ものかきのまねごと!

こんにちは。あきぞうです。駄文とか絵とか、諸々貼ってきます。

■フール・オン・ザ・ヒル

2011年12月27日 | よろず






六本木ヒルズ展望台からの眺望。





すごいですねココ。

東京タワーより高いし、サンシャインより都心にあるし、
都内の展望台でいちばんかもしれませんね。




あきぞう、このトシになって初めて登りました。





この度は、夕景 ~ 夜景への移り変わりを、
しかも冬晴れでガスりひとつない日だったので
大変クリアな東京をつぶさに観る事ができました。







比重の違う色水を、上から順に重ねたような冬の夕暮れ。

夏の夕暮れのが淡い色なのって、なんだか不思議ですね。


冬の方が実は情熱的な季節なのかもしれません。





オトでたとえると、
冬の夕暮れは低音金管の和音のイメージ。

(多分発端は「新世界より」の第2楽章冒頭。
小学校の放課後(=夕方)に流れる曲だったから…)




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夜に近づくにつれ、
影の落ちた街の中から、家の灯や、ネオンがさわさわと喋り出す、

その、ささやきまでの一瞬、



風景の静寂、とでも言うのか、




その場面を見ると、

世界が終わる時ってのは、こんな風に静かで、
当たり前のように訪れるんじゃないかって、



そんな事を考えてしまう。


(厨二)








このトシになるまで生きていれば、

日常の、当たり前のことなんて実は当たり前なんかじゃなくて、
次の瞬間にもあっという間に吹っ飛ぶことは、ままあるというのは知っているし。





その瞬間におびえながら暮らすなんて、もっと馬鹿馬鹿しいということも知ってる。






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果たして、夜は来た。

今日のところは、当たり前のように。だ。





よかったニャー。








数え切れない光の粒が、
見る見る間に幾重にも連なり出して、
私の足元にさざめいている。





そうなると、また心の底の滓がざわめいてきて、





日常の当たり前はそのままで、

私の方がこの世界から、この瞬間にポッと退場したとしても、
世界は、この先なんら変わることなく当たり前に存在して、
人々はいつもの営みを重ねていくのかと思うと、

色々つっぱらかって生きていく事とか、

あっという間にどうでも良くなっていくな…




とかも考える。











危険。









はやく、この丘を降りるのだ。あきぞう。



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この後は、飲んで帰りました。





当たり前の日常は、結局のところ今日も健在だったのです。

自分が死んだ後の事なんて、今んトコどーでもいいわい。







とっても幸せだったです。

。+;゜*゜ヽ(´∀`)ノ゜*゜;+。










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■クリスマス、十年一日の如し

2011年12月24日 | よろず






はいはいメリクリメリクリ。




街は華やいでおりますニャ。






あきぞう、クリスマスの雰囲気自体は大好き。

でもプライベートは相変わらず伴わないまま幾星霜。



その件についてはもういいですニャ。


(関羽(←「クレムリン」に出てくる3匹のロシアンブルーの名前)の
口癖はうつるんだニャ…)










しかし…気候的に例年稀にみる寒いクリスマスだと思うんですが…
@東京

昨日はあまりの寒さに、帰宅後、思わずシチューを作ってしまったよ!!

(※ちなみにあきぞう、クリスマス3連休は3連勤です。)




室内で暖房を焚くのがあんまし好きではない私の部屋は、
ゆんべの室温10度。

唯一の暖房器具である、タワー型のカーボンヒーターのまん前で、
勝手に部屋へ上がりこんどるニャーニャーやかんさんが顔や背中を炙る中、
熱々のシチューをかっ込み、やっと体温を取り戻したわたくし。



考えてみれば…



幼少時、あきぞう家のクリスマスのご馳走といったら
シチューとナポリタン+ケーキと焼いた鶏
だったな…





なんだか当時の我が家の経済状況はアレな感じだったのかな…
とか、疑わしいよ~な事を思い出した(笑)。



その後母に電話をかけてみたら、
母のその日の夕食はナポリタンだったと聞いた。











単に習慣的なものみたいだった。



血の繋がりは濃い。






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さ…今日は所属しているアマオケの忘年会、さ。


しかも途中からの参加予定なので、なんだか気分的に乗り遅れそうです。

くっそ。早く酔って追いついてやる(笑)。



でも明日も仕事じゃああああああ!!!ままならん!!!






…口惜しいので下ネタで〆る。
(何故)



もう20年以上前のクリスマスになるのか?

なんか、TVでうっかり聴いた
桑田圭祐の「TAKE FIVE」の替え歌が実にひどく、
クリスマスになるといまだにこれがよみがえってくるあきぞうなのだ。




歌詞はこちら
(※シモ注意)






「時間も掛かっちゃう♪」ってのが、
なんだか深い気がするYO…。






そんなワケで(どんなワケだよ)、みなさんメリークリスマース!






