続きです。
「向上的に変容させる学級」とは、
①学級児童の８割以上が一年間で向上的に変容（成長）している。
②学級児童の８割以上が、４月より３月の方が学級への所属意識が高まっている。
…です。「こんなの当たり前でしょ」と思う方も多いと思いますが、必ずしも当たり前ではありません。崩壊する学級は全国各地で沢山ありますし、崩壊しなくても「こんな学級は嫌だ」と多くの子が思っている学級は、もっと沢山あります。ですから、「向上的に変容させる学級」を達成しているだけで、少なくともＢ級教師以上と言って良い…そう、私は思っています。
だから、Ａ級教師とＢ級教師を分けるのは、前回で述べた「向上的に変容させる授業」の方だとも言えるでしょう。
Ｂ級教師を語るには、「Ａ級教師とは何か？」を定義しておかなくてはなりません。私の考えるＡ級教師とは、
児童を向上的に変容させる授業を行い、児童を向上的に変容させる学級を作り出す教師
…です。もう少し細かく定義します。まず「向上的に変容させる授業」とは、
①学級児童の８割以上が集中して取り組む。
②学級児童の８割以上が授業の前後で向上的に変容（成長）している。
③学級児童の８割以上が授業を「面白かった」と感じる。
…です。次に「向上的に変容させる学級」とは…は、時間が無くなったので明日以降に述べます。中途半端になってしまい、申し訳ありませんでした。
本当に久しぶりですが、ブログを再開します。 当面は不定期で更新しますが、いずれは月曜～金曜の毎日更新を目指しています。内容は、「Ｂ級小学校教師の悪戦苦闘の様子」や「小学校教育に関する話題」「ライトノベルに関する話題」「野外活動に関する話題」などを予定しています。宜しく御願いします。
