ってみたけれど、どうもあの「ペダルブレーキ」が怖い。急に止まる。

緩やかな坂道をくだるとき、ランラララ~ンとペダルを逆回転させようものなら、急に止まって、ど頭から地面に突っ込むことになる。

というわけで、3回転倒!あかん、危なすぎる。

慣れたら何でもないんでしょうけど・・・・・・。無理!

 

 


ドルトムントが熱い!

2012-05-13 | 海外生活

ドイツといえば、サッカー!

サッカーといえば、ドイツ!

今一番熱いのがポカール杯の決勝戦!もちろん舞台はベルリン!

今年はバイエルンミュンヘン VS  ドルトムント。

そうです。日本を代表するサッカー選手、香川君がいる「ドルトムント」が強いのだ。

これが、「香川選手」です。紹介するまでもないか?!

決勝戦に向けて練習していたのです。

その会場の横で、「国際日本人学校」の運動会が行われていて、なんと「香川選手」がフェンス越しでしたが、日本の子供たちにエールを送ってくれたのです。

運動会は中断!香川選手に殺到!握手、サインのおねだり。

中には、偶然だけどドルトムントのユニフォームを着ていた少女がいて(全員おそろいの体操服なんてここにはないのだ)、その背中に香川選手がサインを・・・・・!

もちろん、ナンバー23「KAGAWA」って書いたシャツ、そこに本人のサイン。

とうとう少女は感激のあまり泣き出してしまって、運動会どころじゃない!

でも、一番興奮していたのは、保護者と先生たちだったね。

だって、小さい子供はサッカー好きであっても、香川選手をまだ知らないもん。

しかし、感じのいい好青年だったなあ!いい選手だよ。彼は・・・・・。

 

ところで、このドルトムントを応援するために、ベルリン中央駅はとんでもないことに・・・・・。

列車が着くたびに、赤いユニフォームの「バイエルンミュンヘン」のサポーターと

黒と黄色の「ドルトムント」のファンが、続々と集まってくる。(我が「阪神タイガース」ファンかと思ったでえー)

彼らがすれ違う時はヒヤヒヤする。だって、両者ともビールを飲んですでに超興奮状態!

奇声を発して、歌を歌い。肩を組み合い、旗を振って叫ぶ。

危ない!完全に危ない!

背中には「チケット探してます」という段ボール紙を貼り付けて・・・・・。

おい!まだ、チケット持ってないのんかい。


新しい家

2012-05-13 | 海外生活

新しい家です。

ベルリンの南のほうの住宅街。

とにかく静か!朝は鳥のさえずりで目が覚める。啄木鳥やリスも来るというから、楽しみ。

やっと来たか!春よ!という感じで一斉に「花」が咲きだす。

 

桜はもう葉っぱが多くなってしまったけれど、今は「ライラック」がとてもきれい。

 

「すみれの花♪~咲く~ころ~♪」という歌があるけど、「すみれ」ってあれはライラックの花のこと。

リラの花ともいうね。紫やピンク、白、赤っぽいピンクといろいろ咲いている。

どれも大きな木で、迫力あり!

そのほかにも「小手毬」?白はもちろんこれはピンク。

とにかく、一斉に咲きだすから美しい!

新しい家は、詳しくご紹介できないのが残念ですが、とてもきれいで快適な住み心地です。

ただ。ひとつ使いにくいのが、このオーブン!というか、電熱器!

お料理が出来上がっても、鍋をそのままにしていると、余熱で煮え切ってしまう。

今、一番おいしい白アスパラガスも、とくにソースを作るときは気を付けないといけない。

放っておくと、鍋にこびりついてしまうから・・・・。慣れれば何でもないことですが・・・。