うれし恥ずかしベルリン生活!

心のふれあいを求めて・・ちょい住みのすすめ
日本人から見たドイツ生活とヨーロッパの魅力!

バウムクーヘン発祥の地?

2011-05-29 | 海外生活

ドイツのお菓子って言えば、なんたって「Baumkuchen(バウムクーヘン)」が有名ですよね。

日本でも、ユーハイムはもう随分昔からデパートのお菓子売り場にあって、バウムクーヘンを置いています。

最近では、大阪の梅田に出来た「大阪三越伊勢丹」にドイツ、ハノーファーのお店「Holländische Kakao-Stube」が本場のバウムクーヘンを売り出して人気となっています。

しかし、ベルリンでバウムクーヘンっていえば、「Konditorei Rabien(ラビーン)」でしょう

ポツダム宮廷の菓子職人だった創業当初からのレシピで作ったバウムクーヘンは、あまり甘くなく、日本人のお口に合います。

チョコレートのかかったものと、一般的な何にもないノーマルのものとがありますが、やっぱり、私はノーマルなものをお薦めします。

東京にもラビーンのおじさんが不定期にやって来て、バウムクーヘンを売っているらしい。

ホームページ(日本語あり)でラビーンのバウムクーヘンを注文すれば日本への発送もしてくれるよ。とにかく、おいしい!

ミュンヘンのバウムクーヘンも有名ですね。なんていうお店か忘れてしまったけれど・・・。もし、誰か知ってたら教えてくださいね。

私がバウムクーヘンをみんなで食べるため、ナイフで縦に切り分けようとすると、ドイツ人から必ず「あー!だめ、だめ」ってストップがかかります。

そう、バウムクーヘンは縦に切ってはいけないのです。あくまで横切り!あの年輪模様がちゃんと途切れることのないようにしないといけないのです。

そして、グルグル渦巻く年輪の数を数えたことがありますか?13本ですよ!

バウムクーヘンの年齢は13才なんです。今度、食べるとき一層ずつはがして数えてみてくださいね。

さて、「バウムクーヘン発祥の地」はどこかご存じですか?

諸説があるようですが、なんと、Brandenburgブランデンブルグ州のCottbus(コトブス)なんですよ

中央の薬局の前にある石像が持っているものは、「バウムクーヘン」なんです。

ここは市庁舎の建つメインストリートです。

左には「バルタン星人」が・・・・。このザリガニもコトブスの名物だったかなあ?忘れた。とにかく、拡大すると・・・。ほれっ!

バウムクーヘンを持っているでしょ。

そして、「ママー!お菓子ちょうだい」っておねだりしている子どもの姿。

バウムクーヘン発祥の地なんです。

もし、コトブスまで行くことがあったら見てよね。

ベルリンから車で2時間弱くらいかかります。旧東ドイツの寂しい感じがありますが、私はこの町が結構好きです。

ポーランドに近いせいか街の標識には二つの言語で表記してあります

。ほれっ!おもしろいでしょ。ソルプ語?わからない?

Spreewald(シュプレーバルト)の小舟巡りもこの近くの街、Lübbenauからでているので、夏のベルリンを訪れる機会があれば、足を伸ばしてみてはいかが?

 


ベルリンでコンサート・バレエ鑑賞三昧!

