エスせんブログ

ラノベ好きなB級小学校教師のエスせんが、教育中心に色々語るブログです。少しでも面白ければ「いいね」御願いします。

介護狂詩曲8~子供だと思えば優しく出来る…かも

2024-05-17 04:30:00 | 自分
 金曜は、月~木曜に含まれないテーマです。ここ何回か続けている介護の話をします。
 母の介護では出来るだけ優しく接しようと思っていても、ついつい言葉がキツくなってしまう。では、学級の子供たち相手の工夫が、そのまま母に対しても使えるのではないか…と言うのが前回の内容でした。
 それを実行するため、まずは自分の中でイメージを高めました。「年を取ると言う事は、子供に戻っていく事だと言われている。つまり、母は幼い子供に戻っている過程なんだ」と言うイメージです。
 まぁ、少々失礼な感じですが、こうイメージする事で少し母の事を可愛らしく見る事が出来る様になってきました。
 自分と同じ大人だと思えば腹の立つ事も、子供だと思えば子供向けの対応をする事が出来ます。前回も書きましたが、学級の子供たちに対し私は以下の7点を主に行っていました。

1.「相手は子供だ。大人が本気で怒るのは恥ずかしいぞ」と自分に
  自分で語りかける(心の中で)。
2.「失敗は誰でもある。許そう」と自分に自分で語りかける(同)。
3.「この前より良くなってる」と自分に自分で語りかける(同)。
4.「努力してる点もある。頑張ってるじゃん」と自分で自分に
  語りかける(同)。
5.何故、自分はイライラしているのかを分析する。
6.「落ち着け。落ち着け」と心の中で唱える。
7.取り敢えず20くらい、心の中で数える。

 この中で断然効果的だったのが、とっても申し訳ないですが…1です。やはり、相手が子供だと思えば案外許せるものです。まぁ、そう思われている母は内心ムッとしているかもしれませんが…。
 また2と3も、1ほどではありませんが、それなりに効果的でした。大人相手だと失敗を許せない気持ちになりやすいですが、それが子供相手なら許せます。また、以前と比べて少しでも良くなっている程度では、大人相手なら許容しにくいですが、子供相手なら許容できるものです。
 こう言った事の積み重ねで、少しずつ母に優しく出来る様になりました。今(令和6年5月頃)は、かなり優しく言葉掛けしたり、接したり出来ています。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。では、また来週の月曜(R6.5.20)に会いましょう。



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どきどき&しっとりの『半妖のいもうと2』

2024-05-16 04:30:00 | ライトノベル
 木曜はラノベ愛語りです…が、今回もライトノベルとは少し異なります。前回(R6.5.9)と同じ、蒼真まこ先生の作品紹介です。
 今回紹介するのは、前回紹介した『半妖のいもうと~あやかしの妹が家族になります~』の続編『半妖のいもうと2~あやかしの妹におともだちができました~』です。
 1巻目で、「家族として頑張ろう」と決めた主人公の杏菜…ですが、妹くり子が保育園に行く様になった事で、思わぬトラブルが発生します。更に、そのトラブルに対応する中で、「母親代わりにならなくちゃ」と杏菜が頑張った事で、家族に思わぬ波風が立ってしまいます。
 今回の物語も1巻目と同じく、人間の世界→あやかしの世界と進んで行きますが、雰囲気は逆です。人間の世界ではトラブル発生でドキドキ展開となり、あやかしの世界ではしっとり関係性を構築していく事になります。
 おそらく、これは意図的な構成でしょう。
 1巻目では人間の世界が落ち着いていて、あやかしの世界が混沌としている感じでした。それが2巻目では逆になる事で、人間の世界が安全で、あやかしの世界は危険…と、単純に受け止められる事を避ける事が出来ます。同時に、人間の世界だって混沌としている部分はあり、あやかしの世界と何ら変わりはない…と言うメッセージを伝えたかったのかもしれません。
 そして、今回は1巻目以上に、主人公杏菜の成長が感じられます。もちろん、1巻目と同じく大きな成長ではありません。「小さな一歩」と言う感じです…が、人間の成長なんてそんなもんです。地に足の付いた感じが、とてもイイと思います。
 それと、今回は1巻目以上に表紙イラストが素晴らしいです。くり子がメインなのですが、幼児の前向きさ、ひたむきさ、健気さが感じられ…とっても癒やされます。この表紙だけでも、買う価値があると思いますよ。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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寒かった羊蹄山の山小屋

