風の澪

春から夏、そして秋、冬。
時の流れと共に気の向くままに綴られる、ひとつのブログ

春シリーズ最終日

2007-05-19 23:17:30 | 道端風景録
――記憶に残る色、あなたにはありますか?



さて、もう最後の日。
これを外して春と言えましょうか。
最後はやはり、この色で。




黒濡れへ  散り舞う花舟  あしからず

         春待つ孤高の  蝦夷山桜


今更な感じが否めないのですが、この素敵な歌に応じようと思いました。


あめ乾き  背に風うけつつ  躍るにて

         春呼び寄せる  蝦夷山桜


…はい、お粗末です


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思いのほか遅くなってしまったので空は明日まとめて・・・


追記(05/20):歌に少し手を加える。…あぁ、自己嫌悪(苦笑

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3 コメント

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Unknown (ポプラ)
2007-05-20 19:15:51
枯れてなほ 色鮮やかに 桜舞ふ 人の心に 思ひ出残し

一週間お疲れ様でした。
未熟な一首で反応してみました。

…失礼しました。
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終わってしまいましたね (銃艦)
2007-05-20 21:49:58
一週間、…すぐでした。
何でも終わればそういうものですけどね。

見事に歌も詠んで頂きありがとうございますー。
・・あの歌詠むのに手間取ったくらいにして、果たして僕はさらに一つ返せるのでしょうか・・・


散りてすら 心彩る  様なれば  いかで瞼に 残らざらむや 


お粗末、と言うか酷い。

ごめんなさいー…
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Unknown (ポプラ)
2007-05-20 22:27:36
在原業平は良い首をよんでます。

世の中に 絶へて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし

これはその通りですよね。


緑濃き 夏が来たりて 思ふもの 春の桜は 夢のみありき

どの時代の人も、移ろう季節を見て過ごす。
やはり桜は、一時の夢の世界なのでしょうか。
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