2011-05-28 | ベルリン

今日はたくさんあるベルリンの魅力として、「最高の芸術に触れることができる」というテーマで書きます。

ベルリンを訪れる多くの日本人旅行者の目的は、「クラッシック音楽を聴くこと」にあると思います。

ベルリンでは1年中通して、毎日どこかで「クラッシック音楽」のコンサートが行われています。

特に、ベルリンフィルのコンサートのシーズンは9月の終わりごろから翌年の6月までで、7月、8月は演奏旅行に出かけたり、休暇になってしまいます。

でも、ユース(青少年の)コンサートやドイツ以外のオケがベルリンにやって来て演奏活動を行っているので、音楽を楽しむことが出来ます。

やはり、サイモン・ラトルさん率いる有名な「ベルリンフィル」の演奏はすばらしくって、毎月3日連続で同じ楽曲を楽しむことが出来ます。

特に、ゲネプロを聞くのがおもしろいです

。いわゆる「音合わせ」というか「リハーサル」です。

もちろんこれは誰でも聴けるわけではないので、秘密のルートで聞きに行きます。どの部分をどういう音に直していくかは、指揮者の個性が出ていて、おもしろいですよ。

練習を聴いてから、3日間通い詰めると、同じ演目でも、それぞれ微妙に演奏の出来が違うことに気づきます。

音楽の専門家でない私でも音の違いがわかるので、音楽の勉強でベルリンに留学している人なら、こんな良い勉強はありませんよ。

ラトルさんが振らない時でも、世界の著名な指揮者がベルリンフィルを振るので、音楽ファンにはたまらないですね。先日も、日本の「佐渡裕さん」が念願のベルリンフィルを振り、新聞はじめ多くのメディアで大絶賛されたことは、記憶に新しく、日本人として誇りに思いました。

指揮者ではClaudio Abbado,Mariss Jansons,小澤征爾、、日本のN響を振ったアシュケナージ、ナガノケント、また演奏家ではゴトウミドリやフジコヘミング・内田光子もベルリンに来たので、全部聞きに行きました。

日本でこれらの面々のコンサートに出かけていたら、お値段が高すぎてお小遣いがなくなり、断念せざるを得ないということになりますが、ベルリンだとホントに安く、気軽にそれでいて最高の音楽が楽しめるのです。

オペラなんて日本だと何万円も支払わないと行けないけれど、ベルリンだと1万円を出して観るなんて、よほどのことがない限りないですよ。

だから、毎日のように音楽三昧なんてことが出来るのです。

当然、ベルリンの人たちはこれらの音楽に対して厳しい耳を持っています

演奏の出来が良くないと、あからさまに扱き下ろされます。、有名な人でもコンサート会場はガラガラ、スキスキになってしまいます。

逆にすばらしかったら、「ブラボー!」の嵐!この差は非常にはっきりしています。

さて、まだドイツ語を正確に理解できなかった頃の私は、「オペラ」鑑賞は無理だったので「バレエ」を見に行くことから始めました。

これもまたすごい!なんたって、「マラーコフ」だよ。日本では「マラホフ」って言ってるみたいだけど。

1年通してお得な料金で観れる「TanzTicket」を買って、国立オペラ劇場、ドイツオーパに足繁く通いました。バレエだと美しい踊りと音楽両方を楽しむことが出来ますからね。

音楽にバレエにオペラにとなんとまあ贅沢なことを・・・・。最高の芸術を満喫いたしました


日本に帰国したときに思うこと

2011-05-25 | 海外生活

日本に帰国したとき、まず実感させられるのは、

「日本ってこんなに湿気が多かったかな?」ってこと。

機内が乾燥しているのはもちろんだし、ヨーロッパの気候がからっと乾いていたせいかな。そうそう、向こうでは慣れるまで髪の毛はパサパサ、ふわふわに広がり、ヘアースタイルが決まらない。お肌もカピカピ、かさかさになる。特に唇の乾燥がひどい。

関空からリムジンバスで大阪の街に近づくにつれ、ごちゃごちゃと小さい家やピチピチに隙間なく建っている高層マンション群が姿を現すと、だんだん息苦しくなってくる。特に大阪は緑が少ないなあ海が見えるのは良いけどね

バスを降りれば、人、人、人の波。都市部に人口が一局集中!重い荷物を引きずり、人に押されて歩く。そうでなくても時差ぼけで「今って朝なんだよね。」って、頭の中がぼんやりしているのに。しかも、安全な日本に着いて気持ちも油断だらけ・・・。「人混みに酔うってこれなのね。」

地下鉄に乗ると、やたら親切なアナウンス。やれ電車が到着するだの、線まで下がれだの、黄色の点字ブロックに荷物を置くなだの、降りる人が済んでから乗れだの、ドアが閉まるだの、次の駅は何で、何線に乗り換えろだの、店や学校、医院の広告までしてくれる。市バスに至っては、ひったくりに注意して、かばんは道路の反対側に持てと教えてくれる。日本もそう安全ではなくなったのね。

