korou's Column

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松浦亜弥 最高のライブの1つ(その5)

2018-10-13 | 松浦亜弥

2010.9.11 コットンクラブでの松浦亜弥コンサートライブ録音(その5)


前回アップの音源での歌唱の後

MCに続いて「結婚しない二人」が歌われた。

 

 

20100911 MCと「結婚しない二人」

 

MCのほうは

すっかりリラックスムードとなり

好き放題喋っている様子。

このへんが

ちょうどいいくらいの緊張度なのだろうか。

 

 

「結婚しない二人」については

ディスコグラフィーで取り上げたとき

”遅いテンポはダメ”なんて書いていた自分だが

今は正反対の感想になっていて

遅いテンポでこそこの曲の良さが出てくる(ただし、その分

演奏・歌唱ともに難易度は増すのだが・・・)と思っている。

 

理想は、KAN&亜弥さんのこの映像のテンポ。

2009.3.10 WOWWOWでの「結婚しない二人」

もっとも、テンポは最適なのだが

亜弥さんの歌い方が”上手すぎて”しっくり来ないという

別の難しさも感じられる。

(ああ、歌って難しい!)

 

となると、トータルで見れば

これが一番いいなあ、と最近は思い始めている。

 

 

松浦亜弥 - 結婚しない二人

 

この「想いあふれて」ツアーでの「結婚しない二人」は

テンポは、上記デュエットバージョンよりも

ほんの少し速いものの

異様に速すぎることもなく

歌そのものも

十分ニュアンスが感じとれる優れた歌唱になっている。

 

2010年以降の「結婚しない二人」については

どういうわけか、それまでのテンポと比べて

随分と速い演奏、歌唱になってしまった。

ちょっとだけ聴く分には

そのほうがスマートでカッコいいのだが

何度も何度も繰り返し聴くとなると

ただ単に速いだけの内容の無い歌になってしまう・・・というのが

最近の私の感想である。

 

このコットンクラブでの「結婚しない二人」は

そういうハイスピード演奏の典型となっている。

さすがに、声が出まくっていた時期だけに

内容が無い、ニュアンスが乏しいといえども

音の力、声の力で押し切れたとも言える。

でも、この時期だったら

このテンポではなく

「想いあふれて」ツアーくらいのテンポで

歌ってほしいところだった。

こういうのは

福ちゃん(福長さん)のパーカッションだったら

実現したかもしれないけど

あまり亜弥さんのバックで演奏したことのない”そうき”さんだと

そのへんは分からなかったかもしれないと

思ったりする。

 

まあ、そうは言っても

このテンポでも気持ちよく聴けるのは事実だから

難しいことを言わなければいいんですけどね。

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2 コメント

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Unknown (孫右衛門)
2018-10-14 23:10:21
長らくご無沙汰しています。
「結婚しない二人」この曲を歌う彼女は私も好きです。
個人的には、cottonclubのものも良く聴きましたが、
KANさん伴奏の紹介の動画もお気に入りで、このように本来じっくり聴かせる曲であってもよかったはずです。

ここにきてまた松浦亜弥さんに関する記事の連投をありがとうございます。
返信する
もうしばらくは松浦亜弥only (korou)
2018-10-15 20:31:26
>孫右衛門さん

どうも、こちらこそご無沙汰しています。
「結婚しない二人」は
作曲者のイメージだと
もう少しゆったりした感じの曲だったのではないかと
思い始めたので
こんな記事を書きました。
もちろん
コンサートにおいて
場を盛り上げるという意味においては
コットンクラブ以降のアップテンポのカヴァーも
十分あり得ますね。

このライブの音源を紹介し終わるまで
しばらくは亜弥さんの記事の連投となります。
その後は・・・未定ですね。
返信する

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