2024-05-15 04:30:00 | 野外活動
 水曜は八軒自然科学クラブの思い出話です。今回は、前回(R6.5.8)の続きで羊蹄山登山について書きます。
 羊蹄山の山小屋に到着した後、山小屋で仮眠させてもらいました。
 結構な人数がいたのですが、何とか場所を作ってもらい、全員仮眠する事が出来ました。山小屋の管理人さんはじめ、皆さんに感謝です。それと同時に、「羊蹄山の山小屋って大きいなぁ」と思いました。
 この時、私の記憶では毛布を貸してもらった様に記憶していますが、もしかしたら寝袋を持って行ったかもしれません。寝袋を持って登るのは大変なので、持って行ってないと思うのですが…記憶が曖昧で申し訳ないです。
 ただ、明確に覚えている事があります。それは、とっても寒くて仮眠するのが大変だった…と言う事です。
 前回も書いた通り、この羊蹄山登山はサマーキャンプで行っています。つまり、8月の暑い時期に登山している訳です。実際、登り始めた時は割と暑かったのです。
 ところが、山小屋の中は寒くて寒くて仕方ありません。一応、寒いだろうと予想して、長袖の上着などを持ってきているのです。それを着込み、毛布も掛けているのに…キャンプ場なら暑くて汗だくになるでしょう。それが、寒くて眠れない…いや~、羊蹄山を甘く見ていました。
 それでも、うつらうつらして4時頃、起きて山頂を目指す事となりました。
 う~ん…ちょっと長くなったので、また次回(R6.5.22)とさせていただきます。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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嘘くさい物語でノート指導・中編

2024-05-14 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育の話です。今回は昨日(R6.5.13)の続きで、国語のノート指導について書きます。
 1年生の国語でノートを使うため、習った平仮名を組み合わせて言葉にし、それをノートに書かせる事としました。その際、ただ言葉を書かせても意味が分からないので、適当な物語を作って伝えようと考えました…と言うのが、前回の内容です。
 実際に、どんな感じで行ったか…まず、前回の例で出した「く」「へ」「し」「つ」「て」を学習した後の授業を紹介します。
 最初に、ノートを開かせて日付を書かせました。その後、
 「ここまでに習った言葉で、お話を作ったから紹介します。時々、ノートに言葉を書いてもらうからね」
…と説明してから活動開始。
 まず、ノートに「つくし」と書かせました。全員書いた事を確認した後、1マス空けて「しくしく」と書かせます。その後、
 「つくしさんが、しくしく泣いています。何か、独りぼっちで寂しいみたいです」
…と物語を伝えました。
 次に、隣に「つくし」と書かせた後、1マス空けて「てへへ」と書かせました。そして、
 「おっ。つくしさんは、何かイイ事を思い付いたようです。てへへと笑っていますよ」
…と物語を伝えました。
 最後に、また隣に「つくし」と書かせ、1マス空けて「てくてく」と書かせます。そして物語タイム。
 「独りぼっちが嫌なら、自分で友達を見つけに行けばイイんだ…そう思い付いたので、つくしさんはてくてく歩いて、友達を見つけに行きました。つくしさんに友達が見つかるとイイですね。おしまい」
 この後、書き終わった子供たちと一緒に、ノートに書いた言葉を読みました。合間に、再度、物語を伝えていきます。
 全員「つくし、しくしく」
 教師「独りぼっちのつくしさんが、しくしく泣いています」
 全員「つくし、てへへ」
 教師「つくしさんは何か思い付いて、てへへと笑っています」
 全員「つくし、てくてく」
 教師「つくしさんは友達を見つけに、てくてく歩いていきましたとさ」
 これだけだと時間が余る場合、空いている部分に、つくしさんが泣いている絵や歩いている絵を描かせます。結構、楽しいノートに仕上がります。
 こんな感じで進めていきます。物語はメッチャ適当に作っていますが、出来るだけ、ほのぼのした雰囲気になるよう注意しています。
 もう1つくらい紹介したいのですが、長くなったので来週(R6.5.20)のブログで書きます。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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嘘くさい物語でノート指導・前編

