選択肢が欲しい

週に一度食材を買い出しに行った際、直近半年分くらいのレシートを一応保管していて、毎度買う食材の値段を見比べると、月を跨いで値上がりされた品目が結構ある。国内生産される米や野菜などの農産物は逆に安くなる事もあるが、原材料を輸入に頼るチョコレートやコーヒーなどは確実に値上げされる。カカオの生産国であるガーナでは、農業に従事していた若者がゴールドラッシュに現（うつつ）を抜かし、カカオの生産量が激減してしまい、値段が倍以上になったとタオ・カフェのマスターが言っていたが、1か月程度保存が効く食材はまとめ買いする方が賢いかもしれない。

今月27日に衆議院選挙が行われる事になり、各党が候補者を擁立し始めているが、自民党の悪政を抑止するためにも、ボンクラだらけの世襲議員を排除すべきだと思っている。しかし世襲議員が出馬する選挙区に彼らを打倒できる対抗馬がいなくては意味がないわけで、自民党以外が共産党やら幸福実現党だったりすると、有権者としては選択肢がなく、結局自民党の当選を許す事になる。最近は保守を掲げる政党がいくつか立ち上がったが、こうした政党が、世襲議員の多い選挙区に戦いを挑んでくれないかと思う。何人も擁立するのは資金的に難しいと思うが、そこは保守政党同士が連携して、広島1区、和歌山2区、神奈川15区、島根1区には充てて欲しい。