サードウェイ(第三の道) ~白井信雄のサスティナブル・スタイル

地域の足もとから、持続可能な自立共生社会を目指して

千駄ヶ谷の富士塚

2007年12月28日 | 雑感
年内のやるべきことをやっておこうと、千駄ヶ谷にある全国設計事務所健康保険組合の施設で健康診断を受けた。

朝9時の受付だったが、30分以上、早くついたので、組合の施設の近くにある鳩森神社の境内に足を踏み入れた。イチョウの巨木があったので、写真をとろうと思ったからだ。

巨木もすごかったが、この神社の境内はこぎれいに整備され、いろいろなものがあった。

1つは、将棋堂という六角形の建物。日本将棋連盟により建立された巨大な王将が祀られている。ちなみに、JR千駄ヶ谷駅のホームにある水のみ場は、王将の形をしているが、これも将棋連盟の縁らしい。

もう1つが、富士塚である。小さな築山で、上の方には溶岩がつまれ、祠が設けられている。富士山ファンの私には、うれしい発見。後で調べると、江戸時代に富士山信仰が、いわゆる新興宗教のように流行り、幕府に禁止されるほどになったが、その名残らしい。東京区内には20もの富士塚が残っているという。

富士塚の上にのぼると、昔は富士山が見えたらしい。遠くの自然を眺め、それをあがめながら暮らすことは悪くない。私も登ってみたが、見えたのは隣のビル。小さな築山のもの悲しさ。

そんな寄り道をして受けた健康診断。富士登山のおかげで(?)、息がきれ、血圧が高く、体重も減っていない。深く反省し、毎日の運動を誓う帰り道となった。


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