2024-05-13 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育の話です。今回は、国語のノート指導について書きます。
 1年生の国語で平仮名を教えていると、次の活動で何を行わせるかに困る事がありました。何故かと言うと、書く活動をさせにくいからです。発表させたり、読んだりする活動はさせられます。習ってない文字でも、取り敢えず読ませる事は出来ますし、生活の中で触れている言葉は、頭に思い浮かべて言う事が出来るからです。
 でも、「く」「へ」「し」「つ」「て」くらいしか習ってない段階だと、書かせる活動は極めて難しいです。
 もちろん、平仮名の学習プリントを行う事は、おそらく日本中の小学校で行われていると思います…が、足りません。どんなにゆっくり行わせたとしても、15分くらいが限界でしょう。
 私としては、書く活動に30分くらい使いたいと思っています。だからと言って、プリントを何枚も刷って行わせたくはありません。選ぶのも、印刷するのも、丸付けも…と行っていくと、かなり手間がかかるからです。
 ここは、やはりノートを使った活動でしょう。
 もっとも、一列全部「く」ばかり書かせ、次の列は「へ」ばかり書かせる…なんて指導はするつもりありません。脳味噌に良い刺激となりませんし、そもそも単調すぎて退屈です。
 そんな事を考えていたある日、ふと思い付きました。「習っている文字で書ける言葉を書かせりゃイイじゃん」と。
 先程の5文字で言えば、「く」と「つ」で「くつ」となります。他にも、「つくし」「てつ」「しくしく」「てくてく」などの言葉も書けます。
 もっとも、これらの言葉をただノートに書かせるだけでは、あまり意味がありません。書いている子供たちは、「何のこっちゃ?」と思うだけでしょう。
 そこで、またまた閃きました。「だったら、何か物語にすればイイんじゃないかな」と。書かせる度に何か物語を伝えれば、それなりに楽しく書けるのではないか…と考えた訳です。
 以上の様な事を考えてからは、ある程度の数の文字を教えたら、積極的にノートを書かせる様にしています。具体的な指導については、長くなったので明日(R6.5.14)のブログで書きます。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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介護狂詩曲7~仕事スキルが使えるかも

2024-05-10 04:30:00 | 自分
 金曜は、月~木曜に含まれないテーマです。前回(R6.5.3)に続いて、今回も介護の話です。
 母の介護では出来るだけ優しく接しようと思っていても、ついつい言葉がキツくなってしう…と言うのが前回でした。今回は、少しずつ修正する努力を積み重ねた…その具体的な話です。
 母の態度にイライラしてしまう自分…どうしたら良いか考えている内に、ふと思い付きました。母の態度にイライラすると言う事は、学級の子供たちに対してイライラする事と似ているんじゃないかな…と。そうであれば、学級の子供たちに対してイライラしない様にする工夫が、そのまま母に対しても使えるのではないかな…と。
 学級の子供たちに対してイライラしない様にするため、私は以下の様な事を行っていました。

1.「相手は子供だ。大人が本気で怒るのは恥ずかしいぞ」と自分に
  自分で語りかける(心の中で)。
2.「失敗は誰でもある。許そう」と自分に自分で語りかける(同)。
3.「この前より良くなってる」と自分に自分で語りかける(同)。
4.「努力してる点もある。頑張ってるじゃん」と自分で自分に
  語りかける(同)。
5.何故、自分はイライラしているのかを分析する。
6.「落ち着け。落ち着け」と心の中で唱える。
7.取り敢えず20くらい、心の中で数える。

 細かく言うと、まだまだ色々とありますが、主な事は上記の7点です。これを使えば、少しはイライラしなくなるのでは…と考えた訳です。
 う~ん、また長くなってしまいました。続きは次回とさせていただきます。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。では、また来週の月曜(R6.5.13)に会いましょう。
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しっとり&ドキドキの『半妖のいもうと』

2024-05-09 04:30:00 | ライトノベル
 木曜はラノベ愛語りです…が、今回はライトノベルと言って良いのか分かりません。もしかするとライト文芸にふくまれるのかもしれませんが、その辺りのジャンルの詳細は分かりませんし、作品が面白かったので紹介します。
 今回紹介する作品は、蒼真まこ先生の『半妖のいもうと~あやかしの妹が家族になります~』です。
 主人公は高校生の杏菜。母親が死に父親と二人暮らしの家に、ある日、妹がやってきます。しかも、その妹には角と牙があり、父親からは半分鬼の血をひいた「半妖」だと説明されます。
 物語は、色々な出来事を通し、杏菜と妹が心を通じ合わせ、三人が家族になるまでを描いています。「家族再生の物語」と言っても良いでしょう。
 私が「いいね」と思った1つ目は、しっとりと進む前半です。
 妻を亡くして落ち込む父親に理解を示し、新しい母親や妹に理解を示したいと思いつつ、なかなか納得する事の出来ない杏菜。とても理解できます。人間、そんなにパッと気持ちを切り替えられないものです。
 それが、妹との日常生活を送る中で、少しずつ心が通じてくる…この過程が丁寧に描かれていてイイのです。本当に些細な事の積み重ねが、ちょっとずつ、ちょっとずつ、気持ちに変化をもたらしてくる…これがイイ!
 もう1つの「いいね」ポイントが、後半のドキドキ展開です。
 前半が日常生活を描いているのに対し、後半は「あやかし」に関わる展開となります。前半と異なりサスペンスいっぱいですし、アクションシーン的な展開もあります。
 随分と極端な差がある様に思われるかもしれませんが、前半が丁寧に描かれているので、この落差が気になりません。スティーブン・キングのファンなら分かると思うのですが、前半の日常描写が丁寧であるからこそ、後半の非現実展開が楽しめる感じです(キングの作品で言えば、『クージョ』とか『クリスティーン』でしょう)。
 最後はハッピーエンドですが、少し切なさもあります。それも「いいね」と思いました。
 因みに、この作品は続きがあります。それも読んだので、それについては次回(R6.5.16)に書きたいと思います。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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周年行事で羊蹄山登山

