ポロト自然休養林では、外観はシラオイエンレイソウに良く似ているが子房が紫色をしたカワユエンレイソウとも
チシマエンレイソウともエゾミヤマエンレイソウとも判断しかねる“エンレイソウを“2008年以降毎年観察している。
撮影 ポロト自然休養林 2008/05/13
花弁はがく片よりはるかに長い。 2008/05/13
雄しべは雌しべより短く子房は全体紫だ。↓ 2008/05/22
葯は花糸の約3倍の長さのようだ。↓
総合すると、 「花弁はがく片よりはるかに長く、雄しべは雌しべより短く、葯は花糸の約3倍の長さで、子房は全体が紫」となる。
チシマエンレイソウは、花弁はがく片よりはるかに長く、雄しべは雌しべよりも長く、葯は花糸の約3倍の長さ。子房は全体が濃い紫。
カワユエンレイソウは、花弁はがく片よりはるかに長く、雄しべは雌しべより短く、葯は花糸の約2倍で葯の長さが5~6㎜子房全体が紫ではない。
エゾミヤマエンレイソウは、花弁はがく片とほぼ同じ長さ で子房が暗い紫。
チシマエンレイソウにかなり似ているが、 結局どれにも該当しないように見えます。
このエンレイソウの仲間は子孫を残すことができるのだろうか?
八重咲きのミヤマエンレイソウ
そして、萩の里自然公園で「八重咲きのミヤマエンレイソウ」一株が見られた。
発見者にちなんで、「ハレマキエンレイソウ」と勝手に呼んでいたが、数年で消えてしまった。
一代限りの変異なのか、一時的形態の変化なのか解からない。撮影 2007/05/21 萩の里自然公園
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