オドラデクの心配事

日常にゆるやかに乱入する舞踏家の由無し事

道路劇場入内分校 新たな課題が浮上

2007年01月18日 | 道路劇場のお知らせ
ということで、入内分校での公演は、当面やれる
ことにはなったのだが、新たな問題が浮上してきた。
公演のタイミングということで、教頭先生と地元の
実行委員会が悩んでいるのだ。

学校側の考えは、セレモニーとしての閉校式を
午前10時からはじめ11時半ころに終了する。
昼を兼ねて、12時半から思い出を語る会を坂の下
にある集会所で行う。これは、いわゆる飲み会である。

当初、閉校式のセレモニーと懇親会の間に公演をして
もらうということだったが、現場の教頭先生からすると、
来賓とかマスコミとか、閉校に関しての本来的な様々な
応対があり、懇親会はできれば12時半には始めたい。
そうなると、準備もあるだろうから、30分くらいしか
踊りの時間がとれない。それでは申し訳ないので、人は
少なくても別の日にやってもらうとか・・。
ということなのだ。

いまの入内集落の生活状況からいって、地元の人々は、
そうそう何回も学校に集まれるわけではない。
したがって、3月11日(日)の閉校式にいろいろな地元
の人たちが集まるので一気に公演を行うのが妥当なところ
である。

学校側では、懇親会が始まってしまうと、これは思い出話
に花が咲き、ばらばらになってしまう。第一、懇親会の途中
で坂の下の集会所から学校まで戻ることはほとんど無理である。
かといって、分校の校舎以外で公演することは公演の趣旨で
はないだろう・・。ということらしい。

この件で今週土曜日に入内に入ってくることにした。
学校は小高い丘の上にあり、校庭が坂の途中にあるため、
校舎から眼下に校庭を見下せる。雪は市内の2倍は積もる。
これまでの道路劇場の成り行きからすると、雪の校庭を
最大限に使うことになるだろう。
雪の校庭へのドローイング、ペインティング。
講堂から臨むガラス窓は、昔のガラスなので、
ぴかぴかで、微妙にゆがんでいる。
ジンベ太鼓を乱打すれば、ガラスが振動するはずだ。
分校からの坂を下りて、集会所に下る道すがらでも踊りは
続く。丘の上の校舎から集落へ下る道はここでは象徴的な
道なのだ。
ということで、あしたから、写真をアップしていきます。
                    (つづく)