明主様御垂示 「都牟刈の太刀」 (昭和26年12月25日発行)
信者の質問
「素盞嗚尊が八岐大蛇を退治されたとき、尻尾から一振の銘剣が出たので、
それを天照大神様へ献上されたという伝説が、もし真としますと、八岐大蛇は剣のみ呑んでいたのでありましょうか。
あるいはだれかそのような銘剣を佩(お)びた「尊」でも呑んでいたのでしょうか。
尊なれば何尊でございましょうか。御垂示のほど謹んでお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「勿論人間を呑んだに違いない。
また呑まれた人は当時の最高位のお方でもある。
というのはその剣は都牟刈(つむがり)の太刀と言って、尊い霊刀であるからである。
これについては神秘がある。
それは大蛇の尾から出たのであって、この太刀というのは世を救う御魂である。
八岐大蛇は、悪の世界にたとえられ、その尾というのは下層階級という意味で、下層から神人が生まれるという謎でもあるのである。」
信者の質問
「素盞嗚尊が八岐大蛇を退治されたとき、尻尾から一振の銘剣が出たので、
それを天照大神様へ献上されたという伝説が、もし真としますと、八岐大蛇は剣のみ呑んでいたのでありましょうか。
あるいはだれかそのような銘剣を佩(お)びた「尊」でも呑んでいたのでしょうか。
尊なれば何尊でございましょうか。御垂示のほど謹んでお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「勿論人間を呑んだに違いない。
また呑まれた人は当時の最高位のお方でもある。
というのはその剣は都牟刈(つむがり)の太刀と言って、尊い霊刀であるからである。
これについては神秘がある。
それは大蛇の尾から出たのであって、この太刀というのは世を救う御魂である。
八岐大蛇は、悪の世界にたとえられ、その尾というのは下層階級という意味で、下層から神人が生まれるという謎でもあるのである。」