月・火曜は学校教育話。今回は、よく私が行っている嘘くさいノート活動を紹介します。
1年生の算数に「いくつといくつ」と言う単元があります。幾つと幾つを合わせると幾つになるか…を考えたり、覚えたりする単元です。例えば「5」であれば、「1と4」「2と3」「3と2」「4と1」となる事を考えたり、覚えたりする訳です。
この学習、今後の計算をする上で重要です。
例えば「5+8」の計算をする場合、「5は3と2に分けられる。その2を、8と合わせると10になる。その10と、残った3を合わせると13になる」と考えさせます。その際、「3と2で5になる」や「2と8で10になる」など、ここで学んだ内容が必要になってくるからです。
そのため、何度も反復練習したり、書く活動を繰り返したりして、出来るだけ覚えさせたいと考えています。
でも、単純に反復練習するだけでは、子供たちは飽きてしまいます。そこで、色々とゲーム的な活動を入れたり、嘘くさいノート活動を行ったりして、子供たちを飽きさせない様に頑張っています。
そんなある日、ふっと思い付きました。「暗号メッセージを解く活動が出来るんじゃないかな」と。
早速、やってみました。
まず、黒板に、1から9までの数字を書いていきます。その数字の横には等号(=)を書き、その横には習っている平仮名を1文字ずつ書いていきました。もちろん、子供たちは「?」って表情です。
その後、黒板に眼鏡の女の子の絵を描き、下に「はかせちゃん」と書きました(某民法番組の丸パクリですね。笑)。そして、
「新キャラ登場、はかせちゃんです。
はかせちゃんから、みんなにメッセージが届きました。
でも、暗号で書いてあります。
暗号を解く為に、ノートに写してください」
…と言って、今度はノートにランダムな数字と、平仮名「と」と、マス目いっぱいの大きさの四角形を書かせました。
「合わせると8になる様に、四角の中に数を書きましょう。
その答えの数の横の文字が暗号の答えです」
そう指示を出すと、子供たちは問題を解き始めました。直ぐにメッセージが分かった様ですが、答え合わせをするまでは内緒って事で、口に出す事は禁止です。
全員が答えを書き終わったら、答え合わせをし、正解には赤鉛筆で丸を付けさせました。間違っていた子は、正しい答えに書き直したら、赤鉛筆で丸を付けさせます。その後、黒板を見ながら赤鉛筆で暗号の答えの文字を書かせました。
因みに、メッセージは「もちはうまい」。「はかせちゃんは餅が好きなんだ~」と笑って授業を終えました。
…と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
1年生の算数に「いくつといくつ」と言う単元があります。幾つと幾つを合わせると幾つになるか…を考えたり、覚えたりする単元です。例えば「5」であれば、「1と4」「2と3」「3と2」「4と1」となる事を考えたり、覚えたりする訳です。
この学習、今後の計算をする上で重要です。
例えば「5+8」の計算をする場合、「5は3と2に分けられる。その2を、8と合わせると10になる。その10と、残った3を合わせると13になる」と考えさせます。その際、「3と2で5になる」や「2と8で10になる」など、ここで学んだ内容が必要になってくるからです。
そのため、何度も反復練習したり、書く活動を繰り返したりして、出来るだけ覚えさせたいと考えています。
でも、単純に反復練習するだけでは、子供たちは飽きてしまいます。そこで、色々とゲーム的な活動を入れたり、嘘くさいノート活動を行ったりして、子供たちを飽きさせない様に頑張っています。
そんなある日、ふっと思い付きました。「暗号メッセージを解く活動が出来るんじゃないかな」と。
早速、やってみました。
まず、黒板に、1から9までの数字を書いていきます。その数字の横には等号(=)を書き、その横には習っている平仮名を1文字ずつ書いていきました。もちろん、子供たちは「?」って表情です。
その後、黒板に眼鏡の女の子の絵を描き、下に「はかせちゃん」と書きました(某民法番組の丸パクリですね。笑)。そして、
「新キャラ登場、はかせちゃんです。
はかせちゃんから、みんなにメッセージが届きました。
でも、暗号で書いてあります。
暗号を解く為に、ノートに写してください」
…と言って、今度はノートにランダムな数字と、平仮名「と」と、マス目いっぱいの大きさの四角形を書かせました。
「合わせると8になる様に、四角の中に数を書きましょう。
その答えの数の横の文字が暗号の答えです」
そう指示を出すと、子供たちは問題を解き始めました。直ぐにメッセージが分かった様ですが、答え合わせをするまでは内緒って事で、口に出す事は禁止です。
全員が答えを書き終わったら、答え合わせをし、正解には赤鉛筆で丸を付けさせました。間違っていた子は、正しい答えに書き直したら、赤鉛筆で丸を付けさせます。その後、黒板を見ながら赤鉛筆で暗号の答えの文字を書かせました。
因みに、メッセージは「もちはうまい」。「はかせちゃんは餅が好きなんだ~」と笑って授業を終えました。
…と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。