国立環境研究所の持続可能性に関する指標開発のワークショップ(3回目)に参加した。
今回のテーマの1つが希望学だった。内容が新鮮で面白かったので、講師の玄田有史先生の編著「希望学」(中央新書ラクレ)を購入し、今日、電車の移動中に読んでみた。
持続可能な社会づくりにおいて、中心的な目標は、現世代と将来世代の幸福を両立させることだとしよう。希望とは、現在からみた将来に対するものであるから、現世 . . . 本文を読む
写真:キンモクセイ
昨年度、各ブロック毎の地域環境政策ビジョンを策定するための予算がつき、近畿と関東地域の基礎調査業務を受注した。
今年度も、近畿地域環境政策ビジョンの2年度めの業務を行っている。
現在、ビジョン素案を作成し、協議会に提案しようという段階だが、広域の政策というのはどうも難しい。
これは、環境省の地方事務所ができたばかりだからではない。経済産業局、地方整備局にせよ、地方の出 . . . 本文を読む
写真:ハブランサス(雨が降った後に咲く)
今日の午前は、環境省の委託調査における委員会。
朝早くからのセッティングと事務局としての気遣いで、途中で疲れてしまった。
でも委員の意見は的確で感触あり。
午後は、居住地である国分寺市の環境推進管理委員会。
市民であるが、一応有識者枠で委員をしている。
委員会の事務局やら、委員やら、立場が違うことを一日に体験するのは面白い。
国分寺市のこの委員会は . . . 本文を読む
注)写真は大阪大学工学部環境工学棟
今週は、出張続き。
連休あけの火曜日は、名古屋にあるJICA中部で、毎年、恒例の講義。ラオス・ミャンマー・フィリピンの行政官向けに、地域資源の定義や分類、活用事例の紹介を行った。今年は、足尾銅山の例をいれ、地域資源の活用における失敗の影響と後遺症の話しをした。また、SWOT分析の方法論の基本的なところを説明した。
水曜日は、つくばの国立環境研究所で、ワー . . . 本文を読む
今日は、プレック研究所のプロジェクト発表会だった。
年に1回、全国の事務所から社員が集まり、各部署の代表が、特定のプロジェクトの成果を発表する。
近代化産業遺産の調査あり、動物園の設計、生物生息調査、景観計画など、プレックの得意分野の発表が相次ぐ。
私の関連では、チームマイナス6%、東京五輪関連等の報告があり、それぞれ賞をもらった。
年に1回、プロジェクトの成果を共有し、また発表を通じて、 . . . 本文を読む
昨日は大阪出張。近畿地方環境事務所で、近畿地域環境ビジョンの本年度業務の打ち合わせ。
帰りの新幹線の中で、環境省のエコタウンに関する調査の入札(企画書の技術点と応札の価格点の総合評価方式)の結果を知る。残念ながら、総合2位。しかし、次につながる結果と納得する。
東京駅につき、約束の食事会に行く。場所は、大分県のアンテナショップ「坐来」。交通会館の銀座より、大分県の東京事務所等が入るビルの8F。 . . . 本文を読む
昨日は、浜松北高校の関東同窓会だった。
幹事年ということで、熱心な同級生たちのがんばりをみて、思い切って参加した。
総勢200名、同級は40名強。盛況だった。
30年ぶりだから、はじめましてと挨拶をせざるを得ない人が多い。私は、かなり太ったので、まったくわからない人ばかりだったと思う。
やはり30年の間の経験は、人を変えただろう。それぞれの職場や人生での経験の重みを感じた。
それでも、い . . . 本文を読む
ロハスビジネスの講演会で、考え方ことの2つめは、地方の面白さということである。
大和田さんも水津さんも、地方にロハスを持ち込もうとしている。地方の活性化のためには、都市住民とつながっていくことが不可欠で、とりわけ、質のよい消費者でもあるロハス層のニーズに応えていくことが大事だという考え方である。また、地方には、ロハス層のニーズに応えるだけの十分な資源がある。それを活かさない手はない。
そ . . . 本文を読む
「ロハスビジネス出版記念講演会」に行ってきた。執筆者である大和田順子さんの講演、著書でロハスビジネスのフロンティアと位置づけられた大地を守る会の藤田和芳さんの講演、共著者の水津陽子さんと信越トレイルを手がけられた加藤則芳さんの対談という構成だった。
とても質のよい、有意義な2時間半だった。講演を聴きながら、考えたことを2つ、記しておく。
1つは、ロハスビジネスの定義のこと。
2002 . . . 本文を読む
地方環境事務所が設立されたのは、2005年10月のこと。環境行政における国と地方の新たな協働関係を築く拠点として、地域の実情に応じた機動的かつきめ細かな施策を展開することが、その役割だとされる。
環境省の地方の出先機関が何もなかったわけではない。自然保護事務所と地方環境対策調査官事務所は従来よりあり、統合されて地方環境事務所となった。
かねてより、これからは地域環境事務所を重視していく . . . 本文を読む
1月に行う「地域環境経済論」の講義の最終回で、「超長期環境ビジョン」をとりあげることにしている。講義用の資料整理をしてみた。
超長期ビジョンの検討には、シナリオライティングの手法が使われることが多い。これは、検討の前提となる外部要因は、“確実にこうなる”ことが明確なものばかりではなく、重要だがどうなるかわかならないという不確実なものが多いためである。シナリオライティングでは、重要かつ不確実な . . . 本文を読む
年内のやるべきことをやっておこうと、千駄ヶ谷にある全国設計事務所健康保険組合の施設で健康診断を受けた。
朝9時の受付だったが、30分以上、早くついたので、組合の施設の近くにある鳩森神社の境内に足を踏み入れた。イチョウの巨木があったので、写真をとろうと思ったからだ。
巨木もすごかったが、この神社の境内はこぎれいに整備され、いろいろなものがあった。
1つは、将棋堂という六角形の建物。日本将棋連盟 . . . 本文を読む