ものかきのまねごと!

こんにちは。あきぞうです。駄文とか絵とか、諸々貼ってきます。

■なまずっぱい記憶

2012年06月26日 | まんが

今月更新少ないな…スマン。




唐突だが、カレー沢薫女史のコラムがいつもおもろい。おもしろすぐる。

「時を翔ける天使 カレー沢薫の『負ける技術』」



【まめちしき】

カレー沢薫さんとゆ~のは、
「クレムリン」という漫画を描いている方な。
( ´ω`)

前述だが、この漫画の存在をあきぞうが知ったのは
藝大美術館のチラシ置き場においてあった、
恵比寿の写真美術館のフライヤー…と、
きいただけだとすごくハイソな感じがするが、
実にアレな漫画である。

好き嫌いが激しく分かれる作品だと思う。
が、はまると寝しなのヘビロテナンバーワンコミックスに。





…話を『負ける技術』に戻す。


これの「#61 エロの玉手箱」を読み、
私もふと高校時代に体験したことを思い出した。


自分でもむせ返るほどの悶々としたオタク女子高生として
日々を送っていたあきぞう。

つか、正直あんまし好きな校風ではなかった為、
実は高校に通ってた事すらよく覚えてない位のなので、
それはあとから都合よくすり替えられた記憶なのかも知れないが、
オタク女子高生にすり替わるくらいだったらいっそ全消去の方がマシだな。

まあそんな感じ。



そんなさえないあきぞうには、
オタク仲間のK先輩(これまた私のはるか上空を行く腐女子)が居た。


K先輩のおうちへ遊びに行くと、いつも気になっていたのが
そこんちのトイレ内の吊棚に一冊だけささっていた、
それこそ黒い背表紙に黄色の文字でタイトルが入っている
フランス書院の漫画文庫…




K先輩はあきぞうと同じくそこんちのひとりっこ一人娘であり、
男性の家族ってのがK先輩のお父さんしか居ないんですが、
かんがえてみりゃあそれってなんだかスゲエしょっぱい状況のような。



うちの父はたとえ持ってたとしても、エロ本を娘に見えるような場所には
放置しないデリカシーの持ち主だったということで、
その点は、今となっては感謝している。





だが、あきぞうはそのフランス書院文庫を人んちのトイレットで
立ち読みしてしまうデリカシーのなさの持ち主だった。





なんだか…まず絵が恐い。
ふた昔前のエロ漫画そのもののカンジ。
(最近のフラ書は結構オタ絵だよな…)

そしてシチュエーションが若干カレー沢さんのヤツとダブっているのだが、
昔のヨーロッパの金持ち宅で、病弱な坊ちゃん(※もちろんホームラン級のワザモノの持ち主)が、
そこにおつかえしているメイドさん(今風のあーゆうのではなく本気のメイド。恐いメイド。)や
自分のお姉さん、はたまた飼い犬にカラダのすみずみまで蹂躙されるような筋だった。




…いちおうその漫画には本番自体はあったので、
カレー沢さんの様なやらずぼったくりな気分にはならなかったが、
当時から犬×少年なんてのは趣味でも何でもなかったので
全然嬉しくなく…


そのエロ本をそっと吊棚に戻してトイレを出たのでした。

(ヽ´ω`)








…つかさあ…

考えてみると、子供の頃に友人宅に遊びに行くと、友人が、


「おとうさんのへやからなんだかエッチな本(またはビデオ)みつけたの!
みせてあげる!」

って言ってくる状況って結構あったよねえ。






…ない!!?




おかしいな…








アタシいまだにおぼえてるの、
よく遊びに行ってた女の子のおうちで見せてもらった、
お父様所有と思われるごっつい上装丁のエロ写真集……





『なぜか砂浜でブリッジをしている全裸の女性。股間には濡れた砂が盛られている。』





その写真だけ!異常に印象深く…今でもこの胸に刻まれております。






…子供の頃のエロ玉手箱の記憶って、
なんだかいまだ鮮やかに生々しい(ていうかなまずっぱい?)のはナゼだろう…


単にあきぞうが中2男子並みなだけか?






