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明主様の御垂示 (神慈秀明会会員の通勤カレッジ)

明主様・岡田茂吉師の御垂示を通勤途中の電車内で学ぶためのブログです。

「労働は一日四時間」

2013年08月10日 17時20分00秒 | 昭和23年10月・11月・12月
明主様御垂示 「労働は一日四時間」 (昭和23年12月28日)

信者の質問
「労働時間について論議されますが、健康と労働について・・・」


明主様御垂示
労働時間はいまに一日四時間でよくなります。

そういう方法をだんだんに発表しますよ。

農業だって無肥料でやれば一日四時間働けばよい。

この間も白菜に堆肥を二回やっただけで一貫五百匁のがとれたのです。

だから万事そういうふうになってくれば、朝から晩まで働かなくてもよくなるのです。」

「大乗・小乗の見方によって善悪は異なる」

2013年08月09日 17時20分00秒 | 昭和23年10月・11月・12月
明主様御垂示 「大乗・小乗の見方によって善悪は異なる」 (昭和23年12月28日)

信者の質問
「日本観音教団におきましても不正に対する正義感が根強いほどいくたの犠牲に耐え忍び、正しい理性を培い、喜び勇んで地上天国建設の美しいお手伝いができるのではないでしょうか。」

明主様御垂示
「この不正に対する正義感というのを見ると正義が不正であり、不正が正義になることがよくあるんです。」


信者の質問
「例えば医学の不正に対する正義感ということは・・・」

明主様御垂示
「それは小乗です。なぜなら私の道が発展するのはだれのためですか? お医者のためですよ。

医者が病人をよく治さぬからこっちが光るのです。

だから大乗と小乗の見方によって違ってくるのです。

また、こいつは悪い奴だと思うのが、時期が来てすばらしく働くこともあるんです。

強羅の観山亭なんか、上野毛に家を建てるのを五島慶太が妨害してくれたのでできたのです。

あのときは一時私も非常に癪(しゃく)に触りましたが、後になってみればかえってありがたいくらいです。」

「逆卍について」

2013年08月08日 17時20分00秒 | 昭和23年10月・11月・12月
明主様御垂示 「逆卍について」 (昭和23年12月28日)

信者の質問
「釈迦の正義に対する弱さがインド民族をあのように弱くし、かつ仏教のすぐれた教えをもってしても人類が現在の程度にしか救済できなかったのではないでしょうか。」


明主様御垂示
「これはそうです。釈迦は・・・釈迦だけでなく、いままでの大宗教家はみんなそうですが・・・力がなかったのです。

それは勿論時期が来なかったからですが、力の根本は霊と体と両方結んだものです。

力という字も縦横が結んでそれが働きを起したことを表わしているのです。

それがこれからの時代なのです。

東西、縦横が結んで力になる、卍というのがそれですが、いままでの観音様も仏教も卍であり、右進左退でした。

ドイツのナチスは黒地にはすっかいの〔逆卍〕で、これは左進右退ではあるが黒地やはすっかいは悪魔の働きを表わしているのです。

これからは左進右退の〔逆卍〕になるのです。」

「正義や悪は時代によって違う」

2013年08月07日 17時20分00秒 | 昭和23年10月・11月・12月
明主様御垂示 「正義や悪は時代によって違う」 (昭和23年12月28日)

信者の質問
「孔子の正義を貫く行動の弱さがその生涯の不遇を招き、中国民族を弱くしたのではないでしょうか。」


明主様御垂示
「孔子のため中国民族が弱くなったとは言えないでしょう。

孔子の道徳で中国は救われたんですよ。

いまでも「論語」の影響はたいしたものです。

日本でも西洋文化が入る前までは「論語」によってどれくらい稗益されたかは判りません。

孔子なんかは決して弱者ではない、強者ですよ。

思想の力というものは強いものです。

その点から言えばマルクスも強いですね、共産主義を今日ほどに発展させたのだから。・・・

共産主義にもいいところがあります。

もし共産主義がなかったら資本家や地主はどれくらい他の人々を苦しめ悪いことをしたか判りません。

ただ共産主義が天下をとっては困りますが・・・

四、五年前までは楠木正成や吉田松陰なんかはすばらしい正義だったのですが、いまではそれは戦犯のごとく悪なのです。

だから正義とか悪とかは時代によって違ってくるのです。

従って時代によっても変わらない孔子やキリストの教えはたいしたものです。」

「聖書の嘘」

2013年08月06日 17時20分00秒 | 昭和23年10月・11月・12月
明主様御垂示 「聖書の嘘」 (昭和23年12月28日)

信者の質問
「キリストが十字架に上るまでの行動、心情はやはり不義への抗議と見られますが・・・」


明主様御垂示
「キリストは宗教家ですから不義への抗議ということは当たらないですね。

キリストはピラト王の命令で殺されたのですが、王は臆病で、偉い人が出て王位を奪われることを怖れて偉い人間を殺させたのです。

で、キリストは殺される前の日にあれを知ったのでしょう、もし以前に知れば逃げてしまっていたはずです。

「聖書」には前から知っていたように書いてありますが、あれは教祖を立派にするために後からつけ加えたものです。」