goo blog サービス終了のお知らせ 

korou's Column

2024.5.1 音楽ブログとして再スタート。

中島美嘉、韓国で歌う

2025-01-22 | 歌謡曲
youtubeのサムネイル画面に
美嘉さんが韓国の番組で歌う映像があったので
観てみました。
いいじゃないですか!
随分とノドが回復している!

中島美嘉・韓国放送初出演
※40秒あたりから本編開始

これは、2025.1.6に
韓国MBNで放送された「日韓トップテンショー」からの抜粋映像で
ライルマンさんという方が
親切にも日本語訳をつけて下さっているので
非常に分かりやすいです。
(この番組についての概要は、次のリンクをご参照ください)





映像の中の1曲目「雪の華」は
一番いい感じの時期の歌唱と比べると
いくらか発声が苦しそうな箇所もありますが
それでも一時期よりはかなり良い感じです。

2曲目「僕が死のうと思ったのは」は素晴らしい!
美嘉さんの38枚目のシングル曲ですが
20代後半から30代の彼女を悩ませた「耳管開放症」の影響で
芸能活動が縮小していた時期のリリースでもあり
さらに曲名が強烈なことも影響したはずで
日本の歌番組で歌われることはなかった曲です。
私も、今まではほとんど聴いたことがなく
今回この映像で初めてじっくりと聴きました。
歌詞が文学的でいいですね。
その詩的な世界を十分に表現し得ている美嘉さんの歌唱には
本当に惚れ惚れとしました。

3曲目「WILL」は
韓国の歌手とのデュエットになりましたが
とにかく、出だしの”「あの頃」って 僕たちは”の部分の
美嘉さんの声質がたまんない!
かつて、このブログで
「美嘉さんのCD音源の声質が素晴らしいけど、生歌では堪能できない」
と書いたことがあるのですが
いや、それは違う、今、その最上の声が聴こえている!
LYnさんも相当の歌ウマで
これは見事なデュエットでした。

耳の病気と折り合いをつけながら
こつこつと歌を歌い続けて
ここまで回復してきたのかと思うと
感動しますね。
美嘉さん、ナイス!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

”「紅白」出場者決定”を分析

2024-11-22 | 歌謡曲

今年も年末に「紅白」があるようで

先日、その出場者が発表された。

もはや「紅白」については

ネット上で叩かれることが恒例のようで

今回も例年同様の「紅白叩き」「NHK叩き」が展開されていた。

今回の記事では

そんな世間の潮流に乗っかることなく

(個人的な意見もまじえながら、というか個人的な意見、独断ばかりですが)

分析してみることにした。

 

☆☆☆

 

今現在の「紅白」には

およそ6枠ほどあると(個人的には)思っている。

かつては旧ジャニーズ枠もあったので7枠だったが

今年もその枠はゼロとなった以上

昨年同様で6枠と思っている。

その6枠とは

「人気アーティストによるヒット曲」枠

「人気アーティスト」枠

「演歌」枠

「アイドル」枠

「K-POP」枠

「懐かしのアーティスト」枠

と思っているのだが

現実にはもう1つ「ヒット曲」枠というのもある。

その年にブレイク、もしくは突然現れてヒット曲を出すケースだが

このあたりの扱いは、実質、全体の調整として使われているようだ。

 

さて、各枠を順次見ていくことにしよう。

 

「人気アーティストによるヒット曲」枠は

「紅白」にとって最も重要なコンテンツであり

局側としてはできるだけ網羅したいところだろう。

 

これについては

客観的データをもとに分析したいので

今年のビルボード週間チャートを参照してみる。

各週の1位を10点、2位を9点、以下1点ずつ減らして

10位を1点としたうえで集計してみた結果

Mrs.GREEN APPLEとCreepy Nutsが断トツの結果となった。

アーティストとしての人気と実際にチャートを賑わした点で

この2つのグループは

他のアーティストを圧倒している。

その次のレベルとして

Vaundy、YOASOBI、back number、米津玄師が続き

さら、その次のレベルとして

Ado、Da-iCE、King Gnu、BE:FIRST、藤井風が続く。

 

