エスせんブログ

ラノベ好きなB級小学校教師のエスせんが、教育中心に色々語るブログです。少しでも面白ければ「いいね」御願いします。

ラップっぽく詩の音読

2024-09-30 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育話。今回は(今回も!)テキトーくさい音読の授業を紹介します。
 光村図書の1年生の国語教科書に、「いちねんせいのうた」と言う詩が載っています。とっても素敵な詩なのですが、ややリズム的に読みにくい面があります。
 手拍子しながら読む「手拍子読み」などで、「タン(ウン)タン(ウン)タンタンタン(ウン)」など何通りか行ってみたのですが、今一つピンときません。
 その時、ふと、クィーンの「WE WILL ROCK YOU」のリズムで読んだらどうだろう…と思い付きました。「ドンドンタン(ウン)ドンドンタン(ウン)」のリズムです。
 試しにやってみると、これが面白いのです。伝わるかどうか分かりませんが、一部を紹介すると…

 ドンドンタン(ウン)ドンドンタン(ウン)

 あおい そらの   こくばんに     なに かこう
 ドンドンタン(ウン) ドンドンタン(ウン) ドンドンタン(ウン)

 ドンドンタン(ウン)

 うでを のばし   ちからを こめて
 ドンドンタン(ウン) ドンドンタン(ウン)

 まっすぐ いちねんせいの 一(イチ)
 ドンドンタン(ウン)ドンドンタン(ウン)

 著作権の問題がありそうなので、これ以上の紹介は避けておきます。教科書をお持ちの方がいたら、試しに手拍子などをしながら読んでみてください。
 これ、滅茶苦茶ラップっぽく聞こえます。私的には、「カッコイイ!」と感じました。
 学級の子供たちにも好評で、半数以上の子供たちが、「色々やった中で、この読み方が1番好き」と言っています。これが絶対に良い…とは言いませんが、こう言う読み方も、まぁ、「あっても良いかな」と私は思います。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

じんわり良い映画「EDDIE THE EAGLE」後編

2024-09-27 04:30:00 | 自分
 金曜は月~木曜のテーマに入らない内容です。今回は前回(R6.9.20)の続きで、夏休み中にビデオ(ブルーレイ)で視聴した映画の話を。
 映画はタロン・エガートンさん主演の「EDDIE THE EAGLE」。オリンピックに出たいと思い続けている主人公マイケル・エディ・エドワーズが、冬季オリンピックのジャンプなら出られるのでは…と考え、悪戦苦闘の末にカルガリー・オリンピックに出場するまでの物語です。
 この物語の凄いのは、マイケルが何かスポーツを続けていて、それを極めた結果としてオリンピックに出場したい…と思ってる訳ではない点です。マイケルは、「何でもいいからオリンピックに出場して、自分も輝く時間を過ごしたい」と思っているのです。だから、当時は選手自体がいないから、ちょっと努力すれば出場できる可能性があった「英国のジャンプ代表選手」になる事を目指したのです(まぁ、「ちょっと」と言えないくらい大変な努力ですが…)。
 これ、真面目にスポーツを続けている方からすると、許しがたい姿勢ではないかと思います。
 実際、映画の中では他の選手たちから、マイケルは馬鹿にされ、軽蔑され、意地悪をされます。この様な姿は「スポーツマンとしてダメじゃないか」とも感じましたが、まぁ、意地悪する選手たちの気持ちも分からないではありません。
 話を戻しますと、「ただの素人がオリンピックに出場する」などと言う、無茶苦茶な事を実現したマイケルの行動力と根性…これが凄い! 馬鹿にされても、軽蔑されても、意地悪されても、挫けず前進し続ける姿に、正直に言うと少し「引いて」しまいましたが、感動を覚えたのも事実です。
 予告編では笑える場面が多いのですが、どちらかと言えば真面目な作品です(マイケルの有り様は「痛い」ですけど…)。見終わった後、じんわり沁みる感じの映画と言えるでしょう。
 因みに、一応、邦題はついてます…が、ダサくて、配給側の愛情を全く感じなくて、この映画の良さが全く伝わってきません。だって、「イーグル・ジャンプ」ですよ。「イーグル・ジャンプ」!
 これなら、「荒鷲エディ」とか「大鷲エディ」とか…いや、「荒鷲エディは舞い降りた」でも数倍マシだったと思います。もしかすると配給会社は、この映画を売ろうって気持ちが1mmも無かったんじゃないでしょうか。 
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