そんなくせに、ヤングアニマルとかの漫画青年誌を買うのは
そんなんエロ本やないか///!とか思って、未だに抵抗があったりする私です。




【余 談】


未だ鮮やかに生々しいキオクといえば…

小学生時代、地元の書店で何気なく立ち読みした竹宮惠子の「風と木の詩」は
マジショックだったわな(笑)。


だがそれから数年後、友人が全巻そろえたものを借り受け一気読み→ガン泣き。


エロい記憶が感動に昇華するということもあるのだな。
(ちがう)



ちなみに今入っているアマオケの団長さんは、
入団時の定期飲み会にて、私になぜか風木について熱く語り出したので、
私もついうけて立ってしまった事がありました。

良いオケだなあ。

つかなんだ、アタシを一目見て絶対こいつ風木読んでるとか思ったのか団長は…。



また、あるとき例の作曲家・HG先生あらためH本先生に風木の話をしたら、

「え?そんな漫画あるんだ。知らない。ていうか合唱曲で、あるよね。」





…???




調べたらあった。
さすが先生だゼ…!



湯山昭:信濃によせる合唱ファンタジー 「風と木の歌」


漢字が惜しいが。





ラコンブラード学院が長野にある様子を想像したら胸が熱くなった。


いつも半裸のジルベールはきっと風邪をひきまくると思う。




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■歳をとっても、なお…

2012年06月17日 | おんがく

唐突だが、四十肩になった。

唐突な出だしなのは、四十肩自体が唐突に発生するものだからだ。




さきおとついあたりから、左肩の上腕付近に違和感あるな~と思ってたら、
翌日は肩痛で早朝に目が覚めた。

そのままお勤めに出掛け、ごまかしごまかし仕事をしてたら、
帰る頃には、リュックのひもが左肩にかけられないレベルになっていた…


歩くのはもちろん、だまって座ってても冷や汗出るくらい痛い。
(でも日課のウォーキングは決行。ほめてクレ。)

そのまた翌日、整形外科へ。

レントゲンを撮ろうにも、ブラジャーの着脱がもうつらい。
看護師さんにホックをつけてもらうとゆ~、セクシーな事態になってしまった…


痛み止めの注射もされたよ…
出場記録がかかってる野球選手のような気分であった。


おかげで、夕方ごろにはだいぶ痛みは落ち着いた。

よかった。夕方から予定があったんだよ。




予定とは。



私の所属する某合唱隊の仲間である、テレビ職人氏(仮名・氏の職業より命名)が
別口で入っている合唱団の定期演奏会があったんだよね。

ここのはいつも趣向が凝ってて面白いのよ。


今回は、演出つきで、ヘンデルのメサイア(抜粋)の中に現代合唱などを織り交ぜるという
プチミュージカルみたいなカンジの舞台だった。



みなさん、合唱団ではあるが、劇団員ではない。

合唱はある程度……でも割とごまかしのきくところがあるが、
演劇というのはホントに本人の素質が丸出しになるよな。



テレビ職人氏は、性格的には動物のお医者さんのハムテルっぽいというか…
理系&賢さ由来の落ち着きを常にまとっておるタイプ。

自分のコトもどこか第三者的なカンジで語るところがあるのに
他の人格を演ずるのはなかなか照れくさそうな風で、
観ているこちらもちょっと恥ずかしかったニャー(笑)!

(とかいって、本人がノリノリだったらどうしよう。そのときはスマン!)



