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サードウェイ(第三の道) ~白井信雄のサスティナブル・スタイル

地域の足もとから、持続可能な自立共生社会を目指して

ルーラル・ロハス ~大分アンテナショップにて

2008年06月27日 | 雑感
昨日は大阪出張。近畿地方環境事務所で、近畿地域環境ビジョンの本年度業務の打ち合わせ。

帰りの新幹線の中で、環境省のエコタウンに関する調査の入札(企画書の技術点と応札の価格点の総合評価方式)の結果を知る。残念ながら、総合2位。しかし、次につながる結果と納得する。

東京駅につき、約束の食事会に行く。場所は、大分県のアンテナショップ「坐来」。交通会館の銀座より、大分県の東京事務所等が入るビルの8F。ここに、飲食店があるとは思わない。

会合の相手は、ロハス・プロデューサーの大和田順子さんと、アミタというリサイクルコンサルの地域デザイン部長の佐藤博之さん。

大和田さんは、民間シンクタンクやコンサルタントを経て独立。ロハス・ビジネスのネットワークを立ち上げた。全国各地でロハスの講演会をしたり、国の委員をつとめたり。農山村でのルーラル・ロハスにも関心を持ち出している。

佐藤さんは、グリーン購入ネットワークの事務局長から、転進し、農山村での第六次産業の事業の責任者をつとめている。事業構想は、大きくいえば「新しい公」。行政ではなく、民間がビジネスをしながら、公的役割を担っていくのだという。

大分の地酒や麦焼酎を味わい、関アジ等の海の幸、しいたけ等の山の幸に舌をうちながら、情報交換となる。料理は素材そのものを活かし、新鮮。

大和田さんと佐藤さんの共通点は、農山村の暮らしを楽しい、面白いと思っていることだ。社会的な問題意識はもちろんだが、自分が面白いと思うことを、どちらかというと普通の人の目線で、ビジネスにしようとしている。

一定の仕事をなしてきた40代が、農山村に関わり、そこで楽しみながらも、次の仕事をなしていく。過度な気負いはなく自然体だが、意欲と知恵、経験はある。

食事の締めは、竹田の湧水で炊いた白ごはんとお味噌汁。お米がべたつかない風に立っていて、おいしかった。


参考:
坐来:http://www.zarai.jp/index.html
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はじめまして (堀口昌澄)
2008-07-01 06:00:37
はじめまして。いつも興味深く読ませていただいております。

お会いになった佐藤と同じアミタに勤めております、堀口と申します。アミタという会社は産廃のリサイクルから発祥し、環境のコンプライアンス、CSR支援をする中、農林水産業、地域再生にも力を入れていこうとしています。
いつもブログを拝見している白井様とも関係が生まれていると聞くと、なんだか不思議な気がします。

かく言う私は、廃棄物を中心としたCSRやコンプライアンス支援をしております。このようなブログも立ち上げておりますので、よろしければご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/jizokukanou/

今後ともよろしくお願いいたします。
返信する
ありがとうございます (白井)
2008-07-01 15:33:42
世間は狭いですね。

堀口さんのブログ、充実していますね。
今度、じっくり拝見します。

シンクタンク、コンサルとして、どんどん情報発信をしていきましょう。

こちらこそ、よろしくお願いします。
返信する

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