ラケットオタの探求の日々!

今日も理想のテニスラケットを求めて試行錯誤の日々

超品薄の2020プロスタッフ97が手に入らないのなら別の手で!? (完結編)

2020-10-12 09:44:22 | テニス

 

 

2020プロスタ97があまりに品薄で手に入らないので

それならばと昔のプロスタッフミッドを持ち出し使う事に。

この手のクラシックなラケットへの定番的なマルチガット

もしくはちょっとリッチにナチュラルガットなどを張らず

新しい酒を古い革袋に盛る的な感じで?縦マルチ、横ポリ

というハイブリッド張りにして打ってみました。

現在の基準では85インチで340g、フレーム厚が17mm

というちょっと厳しいスペックのラケットですがどんな

感じだったのでしょうか。

 

今やあのRフェデラー選手も長年愛用し勝利を積み重ねた

魔法の杖とも呼ばれた90インチのラケットから、年齢を

重ねても尚勝利を追い求め続けた結果、現在では97インチ

のラケットを手にしているというのに自分が85インチの

ラケットを?なんて事も頭をよぎったりも。

 

そんな雑念を振り払いまずショートラリーから打ち始めて

みたのですが、やはり少しでも真を外すと極端にボール飛び

が悪くなりやっぱり!という感じで覚悟を新たに。

ところが普通にラリー、シングルスとやってみると

面安定性、振り抜きやダイレクト感、そして打感が良い

のは想定内でしたが思っていたよりはボールが飛ぶし

コントロール性は抜群なので事前の想定よりもハードルは

高くないと感じました。

しっかり打てばスピンも結構かかりましたし。

今回ガットをローテンションでハイブリ張りにしたのも

飛びと食いつき、引っかかりも出て良かったようです。

 

ただあくまでも事前の想定よりは、です。

あまり面サイズ関係なく自分の形で打てる1stサーブは

コントロールがつけやすく抜群に打ちやすかったのですが

2ndのスピンサーブはいつもよりも球威を出すのが

大変でした。あと個人的に一番力不足を感じたのは

バックのスライスでした。

片手打ちバックなのでスライスは多く使う方なのですが

打ったボールを自分で見てもボールの伸び、キレが

出てなくて、やはりプロスタミッドは甘くないぞと。

 

 

そんな感じだったのでダブルスはもっと厳しい事に

なると覚悟していたのですが、これが自分でも意外な

事に厳しいラケットを使っているという事で程よい

緊張感と背水の陣の覚悟が功を奏した?のか、非常に

良い感じでプレー出来ました。

 

まずボールが飛ばない事はあっても浮くことはないので

いつもより安心してリターンを叩いていけたような

気がします。

一番意外だったのはネットプレーで、ボレーなど相当ミス

が出てしまいそうな気がしていたのですが、いつも以上に

メンタル的な余裕がなく、火事場の馬鹿力的な感じがそう

させたのか反応良く積極的なプレーができた気がします。

ただこれをトーナメントで朝からずっと続けるのは確実に

厳しそうだなぁとも思いました。

 

今回プロスタッフミッドを使ってみましたが、思っていた

程ハードルが高くない部分もありましたし、最近忘れて

きてしまってきている自分のテニスの原点を思い起こさせ

てくれる、大変稀有なラケットだと実感しました。

 

プロスタッフミッドを握ってプレーしていると余計な事は

何も考えずとにかくシンプルに一生懸命ボールに追いついて

しっかりと打つという、無我夢中でボールを追いかけていた

頃の昔の自分のテニスの原風景に少しだけ触れられ、そして

ちょっぴり戻ることも出来たような気がしました。

そういう意味でも本当に素晴らしいラケットでした。

今でも大切に使ってらっしゃる方が多いというのも納得です。

私もこれから大事に使っていこうと思います。

 

ところで今回プロスタミッドで十分満足したので、売り切れで

手に入らない2020無印PS97の購買意欲は消失してしまった

のでしょうか。いえいえ、そんな事はありません。

公正取引委員会のおかげで?いづれ海外版のPS97が入ってくる

と思われますので、それを気長に待ってみようかなと思います。


祝!プリンスのラケット使用のI.シフィオンテク選手が全仏OP優勝!

