唐突だが、四十肩になった。
唐突な出だしなのは、四十肩自体が唐突に発生するものだからだ。
さきおとついあたりから、左肩の上腕付近に違和感あるな~と思ってたら、
翌日は肩痛で早朝に目が覚めた。
そのままお勤めに出掛け、ごまかしごまかし仕事をしてたら、
帰る頃には、リュックのひもが左肩にかけられないレベルになっていた…
歩くのはもちろん、だまって座ってても冷や汗出るくらい痛い。
(でも日課のウォーキングは決行。ほめてクレ。)
そのまた翌日、整形外科へ。
レントゲンを撮ろうにも、ブラジャーの着脱がもうつらい。
看護師さんにホックをつけてもらうとゆ~、セクシーな事態になってしまった…
痛み止めの注射もされたよ…
出場記録がかかってる野球選手のような気分であった。
おかげで、夕方ごろにはだいぶ痛みは落ち着いた。
よかった。夕方から予定があったんだよ。
予定とは。
私の所属する某合唱隊の仲間である、テレビ職人氏(仮名・氏の職業より命名)が
別口で入っている合唱団の定期演奏会があったんだよね。
ここのはいつも趣向が凝ってて面白いのよ。
今回は、演出つきで、ヘンデルのメサイア(抜粋)の中に現代合唱などを織り交ぜるという
プチミュージカルみたいなカンジの舞台だった。
みなさん、合唱団ではあるが、劇団員ではない。
合唱はある程度……でも割とごまかしのきくところがあるが、
演劇というのはホントに本人の素質が丸出しになるよな。
テレビ職人氏は、性格的には動物のお医者さんのハムテルっぽいというか…
理系&賢さ由来の落ち着きを常にまとっておるタイプ。
自分のコトもどこか第三者的なカンジで語るところがあるのに
他の人格を演ずるのはなかなか照れくさそうな風で、
観ているこちらもちょっと恥ずかしかったニャー(笑)!
(とかいって、本人がノリノリだったらどうしよう。そのときはスマン!)
そんなテレビ職人氏の演技で印象に残ってるのは、
演者全員が舞台に倒れるというシーンで、
ひとりケツをこちらに向けて倒れこんだ氏。
しかも山台のヘンな位置で倒れたため、脚をつっぱらかってなくてはならず、
そのままテナー歌手さん(←西武・おかわり君似のナイスぽっちゃり)の
ソロが終わるまで耐え忍んでいたシーンであった。
アレ辛そうだったが…どうだったんだべ(笑)。
ちなみに、同じ団に所属しておるテ氏の奥様は
演劇歴15年のベテランであり、
この日は憑依型演技で大活躍されておられた。
好対照のご夫婦だ。
何はともあれうらやましい限り。
メインである合唱の方もなかなかおもろい構成で、
メサイ屋部分よりもアタクシが好きだったのは
一柳 慧氏と、ヴェリヨ・トルミスとゆ~、その筋では有名らしい作曲家の楽曲。
あきぞう、現代合唱は知識ほぼ無しなのですが、
一柳さんの楽曲は以前某展覧会で、サイコーにとんがった曲と楽譜にふれた経験があり、
ソレの印象があったため、今回上がった「原っぱ」という曲はすごく優しく、
失礼な言い方だが、マトモであった…(笑)。
トルミスさんのは「鉄への呪い」という曲。
コレ良いですね。
ネットで調べたらやっぱその筋では有名なのね。
現代合唱とパーカッションの組み合わせは燃える。
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ご満悦でコンサートホールを後にした。
やっぱ音楽はいいニャ~。
そういや先日、実家の机に眠っていた、一行日記帳を発見、
中1の5/3のアタクシのつぶやき。
今と(も)変わらぬことを言っていた。
コントラバスもこのあたりからやり始めたんですね。
まさか数十年の時を越えてまでやってるとはよもや思うまい、この頃の自分。
でも、「うれP」はないよな…うれピーは…。
まさかノリP姐さんも、あんな事になるとはよもや…
先日は聞きに来てくれてどうもありがとう。
文中にあった倒れるシーンはご指摘の通り足がプルプルしてホント辛かった。都合によりリハまでとは別の向きに倒れることになり、本番でいきなりやったら変な姿勢になってしまった。
それにしても、お客さんにお尻を見せ続けるという恥ずかしいプレイになってたのね…。
今度から気をつけよう。