現実感のある戦闘にハマる『ゴブリンスレイヤー2』後編

2024-09-26 04:30:00 | ライトノベル
 木曜はラノベ愛語り。今回は前回(R6.9.19)の続きで、『ゴブリンスレイヤー2』について語ります。
 この作品の大きな魅力が、現実感の強い戦闘の描写にある…と前回の記事で書きました。知恵を使い、工夫して勝利を引き寄せる辺りが、戦闘描写として現実感を感じさせます。そして、それは作者の蝸牛くも先生が、元々テーブル・ロール・プレイング・ゲーム(以下、「TRPG」と略します)をなさっていた方だから…と書きました。
 TRPGとは、参加者が自分の好きな役(「剣士」とか「泥棒」とか「魔法使い」とか…)になり、司会役が語る物語に対応して冒険するゲームです。役をイメージさせるカードや簡単な地図などは使われる事がありますが、基本は司会役と参加者とが会話しながら進めていく、かなり想像力を必要とするゲームです。
 TRPGを行った経験…残念ながら、ほとんど私はありません。
 ただ、TRPGをモデルに作られたボードゲームは、「死の迷宮」や「剣と魔法の国」(どちらもホビージャパン社さんから発売されていた時の邦題)など何種類か経験しています。特に「死の迷宮」は大好きで、高校時代には友達と頻繁に行っていました。
 それで、この手のゲームは何度も遊んでもらうため、ゲームのバランスが絶妙な感じで調整されています。バランスを崩すようなチートな能力や魔法は、ほぼゲームには登場しません。ですから、魔物と戦闘するのは大変です。作戦を立て、知恵と工夫を尽くして戦わなくては、魔物を1匹倒す間に仲間が2人くらい死んでしまいます。ゲームをしていると、冒険と死は隣り合わせと感じます。
 これらのゲームのモデルがTRPGです。当然、ゲームにおけるバランスは同じ様なものでしょう。そして、そう言うゲームをモデルにして戦闘場面を描いているのが、ここで紹介している「ゴブリンスレイヤー2」な訳です。現実感を感じさせるのは、ある意味、当然と言っても良いかもしれません。
 ライトノベル的な気軽さは「やや低め」ですが、手に汗握る展開を楽しみたい方にはオススメの作品です。 
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今度は救急車出動・後日談

2024-09-25 04:30:00 | 介護狂詩曲
 水曜は介護狂詩曲。今回は前回(R6.9.18)の母がケガをした話…の、その後です。
 令和6年9月某日、スーパーで転んだ母は頭のケガをし、脳神経外科に入院して様子を見てもらう事となりました。
 翌日は年休を取り、16時に脳神経外科へと向かいました。
 着いたら、直ぐに母が出てきました。いつもより元気はありませんが、何か問題がある様な感じはしません。そのまま診察室へ行き、前日の当直医から説明を受けました。
 強調されたのは、「今回は運が良かっただけ。パーキンソン病で体が不自由になってきている人は、危険だからエスカレーターを使ってはいけない」と言う話です。エスカレーターに巻き込まれ、重篤なケガとなる可能性もあった…と何度も言われ、母は震え上がっていました。
 実際、母の腕を見るとエスカレーター特有の筋がクッキリ。この程度で済んで、本当にラッキーだったと言うしかありません。
 今後については、3ヶ月間は様子を見てほしい…と言われました。この期間に、頭蓋骨内部への出血が発生する可能性があるからだそうです。普段と異なる様子が見られたら、直ぐに病院へ来てほしいとの事でした。
 別な日に外科でも検査をしてもらいました。腕や足の骨折は無く、今後は頭だけに気を付けていれば大丈夫だろう…との事でした。良かった、良かった。
 この記事を書いているのは、事件発生から1週間目です。幸い、今のところは何も発生していません。このまま、何事もないままで終わってほしいものです。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タブレット端末は6年生頼み・後編