2020-10-11 00:00:27 | テニス

 

いやー王者にふさわしい本当に見事なテニスでした。

それにしてもまだ19歳ですか、素晴らしい!

 

プリンスのラケット使用選手がグランドスラム優勝って

ダブルスではブライアン兄弟などでありましたが

最近シングルスでってありましたっけ?

もしかしてまだヘッド契約前のシャラポワ選手が

ゲームシャーク(超懐かしい)を使っていた頃まで

遡らないといけなかったりして!?

 

シフィオンテク選手の使用ラケットは海外版のツアー

100でしょうか。

どうもステンシルマークも入ってないようだし今回の

全仏OPがツアー初優勝らしく、まだそんな有名では

ない選手なのでもしかしたらまだ普通の市販品の

ラケットを使ってたりして?

もしそうならとても勇気づけられるお話です。

 

プリンスさんはカーボン素材をテキストリームに変えて

からずっと質の高いラケット出し続けているのにも

関わらず、他のメーカーに比べるとそんなに売れては

いなかったような感じがするので今回のシフィオンテク

選手の全仏OP優勝をきっかけに、もっとプリンスさんの

ラケットの良さを知ってもらえる機会が増えるといいなぁ

と思います。


この時期にG360+エクストリームとG360インスティンクト比較動画って何か怪しい?

2020-10-10 09:32:07 | テニス

 

 

興味深い動画を見つけました。

ヘッドさんがネーミングがちょっと紛らわしい?グラビティ

という縦用だけ三角形状のポリのスピン系ハイブリッドガット

を新たに出すようです。

それのプロモーションという事でG360+エクストリーム

とG360インスティンクトの2本を使って比較という事の

ようなのですが、時期的にも何か他の意図も微妙に隠され

ているような、、考えすぎでしょうか?

 

ヘッドさんのモデルチェンジ時期的にはエクストリーム

の後といえばインスティンクトですよねぇやっぱり。

ラジカルという可能性もありますが、順番的にはインス

ティンクトの可能性の方が大?

ヘッドさんお得意の黒塗りラケット、、なんて噂も出て

ますし、これは1ヶ月以内ぐらいに正式発表がありそう?

 

個人的にはプロモーション的に新しいインスティンクトの

顔となるプロ選手を誰にするのかにも興味が。

ちょっとこのままでは地味というか日陰的なイメージが

拭えないところもあるし、昔から好きなラケットでもある

のでここらで派手にいって欲しいところも。

 

やっぱりインスティンクトにも、そろそろ新機軸スペック

となるプロとかツアーなんて出すとホント面白いと

思うんですけどねぇ。どうなるのでしょうか。

今後もヘッドさんが最近大好きな匂わせ&黒塗りチラ見せ

プロモで焦らされつつ、静かに続報を待ちたいと思います。

 

【Fukky'sインプレ】HEAD G360+EXTREME vs G360 INSTINCT 打ち比べ(前編)

#HEADTENNIS 定番中厚モデルの『エクストリーム』と『インスティンクト』を打ち比べ!!前編はストロークでのコントロール&スピン性能を...

youtube#video

 

超品薄の2020プロスタッフ97が手に入らないなら別の手で!?(驚愕調整編)

2020-10-09 10:23:19 | テニス

 

 

新しく出た2020プロスタッフ97(※PS97RFも)がもう

何処にもないので別の手を、という事で昔のラケット

プロスタッフミッドを持ち出してみました。

ところが超久しぶりに持って素振りしてみたらなんか

やけにグリップが太く感じるのでグリップをチェック

してみたらとんでもない事実が発覚。

 

元々このプロスタミッドはグリップのサイズがいつも

使っている2より太い3なので多少太く感じるのは

至って普通のことなのですが、なんかまるで丸太を

握っているぐらいに太く感じるのは何故?

