降誕後主日
○2008年最後の礼拝です。今日はイエスさまがお生まれになって初めて迎える
主日です。だから、聖壇布も輝く喜びを表して「白」になりました。
お花は今年一年の喜びも苦しみも、哀しみも嘆きも、その全てを一つにまとめて
静かに雄々しく調和して、一つの世界を作り出してくれています。
この一年を振り返ってみると、この礼拝堂のお花はいつも「調和」していました。
どんな色の、どんな種類のお花であっても、礼拝堂のお花は「調和」していたと
思います。
それはきっと神さまがつくられた世界は、調和の世界であることを言葉で語るで
もなく、一つ一つが主張するでもなく、存在することそのものが自然の調和である
ことを、黙って教えてくれていたように思います。
自然の世界に無駄なものは一つもないし、疎外されるものは一つもないし、目だ
って誇るものも一つもないということなのだと、この一年、礼拝堂のお花を写し続
けて今こころ熱く思います。
お花は他のものを引き立てるためにそこにあります。私たちもまた他の人が美し
く明るく生きるために存在するものでありたい・・・・・・と、なぜか涙があふれそう
に思いながら、今年最後の「今日の礼拝堂」を締めくくります。
○女性の会の総会です。女性の力がなければ教会のこまごまとした仕事は支えられ
ないことでしょう。熱心に語り合う女性の会の姿に、教会の確かなあしたを感じられま
す。
○はて?・・さて?・・これはなんでしょう?
26日27日の二日間、札幌はそれまでの穏やかな姿を突然に変えて雪と風と雨が
降り続きました。これは教会の裏玄関のドアです。雪が降り止んで明るくなった日
曜日、ドアの柵に見事な自然の造形が残されていました。
人間がつくろうとしても、これほど見事には作ることができない珍しい風景なので
記録にとどめました。
○新しい一年がこの世界に明るさをもたらすために、私たち一人一人に託された
小さな業をこころを込めてコツコツとしていきましょう。
ご愛読くださったみなさまに感謝して・・・
ブログ作成担当者・モリセンジロウ、オザワミキ、オオワマリ。