以上のアーティストのうち

今回の「紅白」の出場者として選ばれたのは

Mrs.GREEN APPLE、Creepy Nuts、Vaundy、Da-iCE、BE:FIRST、藤井風で

11アーティスト中の約半分である。

この結果をどうみるかは見解が分かれるところだが

例年だと、まだサプライズ発表があるはずで

その場合は上記のなかでの未選出者が該当する可能性が高い。

5アーティスト中2つが追加されれば大成功、1つ追加で普通、このままだとイマイチ

というのが私の評価。

さらに「紅白」という分類でいえば

やたら「白組」アーティストの活躍が多かったのが

今年の特色となっている。

その点は

今回の出演者選出に大きな影響を与えているようなので

以下、適宜触れることになるだろう。

 

 

次の「人気アーティスト」枠については

NHKの思惑が最も露出してしまう部分と言える。

今年は女性アーティストの大ヒット曲が皆無だったこともあり

紅組選出にそんな思惑が透けて見えてくる。

個人的にこの枠のメンバーを列記すると

「紅組」・・・HY,椎名林檎、Superfly、MISIA、緑黄色社会

「白組」・・・福山雅治、星野源

となるが(注:緑黄色社会はヒット曲ナシというわけではないが

チャート的には意外と不振だったのでここに挙げた)

「紅組」のHYとSuperflyは微妙な選出で

人気のある女性アーティストのヒット曲がもっと多ければ

このあたりは調整されていたはずだ。

一方で、どうも例年

Perfume、NiziUなどの扱いが雑で

今回に至ってどちらも選出外という結果に。

全体を見渡してみて

それらが選出外というのはどうなのか

という疑念も湧くところだ。

少なくとも民放での歌番組特番で

Perfume、NiziUがどちらとも外れるなんてことは

なかなか無いだろう。

 

 

「演歌」枠は「紅白」独自の枠である。

今現在、民放での歌番組特番では

演歌歌手の出番はほぼ無い状態なのだから

この選定に関しては

本当に難しいだろうと思っている。

いっそのこと無くしてしまえば話は簡単だが

演歌歌手にしてみれば

大事な営業活動において

紅白出場の実績こそモノをいう世界でもあるので

そうもいかない面もあるだろう。

かといって

ベテラン歌手と新人歌手のバランス、入れ替えなども

何を基準にして行うのか難しいところだ。

今回のメンバーを列記すると

「白組」・・・純烈、新浜レオン、三山ひろし、山内恵介

「紅組」・・・石川さゆり、坂本冬美、天童よしみ、水森かおり

「白組」は何とか世代交代を実現した感じだが

「紅組」の演歌勢に若い世代が居ないという

いびつなことになっている。

それ以前の問題として

「白組」の三山ひろしに代表されるように

企画優先の演出ばかりで歌そのものが軽視されるような扱いが

演歌歌手のステージ全般に行われていることだ。

もし他にアイデアが出ないのであれば

年末の「紅白」から演歌枠は取り払ってしまったほうが

いいのではないか。

演歌歌手については

第一線で活躍している人を全員網羅した上で

別の機会で「演歌紅白」を実施して

ヘンな企画無しでしっかり歌を聴かせてほしいと思うのである。

そう考えると

今回の選出についてどうのこうのという意見は特にない。

ただ、「紅組」に若い歌手を1人でも選んでいたら

ベストだったのにとは思うが。

 

 

「アイドル」枠は

今回、旧ジャニーズ事務所である”スタエン”との交渉がうまくいかず

おそらく

Snow Man、Travis Japan、King&Princeの3組などを希望していたに違いないが

そこの枠がぽっかりと空いてしまったようだ。

その結果

(「紅組」の人気アーティストのヒット曲皆無を

 ヒット曲は無かったものの「人気アーティスト」枠増で補ったのと同様)

「白組」の「アイドル」枠3つが浮いてしまった部分は

「懐かしのアーティスト」枠で補充したような印象を受ける。

選出の結果は

「紅組」・・・櫻坂46、乃木坂46、ME:I

「白組」・・・Number_i、JO1

一時期と比べて、随分と少なくなった感じだ。

やはり「紅組」にしても

アイドルグループそのものの数は多くても

今ひとつ世間への浸透度が足りないのだろう。

実際のところ

AKBグループのCD売り上げはいまだに相当なものだし

(CD売り上げだけで「紅白」出場を選ぶのだったら

 AKB48とSKE48は文句なしに選出されるだろうというほどの数字)