原因はまさかの「アレ」でした。

 

カスタム用グリップチューブが入ってました(半分)

 

そう、実は昔はプレステのミッドとかも含めて一時期

ラケットのグリップサイズは4を使っていたのでした。

プレステは昔のヘッド特有の超扁平グリップだったので

まだ分かりますが、ウイルソンの6.1ツアーとかもわざわざ

4のサイズを使ったり、カスタム用のグリップチューブを

使ってグリップを太くしていました。

近頃はサイズ2を愛用し、バボラのグリップは他メーカー

より太く感じるぐらいなのに、全く考えられない事です。

 

今は細身が好きなので逆に薄手でサイズダウン用

キモニーのレザーグリップに交換。

 

 

そして最後はガットをどうするかです。

清水の舞台から飛び降りるぐらいの覚悟で思いきって

ポリだけで張ってみることも考えましたが、厚みが

17mmしかない85インチのラケットにいきなりポリだと

少々チャレンジが過ぎて危険な香りがしました。

という事で今回は自制心が働きメインをマルチにして

クロスにポリというハイブリッド張りに。

縦がシグナムプロのマルチの1.30mm、横がソリンコの

ツアーバイト1.25mmで46pにしてみました。

 

果たしてどんな感じになるのでしょうか。

これで満足してしまって新しい2020のPS97はもう必要

なくなってしまったりして!?

ということでじっくり打ってみたいと思います。


超品薄の2020プロスタッフ97が手に入らないなら別の手で!?(始動編)

2020-10-07 09:51:24 | テニス

 

 

新しく出た渋くて美しくて、そして超品薄で全然手に入らない

というプロスタッフ97ですが今回はフェデラー選手が使用して

いるという触れ込みのRF97オートグラフの方ではなく、無印の

プロスタッフ97にとても興味が。

(※RFの方は前のと中身は一緒ということらしいので)

 

なんと今回の無印プロスタ97は初代プロスタッフの打ち味を

意識して開発したとの事で、もしホントにそうならちょっと

聞き逃せないお話だぞと。

でも今ネットショップを探しても品切れ品切れ品切れなので

まるであの時の伊達さんのように?もう品切ればっかり!

なんてことをつぶやきたくもなる今日この頃。

でもまぁ売ってないものは仕方ありません。しかし人生は

長いようで短く、一寸先は闇なので待つにも限度が。

という事で別の手を考えました。

 

 

その別の手とは?

答えは知っている人は知っている、そして今このラケット

を使っている人は、ほぼもういないと思われるウイルソン

プロスタッフミッドです。

(と思ったら実は今も多くの方が大切に使われているようで

大変失礼いたしました)

 

面サイズは今のテニスでは考えられない85インチで

重さは340g、フレーム厚は17mm。

あのRフェデラー選手も最初の頃はこのラケットでした。

 

スペック的に救いなのはストリングパターンが16/19な

ことで、もしこれが魔の18/20パターンだったらあの

良かった頃のプレステージミッドよりもスペックが

厳しく今回改めて再び手にするような事はなかった

かもしれません。

 

そういえばこのラケットを使っていたもう一人のレジェンド

のPサンプラスさんが、もしもうちょっと面サイズを大きい

ラケットを使っていれば全仏オープンも獲れていたかも?

というようなことを言っていたとか。

 

まぁ個人的にそこまで大きい大会に出てプレーする予定は今の

ところ全くないので肩の力を抜いて使ってみたいと思います。

ところで張りっぱなしで放置状態だったガットを張替え

なければなのですが、この手のラケットの定番のマルチ

(ナチュラルガットはコスト的に却下)ガットにするか

敢えてポリを張ってみるべきか迷ってしまうところです。

少し考えてから決めたいと思います。