2024-05-08 04:30:00 | 野外活動
 水曜は八軒自然科学クラブの思い出話。今回は、周年行事について書きます。
 ただ、記憶だけで書いているので明確じゃない部分が多々あります。そもそも、何周年の記念行事だったか…全く覚えていません。15周年だったかもしれないし、10周年や20周年だったかもしれません。
 一応、自分の中では正しく覚えている…と思っている内容で書いていきますが、記憶違いがあれば申し訳ありません。御容赦ください。
 また、この登山は、今から考えると相当に無理無謀な部分が多かったです。おそらく、今なら実施しない企画でしょう。その辺りの反省は、最終回で書かせていただきます。
 では本題。
 八軒自然科学クラブでは、たった1回だけ、羊蹄山に登った事があります。何故、たった1回だけかと言うと、あまりに過酷だったので、参加した指導員も子供たちも、「もう登りたくない」と強烈に思ったからです。
 羊蹄山登山は、サマーキャンプで実施しました。羊蹄山の麓のキャンプ場にベースキャンプを作り、そこから夕方に出発し、八合目辺りにある山小屋で仮眠を取ります。夜明け近くに山小屋を出発し、頂上まで行ったら一気に下山します。後は、ベースキャンプで宿泊し、最終日に札幌へ帰る…と言う行程だったと思います。
 この行程だけでも、過酷だったと伝わるのではないでしょうか。
 ベースキャンプを出発したのは、15時だったか、16時だったか…いずれにしても、午後の少し遅めの時間です。夏なので、その時間帯だとまだ明るいのですが、登山道に関する記憶は残っていません。おそらく、あまり面白い登り道ではなかったのだろう…と思います。
 山小屋までは、頻繁に休憩を取りながら登りました。主要な参加者が小学生なので、無理をさせる事が出来ないからです。
 そうやって休憩を取りながら登ったので、山小屋まで5~6時間かかってしまいました。到着したのは、私の記憶では20時過ぎ、もしかしたら21時を過ぎていたかもしれません。
 山小屋の管理人さんからは、「こんな時間に小学生を登らせるとは、あんたら、何を考えてるんだ!」とメッチャ叱られた覚えがあります。これは、極めて妥当な反応です。私も含め指導員が皆、若かったから行った無茶に対する、正しい御意見だと言えるでしょう。
 長くなりました。続きは、また次回(R6.5.15)とさせていただきます。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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「リズムこうじょう」で働こう・後編

