daichanの小部屋

ある平凡な将棋指しの日常

明日対局

2012-01-16 21:20:59 | 日記・雑談
今期初対局です。負けが込んでいるためでしょうか、例年よりすこし遅いスタートになりました。
順位戦なので、長い一日になると思います。今年こそはいい一年になるよう、頑張ります。

昨日はIBCがあり、いつになく本当にアツい展開が続きましたが、残念ながら最後は負けてしまいました。相手はスウェーデン人で、とてもグッドプレイヤーでした。世界一まであと3つだったのであまりにも残念ですが、負けて悔いなしのいいゲームができました。
リバネスにもたくさんの方が応援に来てくれたようで、盛り上がって良かったです。どうもありがとうございました。
ギャモンで次の大きな試合は、盤聖戦の準決勝です。こちらは日本一まであと2つ。実はある意味こちらのほうが優勝の難易度は高いです。

さらに遡って一昨日の話題。電王戦は既報の通り米長会長が練りに練った作戦を披露しましたが、残念ながら敗れました。あの作戦はCOM相手に使う作戦としてはかなり有力かもしれません。もちろん米長先生ほどの棋士が選んだのですからかなり有力なのは間違いないわけですが、ベストかどうかは現段階では分からない、という意味での「かもしれない」です。検証も難しいですし。
ただいずれにせよ、あれを真剣に研究すると本業に支障が出ることは間違いないので、現役プロが使いこなすことは難しいでしょう。

僕も将棋世界の連載をはじめとして、いろいろとCOMの研究はしていましたが、もはや真剣に負かしに行くと大きな犠牲が伴うレベルなのは間違いなさそうです。果たしてそれだけの価値があるのかどうか?船江君や他のプロがどういう準備と気構えで対局に臨むのか、一局の棋譜や勝負の結果よりもそちらのほうに、個人的には興味があります。
ちなみに僕自身はまだボンクラーズと対戦したことはありません。24に常駐している、と聞いたときは本当は指したい気持ちもあったのですが、気がついたら(R点的には)角落ちの手合いに・・

何にせよ、「ミス」がないのはうらやましい限りです。最近の僕は終盤でつまらないミスをして負けることが多いので、今年はできるだけそういうことのないようにしたいです。