白老の自然情報

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伏せ焼き(カラマツで炭を焼く)

2008-09-26 21:09:20 | 炭焼き

2008/09/21 ウヨロ環境トラストのウヨロ小屋のそばで、炭を焼きました。
今月のスケジュールを考えるとこの日から始めるしかないと2日前に決めました。

第3回目の挑戦です。今回はうしろ半分以上をカラマツを配置して焼きました。


前回の反省から、焚口付近もシートで覆い空気を遮断する、空気の調節を確実にするため空気口として
煙筒を埋めるなど幾つかの工夫もして見ました。

トラストの活動日でもあり、日中に会員の協力を得て、17:00には炭材に着火しました。



30分毎に煙の温度を測定し、空気量を調節、空気を最小限に絞ってからは
煙の量を絞り温度を100℃程度に調節してみました。

着火後約10時間(3:30)、煙突を1/4程度ふさいだ状態でも温度がじわじわ上昇し始めました。

05:30頃、かなり明るくなり煙が低くたなびいているのが見えました。


06:00(着火後13時間)これが紫色かな… 炭化が終わったと判断し、精錬を開始。



空気口・煙突の両方を全開にして約40分、06:40 煙がほぼ透明に。


煙突も引き抜き、窯全体を密閉して冷却にはいる。


このまま1日冷却するのですが、翌日は「イコロの森」で本格的炭焼き窯を建設中で
見学できるとの事で、翌日の23日は澄み出しを中止しもう一日放置することにしました。

イコロの森では、炭窯の天井の形をつくるための「生材詰込み」の作業が行なわれていました。


一部を手伝わせていただきました。



午後からは、森の学校の原田校長先生の案内で、イコロの森のフォーレストウォッチングをさせていただきました。




フォーレストウォッチングから戻ると、土張り作業が行われていました。
一番奥の、ブルーのシャツ・濃紺のズボンの方が
イコロの森ガーデン(株式会社ラウムランドスケープ) 代表取締役 
本職は、株式会社 アトリエアク の代表取締役 鈴木敏司氏と思われます。
TVでもお顔を拝見していますので間違いないでしょう。
ほぼ、付き切りで見守っていらっしゃいました。

見学はここまで。カラマツの間伐材を炭にするそうです。どんな炭になるか注目です。

翌24日、「伏せ焼き」の方は炭出しです。
一日多く放置したので、密閉が不完全で窯に空気が入っていれば、全てが灰です。
何とか炭が残っているようです。


焚口から50㎝ほどは灰になっていましたが、あとは大丈夫。


60~70%程度が炭になったようです。
煙突の前数本は今回も一部が生焼けでした。
炭になったのは、ほとんどがカラマツです。


カラマツの炭  軽くて軟らかです。


カラマツが良くかたちを保ち炭になってくれたと思います。
使い物になるかどうか?? なるべく早く使ってみたいと思います。

この辺りが、自分でやれる限界かもしれません。

1回目


2回目


今回


炭を焼くのは難しいです。

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