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■草野球第九/築80年の迫力

2011年12月23日 | おんがく

事情を話すとちょっと長くなるので省きますが、
先日、第九の舞台に合唱として乗って参りました。



まあ、草野球のメンバーが足りないから来て~☆
的なカンジですね。







場所は日比谷公会堂。

昭和4年築。



上野駅よりも、九段下ビルよりも年寄りです。







滅多に入れなかろう、楽屋口のドア。

(ファザードはいくらでも画像が転がってるだろうから変則的な写真をアップ。)









ロビー。スクラッチタイルとモザイク調装飾の床。
当時の流行が分かります。








だよね~。スクラッチタイルには観音竹DAYONE~。







柱下の装飾がオリエンタルですね。



ああ、こういうのは建築用語的になんというデザイン形式なんだらう。

そーいう学問を志せばよかった…。








ホール内より。

これも演者でないと見られないアングル。


ホールの壁には金唐革紙(ちょっと立体な壁紙)みたいなのが貼ってあるです。
豪華。



ちなみにこの舞台上であの事件が…。


リアルタイムで体験はしてないですが、
ここで確実に殺人があったのかと思うとちょっと怖いニャ!






そんな舞台の裏通路…

青いライトがまたこええよ!!!
ていうか激烈に狭い!!!





かつては日本のクラシックコンサートのメッカだった日比谷公会堂ですが、
やっぱしこの手狭さではもう色々つらいねえ。



古建・物好きが冷静になってしまう瞬間が、またここに。





あ、
第九公演はとりあえず無事に終了いたしました。

なんだかあっとゆ~間に終わってしまった…。




前の記事でご登場頂いた?すすす師(新宿生まれヒップホップ育ち)も
今回一緒に歌ったわけなんですが、
彼なんて一度も練習参加無く、しかも当日のゲネすら出席出来ず、
会社帰りにぶっつけで呼ばれ、歌って帰っていったという(笑)。
ほとんどwohnen会ですね。





■おまけその1:

以前の記事で書きました、
日比谷公園の旧事務所(夜の顔)です。







肉眼で見たら素敵だったのに…
携帯バカメラでは怪物屋敷チックに!







■おまけその2:


先日、例の合唱隊の練習帰りに、
すすす師の案内により、何名かで新大久保の「クンメー」でタイ料理としゃれ込んだ。





カオパッタイ☆ウマー!
(H本先生を地団駄踏ませる為の写真掲載(笑)。)


この前にはカオマンガイ(蒸し鶏でジャスミンライス食わせるアレ)も食しました。

こっちも超うまかったぜ。









だけど…

相当量のにんにくが入ってたのですね。このものたち…。


次の日、おなかがビッグバンでしたよ…。

口の中もなんだかにんにくで溢れて…。







そんな口腔環境だったが、歯医者に行ってしまいました(笑)。

鬼。




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■しやわせ

2011年12月19日 | よろず

私が展示会のタダ券をせしめては、藝大美術館へ通うついでに、
いつもやる事といえば…


大浦食堂でバタ丼を食べることと、
美術館の売店脇にある展示会チラシ置き場で
これのチラシをせしめてくることなのだった。







ニァイズ…


なんだかへたくそな絵の、ネコとよくわからない男が
写真美術館の紹介をしてるんだかなんだか…


でもへんに面白い。



チラシをよく読むと、
どうやらこのネコと男は、漫画作品らしく、
アフタヌーンだかイブニングだかで連載されている模様。




…とそれ以上の追求心は芽生えなかったのですが、
先日、私が所属しておる例の合唱隊・ベースのトップ(※変人部門)である
すすす師(ネコ原理主義過激派)が、
ある日ひょっこりコレの単行本を持ってきたのであります。



クレムリン」。



そうか…そんなタイトルの漫画だったのかね。
(ラクガキみたいなアミカケのネコ3匹がロシアンブルーだった。分かるかンなモン。)


おくればせながら、ためしに私も第1巻を購入。


…やっぱおもしろかったっす(笑)。
表紙もかわいいいいい。





さすがすすす師。お目が高うございまする。
君の感性は合唱隊の宝じゃ。



(ていうかアナタ、Amazonのレビュー、書いてないかい?)







そんなすすす師も、お酒が入ってますます上機嫌だったのが、
ゆうべの結婚式であった。
(無理矢理な文章運び)

これまた、その合唱隊の内部でくっついたお二人の式であり、
私は2次会から呼ばれた次第。



幸せの絶頂にあるお2人を肴に、
トリヤイズ、バーカウンタからワインを次々かっさらい、
ガンガン飲み倒していくわたくし。


そんな不謹慎さにもかかわらず、
会中に催された新郎新婦対決ゲームで一位に入賞し、
しかもいちばんいい商品(マッサージクッション)を
ちゃっかりせしめたわたくし。

(しかもグループ制のゲームだったので、私は直接新郎新婦と対決してないし。)