CD売り上げという点でいえば

同じ坂道系で日向坂46だけ選出されない理由など

考えられない。

他にも

”僕が見たかった青空”、”IS:SUE"、”≒JOY”などは

CD初週売り上げが10万枚超えという

(今現在のアイドルグループとしては)偉業を達成しているので

このあたりまで配慮すると

「紅白」はアイドルだらけになってしまうくらいである。

しかし、そうならないのは

もうAKBグループの時代は終わっただろうという認識(これは

かつてモー娘。も不当に味わった屈辱だが)が勝手に一人歩きしているのと

最近のグループについては

ファン以外への知名度が全然無いに等しいという理由によるものだろう。

まあ、このあたりは妥当と言えば妥当なのかもしれない。

 

 

続いては「K-POP」枠。

本来、こんな枠は必要ないのだが

「紅白」を運営するような年代の大人にとって

最も理解し難いけれど、それでいて情報発信力は強いと思われる

10代女子層への配慮なのだろう。

かつて「ジャニーズ」枠を設けた発想と一緒である。

もっとも、どんなに配慮しても

当の10代女子のほうでは

番組全体をテレビで観るわけではなさそうで

観たいところだけをSNSで切り抜いた形で観るのが

普通らしい。

まあ話題にしてもらえればそれだけでもOKということなのか。

「白組」・・・TOMORROW X TOGETHER

「紅組」・・・TWICE、LE SSERAFIM、ILLIT

「紅組」についてのNHKの選出過程は明白で

グループ内に日本人が居るかどうかが一番の理由となっている。

TWICEには9名中3名、LE SSERAFIMには5名中2名、ILLITには5名中2名が

日本人メンバーである。

「白組」も同じ基準で選びたいところだが

該当者はいても

大前提として日本でのヒット曲がない&知名度が低いグループが

ほとんどという現状なので

日本人メンバー皆無の”TOMORROW X TOGETHER”が

(恐らくHYBE絡みで)選出されたのだろう。

これについても

実力派グループのヒット曲が多かった今年の傾向を受けて

「白組」のK-POP枠は例年になく縮小された形となった。

ゆえに

K-POPばかり出すななどという「紅白」への批判は

今年に関する限り間違っているだろう。

 

 

最後に「懐かしのアーティスト枠」について。

最も誤解されやすい枠だろうと思っている。

ネット上では

昨年だと「何で伊藤蘭が出ているんだ?」とか

今年だと「南こうせつ?イルカ?」という訝しげな意見が頻出しているが

そんなもの「紅白」だから当たり前じゃないか

という気がするのである。

かつて

昭和40年の紅白で東海林太郎が特別出演して

それ以来、特にその年に活躍していなくても

かつもう過去の人とみなされていても

そういうかつての人気歌手を出演させて

まさに年末の特別感を演出するという企画が

普通に行われていたのが「紅白」なのだった・

 

ただ、かつての「紅白」で

仮に霧島昇が特別出演したとしても

同じステージに

フランク永井とか菅原洋一、アイ・ジョージが出るのであれば

それほどの違和感は感じられなかった。

それが今や時代の変化は著しいわけで

同じようなJ-POP風であっても

2,30年近いブランクがあれば

同じステージにそれらの人が立って歌うことに

違和感を感じやすくなっているのだろう。

ここはNHKとしてもっと工夫しないといけないところだろう。

つまり、同じ出演者枠で出すからダメなのであって

番組内でコーナーを設けて(かなり長時間のコーナーになるが)

かつての名曲、ヒット曲を

そのオリジナルの歌手が久々に大舞台で歌うという演出にすれば

何の問題もないのである。

前述の「演歌」の別番組案のケースとは違って

曲調としては現代のヒット曲との相違は少ないので

別番組にまでする必要はないと考える。

さて、今回の「懐かしのアーティスト枠」の選出者は

「白組」・・・郷ひろみ、GLAY、THE ALFEE、南こうせつ

「紅組」・・・イルカ、高橋真梨子

 ※郷ひろみは”常連枠”じゃないのか?あるいは

  GLAYは”懐かし”じゃなくて現役だろうという向きもあるかもしれないが

  とりあえず私的にはそう分類した。

この枠に

今年復帰した西野カナが入らなかったのは残念だが

それ以外は

まあNHKが選ぶとしたらこんなものかなという感じだ。

ただ普通の選出枠で、他の人気歌手と一緒の立場で歌うことに

違和感が残るのは確か。

 

 

