オドラデクの心配事

日常にゆるやかに乱入する舞踏家の由無し事

ぎっくり腰

2009年11月06日 | 健康
家の壁を修繕しているので、家中の荷物をあちこちに移動させている。
はりきりすぎてカミさんがぎっくり腰に。
ひねりながら重いものを持ったせいで、変なぎっくり腰になってしまった。
早々鍼灸整骨院に。湿布とコルセットをして、2、3日は安静が必要とのこと。

久しぶりに会った友人が「うつ」の気配。すこぶる元気がない。
職場でのダメージがかなり影響している様子。
しかし男の更年期障害もうつと間違えられやすい症状だそうだ。
いたずらに心療内科に駆け込んでも薬を飲まされるばかりだ。それも段々強くなって
仕舞いには薬付けになってしまう。
当の本人はつらいだろうが、先のことを考えると自力で脱出するすべを見つけてほしいと思う。
半分くらいはテキトーにやり過ごす、いい加減さとその覚悟が、精神的バランスをとるには
大切だ。










再度週末イベントのご案内

2008年05月09日 | 健康
連休もあっという間に過ぎ去り、田んぼには
あちこち水が張られ、週末からは田植えが始まる
のでしょう。しかし日本の気温は一気に夏に向かっている様子。
ということで、熱い熱いオドラデクの
イベントのお知らせです。
お見逃しなく。

国際寺山修司学会春季大会特別公演
隠遁へのメタファ~ファイナル
日時:5月10日(土)16:00開演
場所:青森大学記念ホール(6号館)
   (青森大学青森市幸畑2-3-1)
出演:佐々木英明(詩作・朗読)
   福士正一(舞踏)
   MAJIO(ペイント)
   伊藤一郎・青森大学学生(朗読)
入場料:一般・資料代1000円
    学生:無料
☆元天井桟敷の佐々木英明のファイナル公演
 冷徹な眼で家族の歴史と愛憎を詠う詩人佐々木英明と
ザマを踊り続ける舞踏家福士正一の渾身のコラボレーション。
MAJIOのペイントが青白く軋む二人の
身体をいっそう燃え上がらせる。

学会の詳細は下記をご覧ください。
http://kokusaiterayamagakkai.web.fc2.com/

【関連イベントのご紹介】
『寺山修司 劇場美術館:1935~2008』
 併設開催:「土方巽と日本のアヴァンギャルド」
2008年4月1日 (火) - 5月11日 (日)
9:30 – 17:00 (入館は16:30まで)
国内の寺山修司展としては最大級の展示です。
今週末で終了です。
10日、11日は、「毛皮のマリー」の特別公演
があります。こちらもお見逃しなく。

詳細は下記をご覧ください。
http://www.aomori-museum.jp/ja/exhibition/14/

お問合せ・申込みは下記へ
*********************************************
〒038-0021 
Tel&Fax 017-766-8009
090-2983-0446
odorade@actv.ne.jp
http://blog.goo.ne.jp/shochan-dance/
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師走公演への助走

2007年12月26日 | 健康


踊り納めとなる公演の準備が少しづつ進んでいる。
詩作・朗読の佐々木英明氏の緻密な台本が完成し、
照明、音響のスタッフとも進行打ち合わせがほぼ終了。
今回美術作品を提供してくれる三輪美奈子さんの長男
遊氏が先日来青し、稽古に立ち会い、作品へのアドバイス
をいただく。ライブペイントのMAJIO氏も困難な
要求に応えるべく、ふすま張り職人氏と現場打ち合わせ
を終了。詩朗読初舞台となる鳴海香も初々しい。
阿部かなえは、二胡とピアノでジョイント。
朗読と音楽とペイントが舞踏家を追い込む。
こんな緻密な進行打ち合わせが本番では一瞬に溶融して、
新たなオドリが生まれていくのだ・・・。

ということで、ご予約はお早めに。
ご予約メールアドレス
odorade@actv.ne.jp






入内公演報告~雪の分校

2007年03月22日 | 健康
天候がめまぐるしく変わった。
快晴で新雪がまぶしいかと思えば、
風が起こり雪が舞い、それが吹雪になる。
そして一陣の風が去ると再び快晴に。

赤い屋根の校舎とそれを取り囲む背後の
森を背景に、一面雪景色のなかでの
パフォーマンス。

遠くから風にのって途切れ途切れに聞こえ
てくる婆様の嬌笑と気まぐれに身体にまと
わり付く風と粉雪がよじれて重なり合い、
いま、ここにあることのザマを踊る。

「私を探さないでください!」
佐々木英明の刺客のように切れ味の鋭い
コトバさえ、まるでデジャヴのように、
ここにこの雪の平面に以前からあったのだ
と思わせる。

MAJIOが描いた6枚の絵は雪の大地から
養分を吸収し、変転する青空に向かってドロリ
と花開いていく。

ふきたの歌は、ギターの弦とウタのコトバが
溶融し、「丘の上のいつものバカ」がなつかしい
ひびきとなって校庭の白い雪の凹凸に吸い込まれて
いく。

太鼓たちは、あの場所に生まれ、一瞬にして消える
生命のオトを紡ぐ様に木霊した。
























(写真つづく)