第6回目のオロンコ岩花便りです。気温がとても上がった1日でした。
階段脇ではキリンソウが出迎えてくれます。
チシマアザミは下を向いて咲いています。
ヒオウギアヤメが一気に開花しました。
ヤマブキショウマは一株だけ開花していました。これからですね。
エゾノカワラマツバも明るい黄色です。
クサフジも咲き始め。
エゾスカシユリが3輪ほど咲きました。北海道の夏を代表する花の一つです。
ミヤマラッキョウはもうすぐ開花です。
遊歩道の草刈りが行われたようです。
でもこれから咲く花まで刈り取られてしまっていてとても残念です。
何とかならなかったものか・・・と思います。
午前6時の気温・・・+19.8℃
体感知床・・・とても暑かったです
第5回目のオロンコ岩花便りです。たくさんの花が咲き揃いました。
階段脇のエゾシモツケは満開になりました。
センダイハギが咲きました。年々株が増えているような気がします。
オオアマドコロもあちこちで見られます。
スズランも咲きました。
クロユリもまだ咲いています。
ゼンテイカ(エゾカンゾウ)も咲いている株が一気に増えました。
オドリコソウは花が長持ちするので、これからも楽しめます。
ニホンタンポポも咲きました。総包片が閉じているか確認してくださいね。
マイヅルソウもたくさん咲いていますよ。
午前6時の気温・・・+15.3℃
体感知床・・・爽やかな風が吹いていました
第4回目のオロンコ岩花便りです。ようやくたくさんの花が咲き始めました。
階段脇のエゾシモツケが7分咲きです。
オドリコソウのかわいい花も咲き始めました。
クルマバソウも小さな花がまとまって見られます。
準絶滅危惧種のオクエゾサイシンです。
そしてクロユリ。しっかりと2輪咲いていました。
午前6時の気温・・・+9.9℃
体感知床・・・とても爽やか。
第3回目のオロンコ岩花便りです。寒い日が続いたせいか植物の生育がゆっくりです。
エゾシモツケはまだまだ白い花が見られません。
クルマバソウもあともう少し。
スズランも早く咲いてほしいです。ほかにもマイヅルソウやオオアマドコロなど花が準備されています。
タチツボスミレが咲いていました。
ゼンテイカ(エゾカンゾウ)が遊歩道の奥に1株だけ咲いていました。
今日の鳥はホオジロでした。
午前6時の気温・・・+9.9℃
体感知床・・・朝は寒く昼は暑く
雪山がきれいに映る第3湖です。
今年も岩の上にオクエゾサイシンが咲きました。
「奥蝦夷」の名前の通り北海道に咲く花ですが、本州でも見られる場所があります。
ヒメイチゲもきれいに咲きました。遊歩道のすぐ脇に咲いてくれるので見つけやすく人気です。
今日の知床は午後からぐっと気温が下がりました。
ヒメイチゲは低温になると受粉を助ける虫が飛ばなくなるため閉じてしまいます。
花粉を無駄にしないための戦略です。
午前6時の気温・・・+13.6℃
体感知床・・・暖かいと思ったのは朝だけ。
網走気象台から網走でも一昨日桜が開花したと発表がありました。
そして知床でもエゾヤマザクラが咲きました。
昨年よりも13日遅い開花となりました。
国立公園内でもちらほら咲いてきて、知床五湖でも一部開花していました。
知床は遅れていた春に包まれています。
午前6時の気温・・・+8.0℃
体感知床・・・穏やかでした
第2回目のオロンコ岩花便りです。前回から9日経ちましたが、大きな変化は見られません。
キバナノアマナは少し元気がありません。寒さにやられたのでしょうか。
エゾエンゴサクはたくさん見られます。
セイヨウタンポポが咲き始めました。階段の頂上付近です。
花はまだでも目立つ植物はたくさんあります。
エゾカンゾウの葉もスクスク。
エゾシモツケも白い花はまだまだこれからですね。
こちらはオオハナウド。
マイヅルソウも来月の開花です。
クロユリです。こちらは今月の終わりに咲くはずです。