…なんかいろいろすまん(笑)。

でもまあ、婚期が確実に遠ざかる呪いにかかっているので
それに免じて許してほしい。







なんだか、
ゆうべは色々なものがキラキラと輝いて見えたよ。うん。

酒だけのせいじゃなく。


主役のおふたりはもちろん、

青山のシャレオツな街の景色も、
ほかの合唱隊の若手メンツの働きぶりも、
HG先生改めH本先生(余計ダメな表記に進化!)の
アイリッシュパブのマスター風な、粋ないでたちも、
3次会のサングリアも、
4次会の芋焼酎や焼いた干物も。




近頃は、「怒り」以外、
感情をなんとなく客観的にとらえている事が多い。


なんだか、幸せに対する一種の「照れ」みたいなものが
確実に、自分の中にある。




相当ヒネくれてしまったのかねえ…(笑)。

このあたりのクセをどうにかほぐさないと、
どんどん獣道に陥るだろうな……








(でも、普通に、反射的に、嬉しくて感動する事もちゃんとあるんだよ☆
ここでは言わないけど!!)






さあて、リハビリのように、
キラキラしたものもたんと堪能したし、

そろそろクリスマス3連勤に備えるとするか…









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■修羅の道を選びし者達、大新宿に集合の巻

2011年12月16日 | おんがく

==========一応中学校 校歌=============


みなぎる性格 あふれ出す変態
東に富士山 西にカスピ海
南は集英社だ 北の佐渡島
ああ どこにあるのだろう 一応中学校


======================================



…上はかの名作「3年奇面組」の作中に歌われる
零くんたちの中学校の校歌です。

こんなもん誰が覚えてるんだよ。

アタシか。





つか、この冒頭の、

「みなぎる性格 あふれ出す変態」

……。



こんなカンジの忘年会に、昨日は行ってきた。




都内のアマオケで、縦横無尽に活躍している、
コントラバス弾きの方々が総勢9名も大集合…


ただでさえレアなコントラバス弾きが…9にん…

4プル半も…

おおお。




なんだか、

天然モノの舞茸も、生えてるトコには生えてんだよ!!


とか、



地味な石をごろんとどけてみたら、下にいたダンゴムシがこんなにわらわらと!


とか、そんなカンジですわね。








幹事の方(←あきぞうの近所に住むパワフルな女性)は、
勿論全員と面識があるわけですが、
それ以外は皆、まだらに初対面というカンジ。


しかし、
レアなもんをたしなんでる連中は、飲み会もちょっといやかなり変態。

あのマイナーで図体のでかい楽器の話題ですぐに打ち解け、
酒も飲み放題をいいことに、空徳利の山を築きつつ
えらく盛り上がっておりました。


(しかし話題の比率は コントラバス5:タモリ倶楽部3:その他2 くらい)




あきぞうは…

コントラバスは…そんなに弾けないので(笑)、
もっぱら空徳利を制作する係でしたが、

「オケを新宿にたとえると、VnとかVcは3丁目なの。Cbは2丁目。」

って言ったら、出席者全員に納得の頷きを頂きました。




やったね!
(何が)





皆さん、年末の第九その他の練習(+お仕事)の合間をぬっての忘年会、
お疲れ様でしたなのであります。



---------------------------------------------



そんなわけで…(?)



コントラバスの人とゆ~のは
わりかし自虐体質の方が多いのはお分かりいただけたと思います。



この傾向は、プロ・アマを問わないっぽいです。




以前、上野駅のコンコースで
N響の主席コントラバス奏者の吉田秀さんが
ピアノとのミニコンサートを行った事がありました。

あきぞうは、これをたまたま聴くことができたのですが、

ま~、やっぱしなんともうしますか、
超絶技巧を駆使してえらい事弾きまくるわけですよ。
(ボキャブラリーの限界)
超一級の技術ってヤツです。


あきぞうの周囲を見回すと、
おそらく吉田さんのお弟子さん?と思われるような、
基本モノトーン気味の服装に身を包んだ、
地味目な男性達が、その演奏を食い入るように凝視しており…


上野駅コンコースが、一気に非日常空間に!!!




…ただ、その雰囲気に、奏者の方が耐えられなかった…のかな。


途中で吉田さんは、弓と楽器を手放し、
ピアノ連弾に、なぜかパーカッションで参加し始め、
なおかつ、


「コントラバスのねえ、演奏ばっかり聴いたってねえ……?つまんないでショ?」


と、マイクを手にとって、




「上野駅にふさわしい歌を!歌います!」



…ピアノ伴奏と共に、「津軽海峡冬景色」を熱唱しだした吉田秀さんなのでした。







あれはちょっとワロタ。





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コントラバス…

自虐に陥るほど、奏法が簡単な楽器というわけでもないし、
奏者は胸張っていいと思うんだけどね…(笑)。
なんだかね…やっぱマイナーな…ね…。


でもそのマイナーなモンに気をとられてる自分に
確実に酔ってるのも事実だよね(笑)。




ま、よ~するにオタクです。






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