先日のことだ。
あきぞうは普段、あまりなじみの無い路線・京王線に乗っていた。
目的地は、
ベタでしょ！！！
だってあんまりにもみんながおもろいよ～イイよ～って言うんだもん！！
ついに行ってみましたよ。
駅を降りる、私と、見知らぬ人々の群れ…
私はいまだかつてこんなにリュック背負ってる人率の高い駅を見たことが無い。
かく言う私もリュック姿だ。
駅で待ち合わせた、今回の同行者・友人Ｘ氏（※高尾山のプロ）も然り。
もはやリュックで無ければ人でないカンジ。
そんなこんなで、さあ行きましょうぞ！
中腹まで、ケーブルカーで！
…あれ…？
……ケーブル…ケーブルカー乗らないのですか…？
友人Ｘよぅ……
「乗らないよ。何言ってんの。乗ったらその先なんてただのハイキングコースだもん。」
…！！！！
は、話が違うじゃないかキミィ！！
僕はてっきり…いや、せめてリフトを利用するつもりだったのだが…！！！！
友人Ｘは、そんな私の泣き言を聞くような者ではない。
「じゃあいこーか。」
「…ハイ…」
登山はスタートした。
…つってもまあ、別に穂高だのを攻めている訳ではないので、
いたって普通の山道ではあるんですが、
途中で45°位の階段状の部分があると、腿がだんだん上がらなくなってきて
全身からヤバイ滝汗が出てくる…
う～、も～、階段禁止～…
とかぼやくと、後ろからＸが「ぶつぶつ言うな」とスゴむ。
こわい。
でもね、そんな風に登ってると、中腹にご褒美もあるのよね。
やっほ～。
高尾山1号路・金比羅台からの眺めです。
画像中央あたりの、なんとなくモヤモヤ見える灰色のがスンズクの高層ビル街だ～。
「さあ、ここまでくればもうすこしだ！」
みたいな雰囲気が流れたが、
ここから先、しばらくイヤな階段坂が続く。
あきぞう、お洋服がしっとりしてきました…
そんなこんなで、ようやくケーブルカーの高尾山駅までたどり着きました。
なんだか全身がお米炊き立て★みたいな気分に。
そんな私を気の毒に思ったのか、友人Ｘが
「コレおいしいんだよね～。おごるわ。」と、
名物・天狗焼を買ってくれたのだった。
わ～い♪
Ｘ氏、ＳなんだかＭなんだかわかんない（笑）。Ｘ？
てんぐやき、かわいいしうめえ！！！
中は黒豆のアンコでした。
天狗焼売店のカウンターで、
焼いた際に出るバリ（生地の端っこ）をサービスで食べさせてくれてたのですが
コレがまたうまい。
むしろコレを徳用1kgパックとかで売ってほしい。
甘モノを食べ、落ち着いたところで、山頂を目指し、
3号路という結構山道らしい山道コースをたどることにした。
うっそうと森が生い茂り、道の片側はマジで崖なので危険。
慎重に歩いていると、しん、とした中で、
鳥のさえずりや山すそを伝うせせらぎの音が聞こえてくる。
…私の悪い癖なんだが、そんな静かな森の中でも、
のべつまくなし頭にひらめいたくだらん事をブツブツつぶやきながら
歩いてしまい、今考えてみると、高尾山のプロ・Ｘ氏の流儀に反したのでは…と
ちょっと反省だ。
お騒がせいたした…。
（ちなみにあきぞうは田舎そだちなので、
むしろ森の静寂が怖いところもあるのでした。）
やっと山頂着いた～。
なんだか小学校時代の遠足ゴールの気分！！
あの山の向こうは甲斐の国……
ほうとう食べ放題だ…
写真撮りそびれましたが、このアングルからもうちょい右に行くと
富士山がみえますのです。
つか、人多いな！！平日なんだが…
ちなみに売店はチップスター多すぎ。
なぜこんな執拗に…
脇で50えんで売ってたみかんは甘くてうまかったれす。
帰りはＸ氏もオススメ！リフトに乗って下山。
そっか、リフトは進行方向がひらけてないと面白くないんだな…。
しかしまあ、このリフト、座面が結構浅く、
ちょっと振れると、椅子から落っこちそうになるのでスリル満点でしたですよ（笑）。
あきぞうは割と高所恐怖症なんだよ！！
落ちたらどうする！！！！
ま、落ちませんでしたが。
この後、ふもとのお蕎麦屋さん「高橋家」で鴨ねぎそば食って、
立ち寄り湯寄って帰りました。
何、毒気が足りん？
ええことやんか（笑）！！！
東京暮らしに疲れたら…
ちょこっと足を伸ばしてのんびりするのには、
距離的にも交通費的にもちょうどいいトコかな。
やっぱ人気があるのはわかる気がしました！！
サンキュー高尾山！
良きデトックスになりました。
【余 談】
考えてみると、私がスナップ写真に収まるときは
どうもいらんポーズをとってしまう癖があるのを
この高尾山行きで、友人Ｘに指摘されて、ようやく自覚した。
薬王院ちかくにある、たこ杉という杉の木のふもとにある
ひっぱり蛸の像。
「ひっぱりだこなんだからひっぱらニャ！」
と意気込んだ次第だったのですが…
こんな写真、誰もがとってるべ！と思いきや、
そんなに撮ってないんですね…
やってんの、わたしと相葉ちゃんくらいかよ…
