17日に知床を襲った嵐。国道や道々を通行止めにし、流氷を沖へと追いやりました。
留守にしていた私たちはテレビニュースで被害を聞く他なかったのですが、
帰宅してみると相当の雪と風だったことが分かりました。
3月も下旬なのできっちりの除雪はしませんが、それでも結構時間がかかりました。
この普通の風景の中にあるものが隠されていまして・・・
掘り進めていくとごみステーションが埋まっていました。
きれいに埋没していて探しだすのに手こずりました。
3月も半ばを過ぎたのにこんな本格的な除雪作業を行う羽目になるなんて・・・
でもこんな景色に出会えたので良しとします。
午前6時の気温・・・-5.7℃
体感知床・・・昼はポカポカ
13日午前6時。未明からの南風(出し風)で流氷が大きく離れるも、亀岩付近にはまだ残っていました。
13日午前11時30分。2時間余りで20mmもの雨が降り、出し風も強いままでにち流氷はほとんど沖に・・・。
13日午後5時ごろ。日没30分前になり、少し流氷が近づいてきました。
14日午前6時。未明からの風は西南西。それほど強い風ではありませんでしたが、流氷はびっしりの状態になりました。
お客様も「1日でこんなに変わるなんて」と驚かれていました。
<注意喚起>ドライスーツを着ずに流氷に乗らないで
大変危険ですので、ドライスーツを着ずに流氷の上に乗ることは絶対におやめください。
海水温は氷点下1.7度と非常に低く、万が一海に落ちてしまった場合、命に関わる危険性があります。
また、流氷の上は不安定で、通常の救助活動も困難を極めます。
せっかくの知床旅行です。安全に流氷を楽しむために、必ず専門のガイドの引率の下、ドライスーツを着用し流氷ウォークにご参加ください。
美しい流氷の世界を、安全に満喫していただきたいと心から願っております。
午前6時の気温・・・-1.6℃
体感知床・・・まるで厳冬期の寒さ
日差しぶりに朝から快晴でした。
最低気温は-11.8℃と今季最低記録を更新しました。
干潮時の流氷は岩礁に乗り上げています。
重量が何トンにもなる流氷の塊は絶妙なバランスを保ち、浅瀬に鎮座しています。
中にはこんなテーブル型の流氷もあり、満潮時にどこまで水位が上がるかがよくわかりますね。
<注意喚起>ドライスーツを着ずに流氷に乗らないで
大変危険ですので、ドライスーツを着ずに流氷の上に乗ることは絶対におやめください。
海水温は氷点下1.7度と非常に低く、万が一海に落ちてしまった場合、命に関わる危険性があります。
また、流氷の上は不安定で、通常の救助活動も困難を極めます。
せっかくの知床旅行です。安全に流氷を楽しむために、必ず専門のガイドの引率の下、ドライスーツを着用し流氷ウォークにご参加ください。
美しい流氷の世界を、安全に満喫していただきたいと心から願っております。
午前6時の気温・・・-11.1℃
体感知床・・・昼は日差しで暖かく
最低気温-11.6℃。今季一番の冷え込みとなりました。
オシンコシンの滝も今季初めて結氷しました。
「よく凍らないんですか?」と聞かれますが、ご覧の通りです。
午前6時の気温・・・-10.6℃
体感知床・・・キーンと冷えました
今日も幌別湾はびっしりの流氷で覆われていました。
大きな流氷には巨大なクレバスができていました。
これは満潮時に大きな氷が岩礁に乗り上げ、干潮時に自重で割れてしまったものです。
3メートル近いの深さがあり、落ちたら大変なクレバスです。
真っ白な氷の中に黒い砂が混ざった氷がありました。
知床には砂浜がほとんどないためこのような氷は発生しません。
おそらくこの氷は網走か小清水の砂浜に一度打ち上げられた後、再び離岸して流れ着いたものでしょう。
こんな流氷を間近で見ることができるのも流氷ウォークならでは。
でも・・・
<注意喚起>ドライスーツを着ずに流氷に乗らないで
大変危険ですので、ドライスーツを着ずに流氷の上に乗ることは絶対におやめください。
海水温は氷点下1.7度と非常に低く、万が一海に落ちてしまった場合、命に関わる危険性があります。
また、流氷の上は不安定で、通常の救助活動も困難を極めます。
せっかくの知床旅行です。安全に流氷を楽しむために、必ず専門のガイドの引率の下、ドライスーツを着用し流氷ウォークにご参加ください。
美しい流氷の世界を、安全に満喫していただきたいと心から願っております。
午前6時の気温・・・-9.0℃
体感知床・・・最低気温-10.8℃。
昨日から北西の風が吹き続けた今朝、風に乗って流氷が帰ってきました。
風によって押し寄せられた流氷は行き場を失い、重なり合い、乱氷群となっていました。
今日の流氷ウォークの目的地は岩礁に乗り上げた流氷。
不安定な薄氷の上をそっと歩いて近づけば、大変な大きさの氷だとわかりました。
上に立てばその大きさがわかるでしょう。
たった一晩で巨大氷を運んできて、風景を一変させる風は明日も吹きます。
午前6時の気温・・・-7.9℃
体感知床・・・がっつり寒く
ここ数日、最高気温が+7℃前後、平均気温も+3.0℃ほどと、3月下旬並みの暖かさが続いています。
雪解けが進むこの時期の気温上昇は、屋根に積もった雪を大きくせり出させ、危険な状態を作り出します。
『放置すれば危険だ』と思った矢先、
濛々とした雪煙とともに、案の定、雪が激しく落下しました。
幸い、事なきを得ましたが、急激な気温上昇は、落雪や雪崩など、様々な危険を引き起こします。
皆様も十分にご注意ください。
午前6時の気温・・・+5.7℃
体感知床・・・流氷ウォークは汗だく。
風に乗って流氷が大きく接近してきました。
崖の上からはこんな感じで帯状の流氷が伸びていました。
その姿はまるで天に伸びる天の川のよう。
チャシコツ岩付近には流氷の一部が接岸していました。
今年初めての流氷の海に沈む夕陽です。
午前6時の気温・・・-6.0℃
体感知床・・・空気が冷たいです
今日もプユニ岬から流氷が見えることはありませんでした。
こんなにも流氷初日が遅れることはとても珍しいことです。
1989年か1990年の冬、私が初めて知床を訪れた時のことです。
2月に20日間滞在したのですが、ついに流氷はやって来ませんでした。
知床を離れる日、斜里バスの車窓から水平線に白い帯が見え、
「あれが流氷だよ」と教えてもらったのが、私が初めて目にした流氷でした。
多くのお客様と観光関係者が待ちわびている流氷。
一日も早く姿を見せてほしいです。
午前6時の気温・・・-4.0℃
体感知床・・・風が落ち着きました
今日の海は大荒れで、波浪警報が発令されたほどでした(その後解除)。
波は垂直の崖を駆け上がるように押し寄せ、その勢いに圧倒されました。
高波で舞い上がった潮が海岸の雪面に降りかかり、雪が黄色く染まっていました。
ここは標高100m以上もある場所。潮がこんな高さまで飛んでくるとは驚きです。
風も強く、「天に続く道」は吹き溜まりのため通行止め。
楽しみにしていた観光客の方々は、入り口付近で困惑した様子で立ち尽くしていました。
午前6時の気温・・・-4.2℃
体感知床・・・北西の風、ビュービュー
今日はウトロよりも斜里の方がひどい天気だったようです。
真北の風が畑からの雪を飛ばし、道路上に溜めていきます。
それを避けようブレーキをかけたレンタカーがスリップ。
あわや大事故になるところでした。
大雪のため釧網線は部分運休が発生。
JR知床斜里駅は釧路方面に行きたいお客様でごった返していて、
「カワユオンセーン!」と叫ぶ外国人観光客の対応に若い職員さんが追われていました。
午前6時の気温・・・-2.2℃
体感知床・・・顔に氷の粒が飛んできました
昨夜、積雪深は1mを超えました。
これは2022年3月22日以来3年ぶり。
ごみステーションはほぼ埋まってしまいました。
今日はその掘り出し作業を行いましたが、なかなか手強かったです。
なんせ、中はほとんど雪で埋まってしまっていましたから。
何とかきれいにしまして、これでごみが捨てられます。
午前6時の気温・・・-5.0℃
体感知床・・・風もなくポカポカ
今日は-8.0℃まで下がったものの、久しぶりの日差しがあったため、道路がぐちょぐちょ。
夕方になって気温が下がってきて、そんな中を走ると車体には氷の粒がいっぱい付着していました。
今日は道路も薄い氷でコーティングされていて、国道では交通事故も発生していました。
運転には気を付けて下さいね。
午前6時の気温・・・-6.7℃
体感知床・・・ぽかぽかでした
今日は知床の日。世界自然遺産登録から20年となりました。
ここ数日、まとまった雪が降る日が多いです。
サルノコシカケの上にもこんもりと。
気温が高めなこともあり、霜の芸術が見事です。
普段の知床の冬ではなかなか見られない風景の中をスノーシューで歩くのはとても気持ちいいですよ。
午前6時の気温・・・-2.5℃
体感知床・・・北風がとても冷たく