調整枠の「ヒット曲」枠について。

この枠こそ、その年の「紅白」のフレッシュさを決定すると同時に

話題の中心になる部分だろう。

その年に、曲そのものは相当話題となったものの

アーティストとしては新しい存在で

知名度の点でどうかという枠である。

「白組」・・・Omoinotake「幾億光年」、こっちのけんと「はいよろこんで」

「紅組」・・・tuki.「晩餐歌」

このあたりは

以前から「紅白」は慎重過ぎるくらい慎重で

その結果、失敗している例も多い。

ただ、今年に関する限り

過去2、3年で取りこぼした?人たち

Da-iCE、Creepy Nutsなどが

ちゃんと大ヒット曲を連発してくれたので

以上の曲に加えて

年末の歌の祭典らしいヒット曲を網羅した形になるに違いない。

今年に関しては

数は少ないが妥当な選出と言えるだろう。

 

 

最後に

なぜ選出されなかったのか、そしてサプライズで後日発表されるのか

ということについて。

個人的には

「白組」でINI、Official髭男dism、米津玄師、B’z

「紅組」で日向坂46、Perfume、中森明菜

の不選出が残念だが

サプライズとして

米津玄師、B’z、中森明菜あたりは

期待できるかもしれない。

サザン・オールスターズのサプライズという話も

ちらほら出ているが

どうなのだろう?

まあ、フォーマットの改善を放置して

例年通りのスタイルでやる以上

世間から好意的にみられることはないだろうが

そうなると

出演するほうも無理して出ることもないだろう

という悪循環になるのは間違いないので

(Official髭男dismとPerfumeはそんな感じ。ツァー中で日程がタイト)

サプライズもしょぼいことになり

番組の未来は開けてこないことになるだろう。

 

(なお、以上の枠の話、その枠にはめこんだ具体的なアーティストの名前など

 今回は独断の多い記事ですので

 適当に読み流し願います)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中森明菜コンサート1991

2024-10-08 | 歌謡曲
先週土曜日の夜9時、NHKBSで
「伝説のコンサート 中森明菜 1991 リマスター版」
が放送された。
熱心なファンであれば
すでに何度も観ている映像なのだろうけど
自分はテキトーな明菜ファンなので
これは観たことがなかった。
さっそく録画して、ここ数日でゆっくりと視聴した。

今回の放送は
1991年7月27・28日に
幕張イベントホールで行われたコンサートを
一部の曲をカットした上で編集し
1992年7月25日に
VHS、LDの2形態で発売されたものを
そのまま流したのだろう。
セットリスト28曲のうち9曲をカットし
計19曲の歌唱(&MC)映像となっている。

1    Opening  2「難破船」  3「二人静 -「天河伝説殺人事件」より」
4「DESIRE -情熱-」  5「LA BOHÈME」  6「十戒 (1984)」
7「TATTOO」  8「LIAR」  9「乱火」  10「雨が降ってた…」
11「Dear Friend」  12「CARIBBEAN」  13 「目をとじて小旅行」
14「スローモーション」  15「セカンド・ラブ」  16「北ウイング」
17「ミ・アモーレ」  18「水に挿した花」  19「忘れて…」

で、感想を一言で言えば
「不出来なコンサート」ということになる。
何回も確認したわけではないが
8曲目の「Liar」を歌ったあたりから
声が出なくなってきていて
その後も回復しないまま
そのまま突っ走って終わったという感じだった。

でも「不出来」ではあるけど
観ているうちにいろいろな思いが去来していき
この時期のコンサート映像が観れて
本当に良かったと思えた。
自分は、テキトーだけれども
紛れもなく明菜ファンだったのだ、そして多分今でも、という
実感が湧いた。
思うように声が出ないのに
「ミ・アモーレ」の最後で「ア・モーレ」を繰り返し絶叫する場面とか
最後の「忘れて・・・」でライブだけの歌詞を追加して歌う場面とか
印象的なシーンが数多くあった。

歌詞が追加された「忘れて・・・」の映像が
youtubeにあったので引用しておきます。
こんなのを親しみを込めて(涙ぐみながら)歌われたら
”テキトー”から”本当の”ファンになっちゃうよなあ・・・


中森明菜 忘れて 「夢 '91 Akina Nakamori Special Live」(53秒あたりから)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岩崎宏美 「センチメンタル」「万華鏡」「素敵な気持ち」