2024-09-24 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育話です。今回は前回(R6.9.23)の続きで、タブレット端末に関わる話を。
 1年生の子供たちにタブレット端末の初期指導を行うのは、もう泣きたくなる程に大変…と言う話から入りました。そして、前任校での苦労話をしたのが前回までです。
 現任校では、こんな悩みを解決する強力な助っ人がいました。それが…6年生です。
 現任校のクロームブックの初期指導…6年生が1年生の教室にやってきて、マンツーマンで丁寧に指導してくれるのです。電源の入れ方も、パスワードの入力方法も、電源の切り方も教えてくれます。1年生が困っていたら、隣にいる6年生がアドバイスしてくれます。だから、担任を呼ぶ声で教室が騒々しくなる事もなく、泣き出す1年生もおらず、とっても平和な授業が過ぎていきます。
 担任は、6年生でも対応できない事があった時、応援に駆けつけるだけ。「こんなに楽してインカ帝国!」と、心の中で下らない駄洒落を言う余裕すらあります。
 当然、わずか45分間で電源の入れ方・切り方、パスワードの入力方法は、教室の1年生全員が覚えてしまいます。さすがに、パスワードはメモを見ないと覚えきれない子もいますが、それでもメモを見れば何とか入力出来ます。
 そうなると、次の授業では、更に突っ込んだ内容に取り組む事が出来ます。札幌市が行っている子供の心身チェックのアプリの使い方や、学級の掲示板の見方や学級アンケートの答え方、学習用アプリがまとめられたサイトへの入り方…などに取り組める訳です。令和6年度の場合、これら全部を45分間で扱う事が出来ました。もちろん、まだ操作に不安のある1年生はいるでしょうが、一度覚えた内容ですから、この後は復習を繰り返せば何とかなります。
 6年生、偉大なり!
 問題点は、6年生の貴重な授業時数を使ってしまう事です。この様な活動のために確保された時数はありませんから、何かの教科時数を削るしかありません。対策として、総合的な学習の時間の時数を割り当てる方法がありますが、それでも負担を掛けてしまう事は間違いありません。
 1年生担任としては助かりますが、申し訳ない気持ちになる実践です。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タブレット端末は6年生頼み・前編

2024-09-23 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育話です。今回はタブレット端末に関わる話を。
 新型コロナウイルス感染症への対策として、一人一台のタブレット端末が全国的に導入されました。タブレット端末の種類は地域によって様々で、札幌市ではクロームブックと言うタブレット端末を導入しました。
 ところで、1年生の子供たちにタブレット端末の初期指導を行うのは、もう泣きたくなる程に大変です。これはクロームブックだからと言う訳ではなく、どんなタブレット端末を使っても大変だと思います…おそらく。
 取り敢えず、札幌市で使っているクロームブックで話を進めます。
 まず何が大変って言って、電源を入れてトップ画面にするだけで大変です。と言っても、蓋を開ければ自動的に電源が入るので、そこは問題ありません。
 大変なのは、その次、子供たち各自によって異なるパスワードを入力する段階です。半角英数で入力するのですが、クロームブックのキーボードには、英語が小文字で書かれています。大文字なら読める子供でも小文字は読めない事が多いため、「何と入力すれば良いのか」や「それはどこにあるのか」が分かりません。「先生、何て書いてあるの~」、「先生、どこにあるか分からない~」、「先生、どうすればイイの~」と、かなりの大騒ぎになります。
 前任校では、そこを少しでも簡単に進める様にするため、子供たちのパスワードは最初の3文字だけが違う数字で、残りは全員共通の文字や数字になっていました。パスワードとしては意味ないですが、授業時間で進めるための苦肉の策でした。しかも、このパスワードはシール化され、クロームブックに常時貼られています。見ながらでないと入力できない子や、忘れてしまった子への対応の為なのですが、ますますパスワードの意味がないですよね。
 でも、こうでもしないと、担任一人で指導するのは不可能に近いのです。次々と質問に来る子に対応しているだけで、あっと言う間に45分間が過ぎてしまいますから。しかも、1年生ですから、ずっと待たされていると不安になったり悲しくなったりして、泣き出してしまう子もいます。そうなったら、その子を慰める必要もあり、ますます授業は進まなくなってしまいます。
 ところが現任校では…うん、ちょっと長く語りすぎました。続きは次回と言う事で。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