イソヒヨドリもいい声で鳴いてくれていましたよ。
午前6時の気温・・・+9.7℃
体感知床・・・風は冷たかったです
今年第1回目のオロンコ岩花便りです。今年は例年よりも寒い日が多いので花も遅れがちです。
4月の花はいつも2種。キバナノアマナとエゾエンゴサクです。
エゾエンゴサクは紫色が一般的。でも他にもいろいろあります。
青いエゾエンゴサクは時々見られます。
ピンク色のエゾエンゴサクはレア。でももっとレアなのは真っ白なエゾエンゴサクです。
オロンコ岩では残念ながら見つけられませんでした。
午前6時の気温・・・+6.5℃
体感知床・・・時折突風が吹きました
最近の雨と雪解け水が川を増水させています。
オシンコシンの滝のそばにはフキノトウがたくさん見られます。
近くで見るととても美しいですね。
初春の花の代表選手の一つがフクジュソウ。次の暖気で一気に満開になりそうです。
ギョウジャニンニクもあちこちにたくさん出ていました。
こちらはバイケイソウ。美味しそうですが毒草です。
午前6時の気温・・・+4.3℃
体感知床・・・雨が降ったり止んだり
今年は真冬のこの時期でもたくさんの実が成っています。
ヤマブドウはとても美味しい実。
特に今は天然の干しブドウとなり、甘みがギュッと濃縮されて森の御馳走です。
そんなヤマブドウを御馳走と思っているのは我々だけではないようで・・・・
クマゲラの食痕の穴の中にたくさんのヤマブドウの実が隠されていました。
犯人はエゾリスでしょうか。真冬に備えて貯食していたのでしょう。
でも雪に埋もれていたので、エゾリスも忘れてしまっていたかもしれませんね。
午前6時の気温・・・-6.6℃
体感知床・・・最高気温+4.4℃
草原では風にススキがたなびく姿が見られるようになりました。
ナナカマドもいつの間にか実が色付いてきました。真っ赤になるまでもう間もなくでしょうか。
今年豊作が確実視されるミズナラのドングリ。
先日の嵐で落ちてしまった実がある中で、この木の堅果は堅調です。
こちらは同じブナ科のコナラ。ちょっとわかりづらいのですが、細長いドングリができます。
森は一気に秋のムードがいっぱいです。ぜひ知床の秋を見に来てくださいね。
午前6時の気温・・・+18.6℃
体感知床・・・西風が冷たかったです
涼しい空気に包まれた朝の知床・ウトロです。
8月のオロンコ岩の主役はトリカブトです。
咲き始めが遅かったため、まだ蕾がたくさんあります。
ミヤマアキノキリンソウもいい感じです。
エゾヨモギギクはすっかり茶色くなりました。
エゾノヨロイグサもすっかり枯れ枯れ。
エゾノコギリソウはとても元気。
キンミズヒキもまだまだ見られます。
他にもクサフジ、チシマアザミ、モイワシャジン、ナガボノシロワレモコウの花が咲いています。
午前6時の気温・・・+15.8℃
体感知床・・・昼と朝晩の体感の違いが激しいです
朝霧に覆われた知床・ウトロです。
今日の天気のような名前のアサギリソウ。
きれいな花が咲くわけではありませんが、とても存在感のある植物です。
ナワシロイチゴの実が熟していました。ゼリービーンズのようです。
ナガバキタアザミもあちこちに咲いています。
モイワシャジンもたくさん見られます。
ミヤマアキノキリンソウも咲き始めました。
ススキも咲き始め、オロンコ岩は秋に向けて進んでいるようです。
他にもナンテンハギ、オオダイコンソウなどの花が咲いています。
いつもならば咲いているトリカブトがまだ咲いていません。もうすぐでしょうか。
午前6時の気温・・・+17.6℃
体感知床・・・涼しい朝でした
今日の最高気温は+33.1℃(12:42)。
昨日の最高気温を更新しました。
エンレイソウの実ができていました。エンレイソウは「延齢草」。
縁起の良い植物ですね。
午前6時の気温・・・+28.8℃
体感知床・・・暑い!