オドラデクの心配事

日常にゆるやかに乱入する舞踏家の由無し事

踊り初めは風の祭り

2009年01月12日 | 道路劇場のお知らせ
新年が明けてはやいもので月半ば。
今のところ青森はきわめて雪の少ない日々。
昨夏、稽古場周辺の林が伐採されたことで、風向きが変化し、
家の前に雪が積もりにくくなった。
雪かきのいらない毎日が続く。

ことしの踊り初めは、福島県いわき市で今週末に行われる風の祭り。
25年続いている「創造現場~風の祭り」に10年ぶりに参加する。
1989年に故牧良介氏に紹介され、イベントの密度の濃さに圧倒され、
以後十数回参加させていただいた。

仕掛人:新妻好正さんの紹介は、下記のブログで
http://www.hibinoshinbun.com/files/129/kazenomatsuri.html


イベントの紹介(福島民報の記事から)

寺山修司の世界表現 市民参加型、17日にいわき公演

短歌や演劇など幅広い分野で活躍した故寺山修司さんの世界を
表現する市民参加型の舞台が1月17日午後6時から
福島県のいわき市内郷コミュニティセンターで行われる。
同市の企画制作集団・縄文魂(じょうもんそうる)が毎年実施している
創造現場・風の祭りの一部として企画した。
寺山さんの没後25年を記念した事業の第2弾。

出演者の一部を公募し、「ことばの宇宙 増殖する修司―鳥よりも高く飛ぶ『私』」
をテーマに1つの舞台で作品の朗読、打楽器、ピアノ、舞踏の即興表現を繰り広げる。
朗読には公募で選ばれた福島、郡山両市を含む高校生から60歳代までの
13人が参加し、高校教諭のいしいみちこさんが構成・演出を手掛ける。
即興表現には打楽器奏者の石塚俊明さん、ピアニストの永畑雅人さん、
舞踏家の福士正一さんが出演する。

二部では歌人の福島泰樹さんが石塚さん、永畑さんとともに短歌絶叫コンサートを
繰り広げる。
縄文魂の新妻好正代表は「一般公募者による舞台は順調に仕上がっている。
ぜひ、会場に足を運んでほしい」と話している。

チケットは一般3500円(当日3800円)、中学・高校生1500円(当日券のみ)。
問い合わせは縄文魂 電話0246(28)1086へ。