2024-08-21 | 歌謡曲

アイドル歌手としてデビューした人たちのなかで

最も安定した歌唱を聴かせてくれる人と言えば

岩崎宏美の名前が真っ先に挙がるだろう。

岩崎と同時代の伊藤咲子、岩崎と親交のあった本田美奈子なども

歌唱力に定評があったし

21世紀以降でも松浦亜弥の歌唱力を評価する人は多い。

それぞれに優れた歌唱力であることは間違いないが

活躍した年代の長さ、ヒット曲の多さなど勘案するなら

岩崎宏美が歌唱力において最高のアイドル歌手と

断定しても問題ないだろう。

 

とはいえ、今現在

岩崎宏美の歌を頻繁に聴いているかと言えば

そうでもない。

彼女の声質があまりにも当たり前すぎて

歌唱表現も文部省推薦のような真面目さなのが

聴いていてつまらなく思えてしまうのである。

いかに音程が正確で間違いがなくても

積極的にその歌を聴いてみようという気にまでは

ならないというのが実際のところなのである

(もちろん、彼女のファンであれば話は別だが)

 

自分としては

かつてファンだったこともあるのだが

「思秋期」のベトベトした曲調に辟易して

それ以来ファンを止めてしまった。

ファンを止めた途端

ヘビロテで聴いていたそれまでの時期の反動で

全く聴かなくなってしまい

たまにテレビでの歌唱を聴く程度になってしまった。

 

☆☆☆

 

最近になって

やっと普通に彼女の歌を聴けるようになったので

デビュー曲から「家路」(1983年)あたりまでのシングル曲を

まとめて聴いてみることにした。

久々に聴くと(曲によっては40数年ぶりに聴く)

以前とは違って聴こえる曲も多く

それが何故なのかを考えるのも

(個人的には)面白かった。

以下、今回聴いてみて気に入った曲3曲を紹介。

 

☆☆☆

 

この曲が流行っていた当時も

2024年8月の今も

同じように魅力的に聴こえるのがこれ。

3枚目のシングル曲。

 

センチメンタル

 

彼女の声質は

20代前半の頃から

いい感じに”湿り気”を帯びてくるのだが

その絶妙な”湿り気”が堪能できるのがこれ。

18枚目のシングル曲。

 

万華鏡

 

全シングル曲のなかで

一番彼女らしい曲がこれ。

30枚目のシングル曲。

 

素敵な気持ち

 

まあ、どれもこれも「きちんとしている」なあ・・・という感想デシタ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏の歌といえば?・・・「シーサイド・バウンド」

2024-08-04 | 歌謡曲

テレビの歌番組がやりがちな企画

「あなたの夏うたといえば何ですか?」

 

いろいろあるので

とっさに訊かれたとしたら

そのつど違う答えをしそうだ。

今は(そういう意味で”たまたま”だが)

ザ・タイガースの「シーサイド・バウンド」かな。

 

小学校4年生の時に

友達の家でこの曲をはじめて聴いたときの驚きは

ハンパなかった。

まだまだ演歌っぽい歌謡曲が主流の時代だ。

そんななかで

テレビの歌番組でGS(グループ・サウンズ)が出演する機会が増え

その反動で

古い世代の親たちは

歌番組を観なくなっていった時代だ。

自分の親もそうだった。

 

家でGSの曲などを耳にする機会がなかったので

小4の自分の頭の中は

「演歌っぽい歌謡曲」と「ちょっと洒落た感じの歌謡曲」くらいしか

馴染みがなかったのである。

 

1967年の「紅白」の曲目から選んでみる。

当時の「演歌っぽい歌謡曲」と言えば

北島三郎「博多の女」、水前寺清子「どうどうどっこの唄」、

水原弘「君こそわが命」、橋幸夫「若者の子守唄」、舟木一夫「夕笛」など。

また、当時の「ちょっと洒落た感じの歌謡曲」と言えば

伊東ゆかり「小指の想い出」、荒木一郎「いとしのマックス」、布施明「恋」

黛ジュン「霧のかなたに」、ザ・ピーナッツ「恋のフーガ」など。

 

そんな感覚しかもっていないときに

この曲は強烈だった。

聞いたこともないグループが

聴いたこともない激しい感じで

こっちに迫ってきている、そんな感じだった。

自分にとって

「夏うた」第1号としてハッキリと記憶された瞬間だった。

 

シーサイド・バウンド

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする