令和5年10月9日(月)のブログに書いた通り、木曜はライトノベル愛を語ってます。今回は、割と新しめの作品、『ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います』を紹介します。
この作品、長い長~い題名の通りの内容で、主人公のアリナ・クローバーは、ファンタジーな世界の冒険者ギルドで受付嬢をしています。そして、ダンジョン攻略が行き詰まって残業が増えてくると、超絶チート能力でダンジョンのボスモンスターを叩き潰す…そういう物語です。
この「叩き潰す」は比喩でも何でもなく、文字通り叩き潰します。何せ、小柄なアリナの使う武器は巨大な戦鎚(ウォーハンマー)。それを目にもとまらぬ早さで振り回し、当てられたボスモンスターは瞬時にミジンコッパーとなります。戦闘そのもののシーンの短さは、ライトノベル界でも断トツじゃないでしょうか。
この作品の面白さは、まず、何と言っても社会人あるあるな状況設定でしょう。色々な理由(本作の場合はダンジョン攻略の行き詰まり)により短期間に仕事が集中し、結果、残業しないと片付かない。それどころか、処理する時間より増える時間の方が早いため、どんどん仕事が積み上がり、残業地獄がエンドレス状態になる。いや~、私も似たような経験があったので、主人公アリナにはメッチャ共感してしまいました。
他にも社会人あるあるは沢山あるので、きっと共感する方はいっぱいいると思います…が、この作品はそれだけじゃありません。意外と、主人公の内面もしっかり描いています。特に、最後の決戦に向かう前のアリナの葛藤は、それまでの気持ちが分かるだけに、かなり感情移入する方が多いのではないでしょうか(私は感情移入しました)。
続編も何冊か出ているので、発売されて直ぐ人気作になったのでしょう。私も、本屋に行って続きを大人買いしてこようと思います。
…と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
月・火曜は学校教育について書いています。今回は、マット運動を指導して気付いた事を書きます。
令和5年度、子供たちにマット運動を指導していて、子供の体が随分と硬くなったように感じました。
私は2年生の指導をしているのですが、以前は前転でも後転でも、ちゃんと手を着かずに回る子がいました。体が柔らかいから、手を着かなくても回れてしまうのです。
それが今年度の子供たちは、手を着かないと回れません。体が崩れて横に倒れてしまうか、そもそも尻が上がらないか…ほとんどの手を着かない子が回れないのです。
もっと言うと、正しく手を着き、頭を着く事も出来ていない子が多いのです。頭頂部を着くならまだしも、額を着けて回ろうとする子が、思っていた以上に沢山存在しました。
もちろん、ちゃんと手を着き、ちゃんと頭を着くよう指導はします。「両手は丸めてないで、指先まで伸ばそう」「しっかり手の全体をマットに着けよう」「首を曲げて、頭の後ろ側を着けるようにしよう」…などと声を掛けていますが、それが中々出来ません。どこかぎくしゃくとしているのです。
何故そうなったのか…仮説はあるのですが、ブログで書くと炎上間違いなしなので、私の胸の中に仕舞っておきます。
教師にとって肝心なのは、原因より対策です。これは「基礎感覚・基礎技能を鍛える」に尽きると思います…が、少々長くなってしまいました。そちらは明日のブログで紹介します。
令和5年10月9日(月)に書いた通り、金曜は、月~木曜に含まれない内容を書いています。今回も、葬儀から学んだ事の続きです。
亡くなった父の家は遠方で、しかも母は事情があって事後処理の対応が出来ない状態です。そのため、様々な事後処理…税金や保険、電気、水道、ガス、固定電話、携帯電話など…は我が家に回してもらうよう、葬儀の頃に連絡をしておきました。
当たり前ですが、それぞれの役所や会社は別々に作業を進めます。そのため、事後処理に関わる連絡が別々の日に届きます。その結果、まるで金魚のフンのごとく、事後処理が延々と続きます。
例えば、電気料金の支払い請求が来て、翌日、コンビニで振り込んだとします。やれやれと思って帰宅すると、今度は水道の支払い請求が届いています。仕方なく、届いた翌日にコンビニに行って振り込んで帰宅すると、今度はガスの請求が届いている…みたいな感じです。なかなか終わりが見えません。
更に、支払い請求だけでなく、還付金の連絡や保険の解約、今後の税金の変更の連絡なども来ます。落ちがあっては困るので、確実に目を通しておかなければなりません。葬儀の後、1ヶ月ほど過ぎましたが、まだ連絡が来ているので、まだまだ気を抜く事は出来ません。