家に帰って、TVを付けると、女子アナの声がやたら甲高い。向こうの放送局の人はみんな声が低いよ。だから、日本の女子アナが子どものように感じる。「この人、成人なの?」それに、頻繁に流されるコマーシャル。向こうではコマーシャルの時間が10分ぐらい続くときもあるけど、良いところで番組がコマーシャルで遮られることはない。日本ではこれを「引っ張る。」って言うらしいけど、どうも番組の内容が薄められているように感じる。

街へ出ると、やっぱり人が多い。道行く人はドイツよりもファッショナブルなんだけど、言動が幼く感じるのは私だけだろうか?大人か子どもかよくわからない。しかも、どの人もよく似た服を着てるから、今はどんなものが流行しているのか、どんな髪型や靴が流行っているのかがすぐにわかる。

良いことも書かなくっちゃね

店員さんが親切だから、気持ちよく買い物できる。決して、商品を投げるように渡したり、テーブルの上にドンッとお皿を置いたりはしないから・・・・。食べ物に関しては、完全に日本がいい。食材も豊富だし、何でもおいしい。水道水も黄色く濁ってないし、ゴクゴクそのまま飲んでもOK!以前より、街にゴミ箱が減っているのはなんでやろ?ゴミが少なくなったのかなあ?タバコのポイ捨てもほとんどない。街が清潔だね。

特にデパートの中のトイレがきれい!

こんなとこかな?みなさんはどう感じましたか?


ベルリン猛虎会!

2011-05-22 | ベルリン

今年の阪神はかなり危ない!

しかし、どんな苦境にあっても、くじけない!最後の最後まで、ただひたすら、優勝を信じ続ける熱い心をもっているのが、阪神ファン!それは日本のプロ野球界の長い歴史を観ても疑わずとも知れた事実なのだ。

そう、異国においてもその魂は生きている。ゲルマン魂よりも激しく熱いのだ!その証拠にジェット風船に恐れおののくドイツ人が・・・。ほれっ!

見よ!この勇士たちを!これはベルリンの有名なとある日本料理店内での姿。

たとえ異国へ出向くときでも、ちゃんと制服(トラッピー:タイガースのはっぴのこと)を忘れることはない。しかも三者三様違った種類のトラッピーがそろっているのがすばらしいではないか!

ほんまに、何が偉いって阪神ファンほど「けなげ」で「忍耐強い」もんはおまへんで


おーシャンゼリゼ~♪パリ編

2011-05-20 | 海外生活

さて、今回は花の都フランスはパリ編です。

時はツール・ド・フランスのゴール間近の7月!選手をサポートするスタッフや報道のプレスがたくさん待ち構えるホテルに宿泊!ツール・ド・フランス一色で賑わうパリの街。

右の写真は、自転車のタイヤでいっぱいのサポート用トラックの中。こんなにたくさんスペアのタイヤが・・。フレームは「シマノ」。おー!日本製!

ゴールするまでまだまだ時間があるので、おきまりの「美術館」めぐり。

まず、「ルーブル美術館」をゆっくり観て廻る。モナリザの不思議な魅力の前でしばしたたずむ。美しい謎めいた微笑みに吸い込まれそう。美しい!

くまなくルーブル美術館の中を歩き回る。そろそろお腹もすいてきた。どこかで休憩したいな。ここで、おすすめのレストランを紹介しましょう。ホントは教えたくないけどね。だって、すごくおいしくって、しかも人が少なくゆっくりできたから・・・。

場所はルーブル美術館の北側、「リシュリュー翼」の近く。ほとんどの人はテラスで日に当たりながらお食事。お客さんは日の当たるテラスから埋まっていく。みなさん、「お日様」がお好きなようです。我々は当然、中でお食事しますよ。

これがフランスの「タルタルステーキ」!今、話題の「生肉」です。ワインも絶品でした。

次の日に、「オルセー美術館」へ。ここでも美術の教科書に出てくる絵が目白押しで興奮しまくりでした。

シャンゼリセ通りのカフェでマカロンとともにコーヒーを頂きました。最初、マカロンなんてと思っていたのですが、意外とおいしくって5,6個はペロリと食べてしまいました。飛び込みで入ったお店でしたが、有名な「LADUREE」というお店でした。日本でも話題のお店なんでしょ?

