白老の自然情報

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シラヤマギク(白山菊)とエゾゴマナ(蝦夷胡麻菜) 

2015-09-11 22:19:43 | 植物(草本)の観察

萩の里自然公園で秋に見られる白い花の野菊には、シラヤマギクとエゾゴマナがある。

シラヤマギク(白山菊)キク科シオン属 多年草 花期:8~9月 分布:北海道・本州・九州

 

低地~山地の林縁など日当りの良いところに生育する高いもので1.5mほどになる多年草。茎は直立し上部で分岐する。

葉は心形~卵状三角形で基部はヒレ(翼)となり柄に流れる。縁に粗い鋸歯がある。エゾゴマナの葉の柄は短くヒレは付かない。

頭花は2㎝ほどで、6枚ほどの少ない舌状花が頭状花を囲む。

  

エゾゴマナ(蝦夷胡麻菜)キク科シオン属 多年草 花期:8~9月 分布:北海道、本州(東北地方北部)

 

 低地~山地の林縁や草地に生える多年草。茎はよく分岐し高いもので1.5mほどになる。

葉は長楕円形で先が尖り、縁に粗い鋸歯がある。柄は短い。

花は散房状に多数つき径は2㎝以下で、総苞片には密に毛が生える。

本州に分布するゴマナ(胡麻菜)の基本種とされている。

小型のエゾゴマナ

 

 

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