じんわり良い映画「EDDIE THE EAGLE」前編

2024-09-20 04:30:00 | 自分
 金曜は月~木曜のテーマに入らない内容です。今回は、夏休み中にビデオ(ブルーレイ)で視聴した映画の話を。
 8月某日、友達とランチをしに行った妻が、鼻息も荒く帰宅しました。「出会いの物に出会ったから買ってきた」と言って差し出したのが、これ。タロン・エガートンさん主演の「EDDIE THE EAGLE」です。
 元々、我が家でタロン・エガートンさんは評価が高いのです。「キングスマン」では超イケてる主人公を演じていましたし、「ロケットマン」では見事な美声を聞かせてくれました(エルトン・ジョンの役!)。この「EDDIE THE EAGLE」も映画紹介番組でチラ見して、「面白そうだね」「見たいなぁ」と言っていたのです。
 しかし、日本では全然話題にもならず…当然、テレビでの放送もありません。諦めていた時にブルーレイを発見した妻…鼻息が荒くなるのも納得です。
 さっそく視聴しました。
 物語は、オリンピックに出たいと思い続けている主人公マイケル・エディ・エドワーズが、冬季オリンピックのジャンプなら出られるのでは…と考え、悪戦苦闘の末にカルガリー・オリンピックに出場するまでの物語です。もちろん、実話を基にした作品で、マイケルは実際にカルガリー・オリンピックに出場し、「EDDIE THE EAGLE」と呼ばれて評判になったのでした(まぁ、私は知らんけど…)。
 そして、この映画の凄い点は…って、ここから語りが長くなりそうです。申し訳ないですが、続きは次回とさせていただきます。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

現実感のある戦闘にハマる『ゴブリンスレイヤー2』前編

2024-09-19 04:30:00 | ライトノベル
 木曜はラノベ愛語り。今回は、かなり前(R5.12.21)記事にした『ゴブリンスレイヤー』の2作目について語ります。
 魔法が存在し、魔物が跋扈する世界。最も弱い魔物であるゴブリンを専門に倒し続け、上位の冒険者となった男…通称「ゴブリンスレイヤー」。彼と、彼を放ってはおけない仲間たちは、とある街に出没するゴブリン退治の依頼を受けるが…から展開する物語。
 1作目は、幾つかの物語が組み合わさって、「ゴブリンスレイヤー」と呼ばれる男が何者なのかを明らかにしていく物語でした。それに対し2作目の本作は、大きな1つの物語を通して、ブレない男「ゴブリンスレイヤー」の活躍を描きます。
 この作品の大きな魅力が、現実感の強い戦闘の描写です。
 前回の記事でも書きましたが、本作には、ライトノベルには珍しくチートが存在しません。魔法の障壁や治癒魔法は強力ですが、それでも他のライトノベルに比べれば、効果としては僅かとしか言えないでしょう。
 だから、ゴブリンとの戦闘で危機に陥ったとしても、チートな魔法などで切り抜ける事は出来ません。知恵を使い、工夫して勝利を引き寄せるしかないのです。この辺りが、戦闘描写として現実感を感じさせる訳です。
 これは何故だろうと思っていたら、「あとがき」を読んで分かりました。作者の蝸牛くも先生は、元々テーブル・ロール・プレイング・ゲーム(以下、「TRPG」と略します)をなさっていた方なのです。
 う~ん、ここからTRPGについて語ると長くなりそうです。大変もうしわけありませんが、続きは次回と言う事で。

 ところで、令和6年9月16日と17日の記事に、「いいね」などを沢山いただきました。いつも、本当にありがとうございます。さあ、これを励みにまた頑張るぞ~。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今度は救急車出動・本編

