今年第1回目のオロンコ岩花便りです。今年は例年よりも寒い日が多いので花も遅れがちです。
4月の花はいつも2種。キバナノアマナとエゾエンゴサクです。
エゾエンゴサクは紫色が一般的。でも他にもいろいろあります。
青いエゾエンゴサクは時々見られます。
ピンク色のエゾエンゴサクはレア。でももっとレアなのは真っ白なエゾエンゴサクです。
オロンコ岩では残念ながら見つけられませんでした。
午前6時の気温・・・+6.5℃
体感知床・・・時折突風が吹きました
今年第1回目のオロンコ岩花便りです。今年は例年よりも寒い日が多いので花も遅れがちです。
4月の花はいつも2種。キバナノアマナとエゾエンゴサクです。
エゾエンゴサクは紫色が一般的。でも他にもいろいろあります。
青いエゾエンゴサクは時々見られます。
ピンク色のエゾエンゴサクはレア。でももっとレアなのは真っ白なエゾエンゴサクです。
オロンコ岩では残念ながら見つけられませんでした。
午前6時の気温・・・+6.5℃
体感知床・・・時折突風が吹きました
最近の雨と雪解け水が川を増水させています。
オシンコシンの滝のそばにはフキノトウがたくさん見られます。
近くで見るととても美しいですね。
初春の花の代表選手の一つがフクジュソウ。次の暖気で一気に満開になりそうです。
ギョウジャニンニクもあちこちにたくさん出ていました。
こちらはバイケイソウ。美味しそうですが毒草です。
午前6時の気温・・・+4.3℃
体感知床・・・雨が降ったり止んだり
今年は真冬のこの時期でもたくさんの実が成っています。
ヤマブドウはとても美味しい実。
特に今は天然の干しブドウとなり、甘みがギュッと濃縮されて森の御馳走です。
そんなヤマブドウを御馳走と思っているのは我々だけではないようで・・・・
クマゲラの食痕の穴の中にたくさんのヤマブドウの実が隠されていました。
犯人はエゾリスでしょうか。真冬に備えて貯食していたのでしょう。
でも雪に埋もれていたので、エゾリスも忘れてしまっていたかもしれませんね。
午前6時の気温・・・-6.6℃
体感知床・・・最高気温+4.4℃
草原では風にススキがたなびく姿が見られるようになりました。
ナナカマドもいつの間にか実が色付いてきました。真っ赤になるまでもう間もなくでしょうか。
今年豊作が確実視されるミズナラのドングリ。
先日の嵐で落ちてしまった実がある中で、この木の堅果は堅調です。
こちらは同じブナ科のコナラ。ちょっとわかりづらいのですが、細長いドングリができます。
森は一気に秋のムードがいっぱいです。ぜひ知床の秋を見に来てくださいね。
午前6時の気温・・・+18.6℃
体感知床・・・西風が冷たかったです
涼しい空気に包まれた朝の知床・ウトロです。
8月のオロンコ岩の主役はトリカブトです。
咲き始めが遅かったため、まだ蕾がたくさんあります。
ミヤマアキノキリンソウもいい感じです。
エゾヨモギギクはすっかり茶色くなりました。
エゾノヨロイグサもすっかり枯れ枯れ。
エゾノコギリソウはとても元気。
キンミズヒキもまだまだ見られます。
他にもクサフジ、チシマアザミ、モイワシャジン、ナガボノシロワレモコウの花が咲いています。
午前6時の気温・・・+15.8℃
体感知床・・・昼と朝晩の体感の違いが激しいです
朝霧に覆われた知床・ウトロです。
今日の天気のような名前のアサギリソウ。
きれいな花が咲くわけではありませんが、とても存在感のある植物です。
ナワシロイチゴの実が熟していました。ゼリービーンズのようです。
ナガバキタアザミもあちこちに咲いています。
モイワシャジンもたくさん見られます。
ミヤマアキノキリンソウも咲き始めました。
ススキも咲き始め、オロンコ岩は秋に向けて進んでいるようです。
他にもナンテンハギ、オオダイコンソウなどの花が咲いています。
いつもならば咲いているトリカブトがまだ咲いていません。もうすぐでしょうか。
午前6時の気温・・・+17.6℃
体感知床・・・涼しい朝でした
今日の最高気温は+33.1℃(12:42)。
昨日の最高気温を更新しました。
エンレイソウの実ができていました。エンレイソウは「延齢草」。
縁起の良い植物ですね。
午前6時の気温・・・+28.8℃
体感知床・・・暑い!