そんなテレビ職人氏の演技で印象に残ってるのは、















演者全員が舞台に倒れるというシーンで、
ひとりケツをこちらに向けて倒れこんだ氏。

しかも山台のヘンな位置で倒れたため、脚をつっぱらかってなくてはならず、
そのままテナー歌手さん(←西武・おかわり君似のナイスぽっちゃり)の
ソロが終わるまで耐え忍んでいたシーンであった。



アレ辛そうだったが…どうだったんだべ(笑)。




ちなみに、同じ団に所属しておるテ氏の奥様は
演劇歴15年のベテランであり、
この日は憑依型演技で大活躍されておられた。


好対照のご夫婦だ。
何はともあれうらやましい限り。




メインである合唱の方もなかなかおもろい構成で、

メサイ屋部分よりもアタクシが好きだったのは
一柳 慧氏と、ヴェリヨ・トルミスとゆ~、その筋では有名らしい作曲家の楽曲。


あきぞう、現代合唱は知識ほぼ無しなのですが、
一柳さんの楽曲は以前某展覧会で、サイコーにとんがった曲と楽譜にふれた経験があり、
ソレの印象があったため、今回上がった「原っぱ」という曲はすごく優しく、
失礼な言い方だが、マトモであった…(笑)。


トルミスさんのは「鉄への呪い」という曲。
コレ良いですね。
ネットで調べたらやっぱその筋では有名なのね。



現代合唱とパーカッションの組み合わせは燃える。




--------------------------------------------




ご満悦でコンサートホールを後にした。


やっぱ音楽はいいニャ~。





そういや先日、実家の机に眠っていた、一行日記帳を発見、








中1の5/3のアタクシのつぶやき。

今と(も)変わらぬことを言っていた。




コントラバスもこのあたりからやり始めたんですね。
まさか数十年の時を越えてまでやってるとはよもや思うまい、この頃の自分。







でも、「うれP」はないよな…うれピーは…。






まさかノリP姐さんも、あんな事になるとはよもや…





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■人間交差点

2012年06月06日 | くいもん

先日、久しぶりに神田の「まつや」に行っただよ。








もりそば。オフオフ(愉悦音)。


…画像がアレなのはだな、
わたくしの陣取った席が厨房カウンタ前で、
ホールさんたちがわんさと溜まっており、
超恥ずかしかったんだな…








「まつや」についてはそれこそ色んなところで語られている蕎麦屋なので、
今更あえてわたくしが語る事もないのですが、
甘口の蕎麦つゆが実にわたくし好みなんだよね…。

久々に行って、やっぱしその美味さに震えた(バカ)。





この日はひとり、しかもバイクでの来店だったので、
蕎麦一枚をザッとすすって大人しく帰ってきたんですがね。

…ちょっと飲みたかったな…
(独り酒はしないと言った尻からこの女)




「蕎麦屋で飲む」ってーのは、ホント
ある程度トシ食った人間だけが気づく、至高の行為だよね。



この日(平日昼間)も、店内の真ん中で大いに出来上がってる
6人グループのクソジジイ共が(笑)。

しかもそんなのがふた組も(笑)!



ちっくしょー、楽しそーだなぁ…!!!!
くたばっちまえよもう!!!!!
(※毒蝮三太夫流エール)




…かと思えばですね、
その斜め前方にはどうみてもこれから同伴出勤な、妙齢のホステス様風女性と、
アタッシュケースを携えた、弘兼ケンジの漫画の世界から現れたような
サラリーマン氏が、一緒におビール(とここは言いたい。日本語として
間違っていたとしても)を召し上がっている。


しかも、席の座りがトイメンじゃないの。
並んで座っとるのよ。オウフ…。


おとなの世界すぎて、ヒヨッコあきぞうちゃんには計り知れない。




ちなみにそんな男と女のうしろには、
秋葉原から流れてきた風情のチェックシャツのおにいたんが
しょぼしょぼとざるをすすっていた。






わたくしの存在も含めて、
平日昼間の蕎麦屋はなかなかカオスだ。




<余 談>

まつやHPのここのページが凶悪だ。
飲みたくなっちまうだろがこのバカモン!!!


あああ~……ニャ~…
(かわいそう)



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