2024-09-18 04:30:00 | 介護狂詩曲
 水曜は介護狂詩曲。今回は(今回も)、母がケガをした話です。
 令和6年9月某日、何やら妻の慌てた様な声が聞こえます。実家から電話を受けている様です。
 電話が終わった後、妻が来て、「お母さん、スーパーで転んでケガをしたらしいよ」と言うではありませんか。急いで車を出す準備をしましたが、色々あって手間取ってしまい、妻は先に出かけてしまいました。
 やっとスーパーに到着。LINEを確認すると、既に妻は母と一緒に出てしまった様です…救急車で。
 スーパーの方では、老人が転んでケガをしたと言う事で、直ぐに救急車を呼んだ様です。救急車としては少しでも早く出発したかったので、妻が同乗して出発する事となりました。まぁ、それは仕方ありません。
 妻が同乗しているので、行き先は普段から通っている脳神経外科を選ぶ事が出来ました。知らない病院ではないので、不幸中の幸いと考えるべきでしょう。
 急いで自動車を回し、いつもの脳神経外科に到着。休日受付の方も分かっている様で、「はい、どうぞ」で通してくれました。
 ところが、先に着いていた妻から、「お母さんの保険証がいるんだって」と言われました。ありゃりゃ…家に置いてあるので、取りに戻らなければなりません。
 探す時間を節約するため、家にいる家族にLINEで連絡し、保険証の入っているケースを探してもらう事にしました。そして、脳神経外科を出て家へと向かいます。家の前でケースをもらい、直ぐに脳神経外科へと車を走らせました。
 保険証を提出すると、母の各種検査が終わった時間だった様です。母が運ばれていきました。
 この後、当直医に呼ばれて話をしました。エスカレーターで転び、腕と頭をぶつけたらしい…が、検査した結果、頭蓋骨内部には出血はしていないとの話です。ホッとしましたが、頭蓋骨の外側には出血がある(つまり、タンコブになっている)と、写真を見ながら説明されました。かなり大きい出血です。これは痛い事でしょう。
 そして、この後の24時間で頭蓋骨内出血が発生する可能性があるが、自宅で様子を見るか、入院するかを問われました。当然、きっちり様子を見るため、一泊だけの入院を選びました。
 当直医の話の後、看護師さんと入院についての話を詰めました。その中で、普段飲んでいる薬を準備してほしい…と言われました。ありゃりゃ…また、家まで取りに戻らなくてはなりません。
 また、LINEで薬の準備を頼み、車で家まで戻りました。きっちり準備してくれたので、さっと受け取り脳神経外科へトンボ返りです。
 その間に妻が書類を準備してくれたので、薬と書類を提出して帰宅しました。ふう、やれやれ…。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千切った形から・後編

2024-09-17 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育話。今回は前回(R6.9.16)の続きで、図工での成功と失敗を語ります。
 千切った形からイメージを広げさせる図工。千切り方は、まずまず上手に指導できました。問題は、この後に2つあります。
 1つ目は、発想を広げて見立てる段階。「何も思い付かない」と言い出す子が何人もいたのです。
 これに対しては、「それじゃ、全部片付けてイイよ。後は自習していてね」と、冷たく言い放ちました。もちろん、その後に説明を続けます。「上手に色を塗れないとか、上手に切れないとかは、先生が手伝ってあげる事ができます。でも、千切った形を見て何かをイメージするのは、貴方にしか出来ません。先生がイメージしちゃったら、それはもう先生の作品になってしまうからです。だから、頑張って何かに見える様に考えるか、諦めて自習するか…好きな方を選んでイイですよ」と。
 この指導については、きっと御批判があると思います。「ちょっと厳しすぎないか」とか、「もう少し優しい言い方は出来ないのか」と。それは全く、その通りです。
 でも、私に出来る指導はコレが精一杯。優しい指導は、別な人が担任になるまで我慢してもらうしかありません。
 因みに、自習を選んだ子は一人もいませんでした。「雷に見える」とか「花に見える」とか、全員、何とかイメージを捻り出していました。これについては、どの様なイメージでも「あ、それイイねぇ」とか「確かに、そう見えるよ」などと肯定しました。頑張って考えたのですから、どんなイメージであっても、ここは否定禁止…全肯定です。
 もう1つの問題が、クレヨンによる色塗りです。最近の子供たち、クレヨンで縁取りしたら終わり…と言う子が多いのです。
 それがダメだとは言いませんが、きちんと中まで色塗りしてほしい…とも思います。それで、教師が作っていた見本では、描き足したものの縁取りをした後、中までガッチリ塗る様にしました。
 これが大失敗。
 気合いの入った子供たち。クレヨンで色を塗る、塗る。色画用紙の上にもガッチリ塗り始めたのです。中には、「これは象だから、灰色に塗らなくっちゃ」と言って、せっかくの色画用紙を灰色に塗り潰してしまう子も…。
 ココは、もう少し色の塗り方を細かく指導すべきでした。何と言っても、彼らは1年生なのですから。
 今回の「ちぎった かたちから」。千切らせ方は成功ですが、色塗りは失敗なので、1勝1敗の引き分けって感じでしょうか。ま、私の実践なんて、こんなもんです。w
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする