風の澪

春から夏、そして秋、冬。
時の流れと共に気の向くままに綴られる、ひとつのブログ

霞む陽の中で

2006-06-12 23:14:12 | あの日の空


放課後。

学校祭に向けての作業。

木材に鋸を入れ、鎚を振るい、釘や鎹を打ちこむ。

行灯の骨格作り。

手を動かすほどに一つずつ組み上がってゆく。

その作業に時が経つのも忘れて。

気がつくと、傾きかけてほのかに赤い太陽が

薄雲の中から見守っていた。


6月12日午後5時50分、学校から西の空


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