オロンコ岩は知床の数少ないお花畑ですが、花の判別が難しいのがセリ科の植物です。
上の写真はエゾノシシウド。
こちらはオオハナウド。
さらにエゾノヨロイグサ。
これはマルバトウキ。
そしてノラニンジン。
全部同じに見える・・・とは言いませんが、とても難しいです。
午前6時の気温・・・+19.0℃
体感知床・・・かなり蒸し暑くなりました
霧が濃い知床・ウトロです。
オロンコ岩では春の風で壊れてしまった看板に代わり、こんな看板になりました。
階段を登り始めると柵の向こうにモイワシャジンが咲き始めました。
花数が日に日に増える花です。
岩の上の遊歩道にも咲き始めました。
ナガボノシロワレモコウも咲き始めました。
エゾヨモギギクも咲き始めました。
オロンコ岩ではこの時期に咲く普通の花ですが、咲いているのは北海道だけで、
それも限られた場所にしか咲いていません。貴重な植物です。
こちらはカセンソウ。北海道から九州まで咲いています。
イブキジャコウソウもあちこちにたくさん咲いていて、とてもいい匂いがしています。
他にもクサフジ、チシマアザミ、オオハナウド、エゾノヨロイグサ、マルバトウキ、コウゾリナ、チシマアザミ、ナンテンハギ、オオダイコンソウ、などたくさんの種類の花が咲いています。
午前6時の気温・・・+15.4℃
体感知床・・・蒸しました
今日の知床五湖は爽やかな青空が広がりました。
遊歩道内ではクルマユリが開花しました。年々株が増えてきています。
花が下に向いて咲くのは、上を向く花に比べて茎が細くできるかららしいです。
午前6時の気温・・・+17.9℃
体感知床・・・日向は暑く、日影は涼しく
今日は夕方まで晴れなかった知床です。
階段の登り始めにはナワシロイチゴが咲き始めました。
オロンコ岩のセリ科の代表格であるオオハナウドが咲き始めました。
階段を登っているととてもいい香りがします。香りの正体はエゾノカワラマツバです。
近くによって嗅いでみてほしいです。
エゾスカシユリもどんどん咲いてきています。
センダイハギは結実し始めました。マメ科の植物であることが分かりますね。
他にもクサフジ、ヒオウギアヤメ、チシマアザミ、ミヤマラッキョウ、ナンテンハギ、オオダイコンソウ、エゾノシシウド、ハマナス、ヤマブキショウマなどたくさんの種類の花が咲いています。
午前6時の気温・・・+9.5℃
体感知床・・・とても寒かったです
地上遊歩道のあちこちでギンリョウソウが咲いています。
ツアー中に紹介すると、お客様の反応は二分されます。
熱心に写真を撮る人と、あまり興味がない人と・・・。
不思議な植物です。
ツルアジサイが咲き出しました。今日の霧がとてもよく似合う花です。
午前6時の気温・・・+11.6℃
体感知床・・・雨の予報も降りませんでした
早朝こそすっきり晴れた知床でしたが、雲の多い一日でした。
オロンコ岩では5日前に咲いていなかった花が咲きました。
上はミヤマラッキョウ。本州では高山で見られる花ですが、知床では海辺のオロンコ岩で見られます。
チシマアザミは1m以上にもなる多年草です。マルハナバチがやってきていました。
ナンテンハギは花持ちの良い植物。10月まで花が見られます。
オオダイコンソウはバラ科の植物です。まだまだたくさんの花が見られそうです。
他にもエゾスカシユリ、エゾゼンテイカ、クサフジ、ヒオウギアヤメ、センダイハギ、エゾノシシウド、ハマナス、ヤマブキショウマなどたくさんの種類の花が咲いています。
午前6時の気温・・・+14.6℃
体感知床・・・雨がぽつぽつ
今日は霧の中の一日でした。オロンコ岩にも冷たい空気が漂っていました。
エゾスカシユリが咲き出しました。夏の北海道を代表する花ですね。
クサフジもオロンコ岩の夏の花です。
ヒオウギアヤメは今が満開です。
ヤマブキショウマは山吹升麻と書きます。葉が山吹に似ていることからだそうです。
ハマナスも咲き出しました。たくさんのつぼみが見られますので、まだまだ咲きます。
午前6時の気温・・・+10.0℃
体感知床・・・霧の中でひんやりでした
今日は午後から強い雨の知床五湖でした。
カシワやミズナラには花序がぶら下がっています。
昨年のドングリの不作は今年の森にも大きな影響を与えているようですが、今年のドングリはどうなることやら。
秋になってからのお楽しみですね。
午前6時の気温・・・+17.1℃
体感知床・・・大粒の雨が弾丸のように飛んできました