「知識は力である」

「結婚生活を成功させる　七つの原則」
という本に、
標題の言葉が出て来ます。

	結婚生活を成功させる七つの原則
	John M. Gottman,Nan Silver,松浦 秀明
	第三文明社

「相手に対する知識は、愛をはぐくむだけでなく、
　結婚生活が嵐に襲われた時にも、
　それに耐える強い力を与えてくれる。」


ということですが、
確かに、相手への思いやり、配慮を具体的に表現しようとすると、
相手が、何を嬉しいと思うか、何を好ましいと思うか、
どうしてもらったら癒されるか、
逆に、何を不快を思うかを知っていなければ、
思いやりの為の行動が、思った効果をあげないばかりか、
逆効果となりかねないですね。


これは、配偶者について書かれた記述ですが、
配偶者に限らず、子供や親など日々共に暮らす家族、
勤務先や地域における人間関係、
プライベートでの交友関係においても
同じことが言えるかなと思います。


そこで、著者ゴットマンさんの提案は、
「詳細な愛情地図を作ろう！」
というもの。


具体的な質問項目は詳細かつ多岐にわたっていた、
ここに紹介するには、とても、エネルギーと時間が足りないので、
一部だけ。


・配偶者の生活環境を書く
☆今の友人たちは。。。
☆友達になりたいと思っている人は。。。
☆ライバル、競争相手、敵は。。。
☆配偶者に起こった最近の出来事を書く
☆来るべき出来事を書く。
　（配偶者が期待しているものは？恐れているものは？）
☆配偶者が現在ストレスと感じているものを書く。
☆配偶者が現在心配しているものを書く。
☆配偶者の希望や抱負を書く。


相手を知るだけでなく、
自分の事も相手に知ってもらわなければならないので、
ゲーム形式で、質問し合うことを勧められています。


忙しすぎて、家族の時間がなかなか取れないワタクシですが、
愛情地図の優先順位をあげて、
一緒にいる時間を楽しい時間にできるように、
相手を知るところから始めていきたいと思います。


それでは、また。
今日も読んでくださって、ありがとう。
皆様と周囲の方の時間が、より素敵なものとなることをお祈り申し上げます。
Good day！