2024-05-07 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育の話です。今回は、昨日(R6.5.6)の続きです。
 前回は、週休二日制にしたところまででした。
 「よっしゃ。せっかくだから、もう1日休みを増やそうか」
 そう言うと、挙手を求め、Bさんを指名しました。Bさんが選んだのは月曜日。「げつ」の下の「♩」を消し、代わりに「四分休符」を書きます。そして、手を叩きながら、「げつ(叩かない)、か(パン)、すい(パン)、もく(叩かない)、きん(パン)、ど(叩かない)、にち(パン)」と言っていきます。その後、子供たちも一緒に、月・木・土曜の3回を休み、他は手拍子しながら、「げつ、か、すい、もく、きん、ど、にち」と言いました。
 「難しいね。じゃ、ゆっくり1ヶ月働こう」
 そう言うと、手拍子しながら「げつ、か、す、もく、きん、ど、にち」と言うのを、みんなで4回繰り返しました。ゆっくりなので、何とか全員が出来ます。
 「みんな、頑張って働いて偉い! でも、休みを増やしすぎてもうからなくなっちゃった。仕方ない。どこか1日は2倍働こう」
 そう言うと、挙手を求め、Cさんを指名しました。Cさんが選んだのは水曜日。「すい」の下の「♩」を消し、代わりに「二連八分音符(♫)」を書きます。そして、手を叩きながら、「げつ(叩かない)、か(パン)、すい(パパン)、もく(叩かない)、きん(パン)、ど(叩かない)、にち(パン)」と言っていきます。その後、子供たちも一緒に、月・木・土曜の3回を休み、水曜は二連打、他は普通の手拍子をしながら、「げつ、か、すい、もく、きん、ど、にち」と言いました。
 「すっごく難しいね。じゃ、ゆっくり1ヶ月働こう」
 そう言うと、手拍子しながら「げつ、か、す、もく、きん、ど、にち」と言うのを、みんなで4回繰り返しました。今回もゆっくりなので、何とか全員が出来ました。
 時間が足りなくなったので、ここまでで終了としました。子供たちは、もう少し続けたい雰囲気だったので、なかなか良い感じで授業を終えられたと思います。
 因みに、帰宅後に調べると、結構、記憶違いがありました。オリジナルの方がスッキリしていて、当たり前ですが、とても優れた実践だと感じます。
 ただ、記憶だけで進めたにしては、ぎりぎり許される範囲の実践に出来た…と自分では思っているのですが…やっぱ、叱られますかね?

 そう言えば、介護の記事に対して「いいね」などを沢山いただきました。どうも、ありがとうございます。今後も、記事の発信も介護も頑張ります。

 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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「リズムこうじょう」で働こう・前編

2024-05-06 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育の話です。今回は音楽の実践を紹介します。
 私が法則化運動から学んでいた頃、岩手大学教育学部附属小学校の河原木孝浩先生が、「ゆめのリズムカレンダー」と言う実践を行っていました。平成13年頃です。
 1年生を担任している時、その「ゆめのリズムカレンダー」実践を参考にして授業を行いました。「追試」と書かなかったのは、その時、実践記録が手元に無かったので、記憶を頼りに実践したからです。
 まず、黒板に工場の形を描きました。そして、その中に「リズムこうじょう」と書き、更に、その横に「げつ」「か」「すい」「もく」「きん」「ど」「にち」と書きました。
 「さあ、これからリズム工場で働いてもらうよ。月曜から日曜まで休み無しだ」
 そう言うと、各曜日の下に「四分音符(♩)」を1個ずつ書いていきました。そして手を叩きながら、「げつ(パン)、か(パン)、すい(パン)、もく(パン)、きん(パン)、ど(パン)、にち(パン)」と言っていきます。子供たちにも叩く様に言い、みんなで「げつ、か、すい、もく、きん、ど、にち」と手拍子しながら言いました。
 「よ~し、いい調子。この調子でばんばん働くよ。1ヶ月は4週間だから、4回繰り返すよ~」
 そう言うと、手拍子しながら「げつ、か、す、もく、きん、ど、にち」と言うのを、みんなで4回繰り返しました。
 「いいねぇ。みんなで働いたから、工場がもうかってきたよ。でも、ちょっと疲れたから休みを入れようか」
 そう言うと、「もく」の下の「♩」を消し、代わりに「四分休符」を書きました。そして、手を叩きながら、「げつ(パン)、か(パン)、すい(パン)、もく(叩かない)、きん(パン)、ど(パン)、にち(パン)」と言っていきます。子供たちも分かった様で、みんなで木曜だけ休み、他は手拍子しながら、「げつ、か、すい、もく、きん、ど、にち」と言いました。
 「では、1ヶ月働くよ~」
 そう言うと、手拍子しながら「げつ、か、すい、もく、きん、ど、にち」と言うのを、みんなで4回繰り返しました。
 「週に1回しか休みが無いと、ちょっと疲れちゃうね。じゃ、Aさん、どこかもう1日休みを決めてください」
 そう言うと、近くの子を指名し、追加の休みの日を決めてもらいました。その子が選んだのは土曜日。「ど」の下の「♩」を消し、代わりに「四分休符」を書きます。そして、手を叩きながら、「げつ(パン)、か(パン)、すい(パン)、もく(叩かない)、きん(パン)、ど(叩かない)、にち(パン)」と言っていきます。子供たちも木曜と土曜を休み、他は手拍子しながら、「げつ、か、すい、もく、きん、ど、にち」と言いました。
 「いいね。では、また1ヶ月働くよ~」
 そう言うと、手拍子しながら「げつ、か、す、もく、きん、ど、にち」と言うのを、みんなで4回繰り返しました。
 ちょっと長くなったので、続きは明日のブログで。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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