その後は、「ギメ美術館」で東洋の神秘を懐かしみました。ここもいいよ。

パリっていっぱい美術館があるのね。全部は廻りきれない!さすがに芸術の都です。もう一度、ルーブル美術館へ戻って、ゆっくり見直す。

シャンゼリセ通りでは、自然と「おー!シャンゼリゼ~♪」と歌ってスキップしたくなりますよ


アルプスの少女「ハイジ」に会う?!

2011-05-19 | 海外生活

今年も暑くなりそうな気がする日本。ということで、今回はスイス!

 ハイジの里を訪ねてマイエンフェルトヘ行こう!

こんな所へわざわざ出かけようなんて、日本人以外いないだろう。

だって、日本人は誰でもみんな「アルプスの少女ハイジ」を知っているのだから・・・・・。

マイエンフェルトの駅で降りて

ハイジの村までハイキング!

途中、「ユキちゃん」みたいな白ではないけどかわいい子ヤギを発見!

ハイジとペーターに会って、

ついでに「おんじ」にもご挨拶して、

   ヨーゼフ、おまえもいたのね。

大角のだんな」にも出会いビックリ!

氷河特急に乗って、のんびりスイス旅行なんて、最高です!!

なんたって、景色はすばらしく美しく、気候だって寒いくらいに涼しい!

快適な夏だよ!


2005年、ロンドンでテロ現場に遭遇!

2011-05-08 | 海外生活

少し古いお話ですが・・・。

2005年、7月7日ーベルリンでの生活に慣れてきた頃、ヨーロッパにおけるドイツの好位置を利用して、ロンドンへ出かけることにした。初めてのロンドン訪問。目的は時間をかけてゆっくり巡る「大英博物館」見学と市内観光。

格安航空会社を利用して、こんなにお安く、しかも短時間でベルリンからロンドンまで飛べることに感激。しかし、格安航空会社を利用しての旅行にはお値段の裏にある「からくり」があることを知る。まず、空港内での出発・到着ゲートが遠いところにある。発着時間が朝早かったり、夜遅かったりする。機内サービスが有料。そして、空港が街から遠く離れたへんぴなところにあるなど・・・。それらのリスクをクリアできる時間の余裕と体力があれば、少々不便でも利用する価値はある。

満席でベルリンを飛び立った飛行機は一路ロンドンへ。午前九時ごろ、約一時間半足らずで到着。着いたところはスタンステッド空港。しかし、入国したものの空港内は自動小銃をもった屈強な警官や軍?の人がいっぱい。大きな犬をひき連れた警官もいる。初めで間近で見た「銃」!ものものしい雰囲気。これが外国だ!いつもそうなのかな?不思議に思いながらも地下のホームに降りていく。

ロンドン市内へは、空港ターミナルビルの地下に乗り入れているスタンステッド・エクスプレスでリヴァプール・ストリート駅まで約45分ほど。人の波に推され誘導されながらエスカレーターに乗ると、なぜか地上に押し戻される。警官に聞くと、電車はストップ!ロンドン市内まで行けない。しかたがないのでバスにしようと、バス乗り場へ、ここも人でいっぱい。わけのわからないまま人の列に並ぶが、いっこうに動く気配なし。みんな何かおかしいと怪訝な顔。バスに並ぶ人を整理している係員に聞くと、

「ロンドン市内へ行くバスは運行していない。このバスはロンドンの近くまでしか行かない。」

「なぜ、ロンドン市内へ行かないのか?何かあったのか?」

「Explosion!Bomb!」

「えーっ!どういうこと?」

テロや!やっぱり外国や!あかん、ロンドンへ行けない。この空港も危ないのかな?この警官の数の多さからして尋常ではない。どうしよう?ベルリンへ引き返して出直すか?

しかし、「博物館へ行きたいなあ。」よし、一日様子を見よう。

と、空港近くのホテルにチェックイン。部屋に入ってTVをつけ、BBCニュースを見る。そこで初めてロンドン市内の様子を知る。バスが爆発、鉄道の駅も爆発!市内は大混乱。街の様子、被害の状況、事件の背景、政府のコメントをリポートしている。よりによってすごい時に来てしまった。でも、このホテルは安全みたい。ニュースも見飽きてきたので、ホテルのプールで泳いで、マッサージをしてもらう。

翌日、ロンドン市内までのスタンステッド・エクスプレスが動き、大英博物館が開館することを新聞で知る。まだ、被害の傷跡はそのままなのに平常に近い状態で街は機能しようとしている。すごい!

ホテルを出て、ロンドン市内に向かう。キングスクロス駅は閉鎖。被害の大きかったところの一つ。地下鉄はまだ部分運行で途中までしか動いてない。とりあえず歩いて行けるところまで行く。街のあちらこちらに「花束」や「ろうそく」、テロの犠牲になった人?の「写真」が置かれている。やはり、警官もたくさん立っている。報道陣も多い。数日前は2012年ロンドンオリンピック開催決定に湧いていたロンドンの街が悲しみに包まれている。

偶然にもバスが爆発したすぐそばに、予約したホテルがあった。そこに向かうが、「立ち入り禁止」のテープが貼られている。それをかいくぐってホテルにチェックイン。「営業してんねんなあ。こんな時でも・・。」部屋の窓から爆破されたバスが見える!

 

その翌日、ロンドンバスが普段通りに運行!ただし、超満員!しかも人の重みで倒れそうな二階建てバスは、細い道路をのろのろ走り、大渋滞!

チューブ(地下鉄)もまだ部分的に運行。人でごった返す地下鉄のホームで、語学学校で知り合ったインド系イギリス人の友達にばったり再会する。そして、彼女と彼女の家族が無事であったことを喜びあう。こんな時にこんな所で会うなんて、お互いの運命を感じる。 気になってたのよね。彼女のことが・・・。

博物館のほうは、がらがらで人も少なくゆっくり鑑賞できた。目的達成!

テロに屈しない姿勢を貫く街の力、人の力を感じて、びっくり連続の旅でした。


気球がいっぱい!アドバルーン?

2011-05-06 | 海外生活

こんなにいっぱいの気球、見たことないよ!

企業広告?ということはアドバルーン?有名なチョコレート会社のものあり、ミルクの会社あり、ビールの会社あり、中には人が乗ってるのよね?

この光景はシュツットガルトへ戻る車の中から見たもの。

「あの気球の大群を追え!」ってことで進路変更!

すごい数!おもしろい!


ドイツ流分散した休暇のとり方。スミレの花~

2011-05-04 | 海外生活

日本ではゴールデンウィークも後半戦!いつものとおり今日あたりが帰省ラッシュのピークかな?今年は海外脱出組が少なかったらしいけれど、まあ日本がどんな状況であれ、出かける人は行くのでしょう。おつかれさまです。

日本の場合、連休にしかまとまった休みがとれないから、このときぞとばかりにみんなが出かける。だから、どこへ行っても混雑、混雑、結局は「人に酔ってしまって」かえって疲れて帰るはめになる。

ドイツでは学校の夏休みは州ごとにずらしてあるので、みんな交代で出かけることになる。子供のいるたいていの家庭は、学校の休みにあわせて、休暇の予定をたてる。学校の休みの日程も、直前ではなく、何年も前からわかっているから、予定も立てやすいし、楽しみも倍増。だから、特別なコンサートとかイベントみたいな限定された日に出かけないかぎり、人が集中することはまずない。「ゲルマン民族大移動」になることはないのだ。もちろん、会社でも交代でお休みを取る。休んでいる間は誰かが自分の仕事をかぶることになるとしても、それはお互い様。効率的にみんなが休みを楽しむ、ほんとうの意味で長期「休息」できるのはいいね。

というわけで、今回、私のGWは自然に親しむ、つまりゆっくりと「お庭の手入れ」をすることにしました。ちょうど庭の「ライラックの花」がきれいです。リラの花っていいますよね。とってもいい香りです。

  

「スミレの花咲くころ~」っていう有名な歌ってドイツの歌だったよね。ドイツ映画『ライラックの花咲く頃』(Wenn der weisse Flieder wieder blüht)の主題歌。JR東日本の駅の発車メロディーにも使われているらしいけど、やっぱり関西では「宝塚」のテーマソングだなあ。

 うちのお庭はお花がいっぱい!


独映画「ラン・ローラ・ラン」のロケ地ベルリン

2011-05-03 | 海外生活

ちょっと古い映画だが、「ラン・ローラ・ラン」という映画をご存じだろうか?

「ラン・ローラ・ラン」は独題「Lola rennt」(1998年)という映画で、赤毛というかローズ色の髪の毛の女の子、ローラが恋人マニを助けるために、ベルリンの街をひたすら走り続けるというもの。もしも、こうだったら?という設定で何回も何回もひたすら走る!走る!

そこにくりかえしくりかえし出てくるベルリンの街、地下鉄、建物・・・。その中でも重要な場所、スーパーマーケットがうちの近くのものだった。

 

スーパー自体はチェーン店みたいなどこにでもある外装なんだけど、通りの雰囲気とか、近くの建物や薬局、木々の様子が似てるなあとずーっと思っていて、もう一度映画を観る機会があったので確かめてみると、やっぱりそうでした。毎日のように日用品や食料品を買い求めていた一番近くにあるスーパーでした。なんだかうれしくなりました。こんなところでロケしていたの!?

ベルリンに住んでいると、映画やドラマのロケ現場によく出くわす。また、往年の映画の舞台になった場所(「ベルリン天使の詩」に出てきたた図書館など)、橋・電車など、あれ?ここって映画に出てきたお店?ここをマット・デーモンが走ってたよね?トム・クルーズがここにいたよね。このホテルの階段を降りてきているシーンあったよね?って思うところがほんとによくある。おもしろいなあ。


私の好きなベルリンのパン屋さん!

2011-05-01 | 海外生活

ドイツのパンは「黒いパン」が多い。ライ麦パンやBIO店では全粒粉にこだわったパンも最近では見かける。ひまわりの種入り、芥子粒のかかったものや、なんかわからんけどいろんなつぶつぶがはいっているものが主流。

日本の食パンのようなやわらかいふわふわのパンはお目にかかれない。

そとが堅くって中がもっちりと柔らかいのはフランスパン。でもベルリンでも小さめのフランスパンのようなものがある。私が毎朝買うのは、小さいフランスパンのようなものと、チーズのかかったクロワッサン。フランスのものほどおしゃれじゃないけど、チーズの焦げたところが特においしい。

私の好きなパン屋さん。とっても優しくって、おばあちゃん、おかあさん、おねえさん、時にはおじさんが店頭に出ていることもある。ベルリンの人にしては愛想が良い方だと思う。ここのケーキも絶品で、特大サイズのアップルパイやベリーの入ったタルトはおすすめ。でも、残念なことに今はこのお店がなくなってしまった。ああ、ベルリンの楽しみがまた一つ消えちゃった。

 


イスタンブールへ!博物館・美人編

2011-05-01 | 海外生活

イスタンブールはまさしく東西の交流地点。アジアとヨーロッパ、2つの大陸にまたがる都市。その中心を貫くのはボスポラス海峡。黒海、マルマラ湾、金角湾に注ぎ込む。イスタンブールは、かつて、ローマ帝国、ビザンチン帝国、オスマン帝国の首都!

実際に行ってみると、実にいろいろな文化が混じり合っていて、その多彩さに魅了される。

カーリエ博物館のモザイク画。

オスマン帝国の中心であったトプカプ宮殿。お庭もすごいし、スルタンと家族の衣装や宝石の数々クリスタル、銀、中国陶器のコレクション、図書館、ハーレム、など豪奢を極めたスルタンとその家来たちの生活ぶりがうかがえます。

 

 

 

 

 

アヤ・ソフィア寺院にシュレイマニエ・モスク、スルタンアフメット・モスク。我々日本人にはなかなか触れる機会のないイスラム教の文化には驚かされます。

そして、人の顔もアジア人系、ヨーロッパ人系、アラブ系、いろいろな血が混じっているのが見てすぐにわかる。トルコ美人っていう言葉だけは知っていたけれど、本当にみんな美しい。日本人には親しみやすい顔、髪、目だと思う。