ちなみに、今回の事後処理で最も「何やってんだよ~」と言いたくなったのが、NT○さんです。15日が支払期限の書類を、22日に発送し、我が家に届いたのが28日…思わず、「どうやって支払えっちゅうねん! タイムマシンでも使えっちゅうんか!!」と突っ込みを入れてしまいました(誰も聞いてはいませんが…)。
そう言えば、N○Tさんは、変更手続きについて電話で連絡した時、「それは、この電話では対応できません」とだけ言われました。他の役所や会社は、「それは、この電話では対応できないので、○○へ電話してください」と教えてくれたので手続き出来たのですが、○TTさんの手続きは出来ていません。他人事ですが、少々心配になります。
話を戻しますと、事後処理は金魚のフン状態になります。気持ちを強くもって取り組みましょう。私も頑張ります。
…と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
なお、10月9日のブログに書いた通り、土日は休みます。次は月曜日(10/23)にアップします。
令和5年10月9日(月)のブログに書いた通り、木曜はライトノベル愛を語ってます。今回は、割と最近に出版された『じょっぱれアオモリの星』を紹介します。
ざっくり言うと、東と北の果てにあるアオモリから出てきたオーリン・ジョナゴールドが、レジーナ・マイルズという女の子と冒険する物語です。普通と異なるのは、オーリンは津軽弁がキツくて、一般の人たちには言葉が通じないため、レジーナに「通訳」してもらわなくてはならない点でしょう。つまり、この物語の成否はオーリンのキャラが立っているかが重要な訳です。
その肝心のオーリンのキャラ…見事に立っています。話す言葉は津軽弁だし、一見、好青年風だけどメッチャ頑固者だし、それでいて超絶魔法を使いまくりです。超絶魔法を使った後には、「あれはアオモリだばそごらの爺様(ジサマ)でも使えるだね」などと、サラッと流す辺りも実に見事。私は、あっという間に引き込まれました。
更に、前の段落で少し紹介しましたが、津軽弁が随所に入ってくるのが面白い! 標準語の横にルビとして書かれている時と、津軽弁でずらずらと書いた後に標準語で解説される時と、大きく2種類の書き方があるのですが、どちらも本当に面白い…視覚的にも…です。
実は、子供が弘前大に御世話になったので、私自身、青森県には何となく親近感があります。それで、題名を見てふらふらと衝動買いしてしまったのですが、この本は買って大当たりでした。今後、シリーズ化の予定もある感じなので、とっても楽しみにしています。
因みに、作者は東北出身の方らしく、東北地方への愛が溢れています。もしかすると、それも、読み終えた後の楽しく清々しい気持ちに繋がっているのかもしれません。
…と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
令和5年10月9日(月)のブログに書いた通り、毎週水曜は八軒自然科学クラブの思い出を書いています。今回も、サマーキャンプで利用させていただいた蘭越町上里(カミサト)の思い出です。
上里の思い出を子供たちに質問すると、まず出てくるのは前回紹介した汲み取りトイレの話です。そして、その次に出てくるのがキャンプの最初に行う大掃除の話です。
サマーキャンプで使うにあたり、最初に大掃除をします。これは、しばらく使われていなくてホコリなどがたまっている事があるからですが、使わせていただく事への感謝の気持ちを込めて…という事もあります。
そこで大掃除をするのですが、出てくるゴミの大半が…虫の死骸なのです。テントウムシが6割、カメムシが3割、ハエや蛾が1割くらいでしょうか。とにかく、至る所に転がっています。それを箒でかき集め、外に捨てなければなりません。虫嫌いの子にとっては、ほとんど拷問と言える作業です。
特に凄いのが…例の汲み取りトイレです。臭気に引き寄せられるのか、やたらと虫の死骸があります。八軒自然科学クラブは経験年数による序列制(?)を採用していたので、八軒自然科学クラブへの参加が初年度の子供たちが、必ずトイレ掃除となります。臭気が凄い上に、物凄い量の虫の死骸が出てきます。こりゃ思い出にも残るはずです。
参加2年目、3年目の子供たちは、初年度の子供たちが苦しみながら(?)掃除している姿を見て、「あ~、2年目(3年目)になって本当に良かったなぁ」と思った事でしょう。
…と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。