コピーライターを目指す人の日記

言葉と、人と、文章を書くことが、僕はきっと好きです。

ユニクロについて

2014-04-12 23:34:42 | 日記
ユニクロ、1万6千人を正社員に登用。
柳井社長「部下は部品ではない。」

今日の日経新聞。
僕はこの記事を見た時、嬉しかった。

ユニクロは長時間労働を強いるなど、「ブラック企業」として有名だ。
(あくまでもメディア上で。)
柳井正会長兼社長のワンマンぶりも何度か記事で見たことがある。

その柳井社長がこれまでのやり方を「間違いだった」とした。
「日常生活で成長する人生を認める。」
「ダメな体育会的な体質を改善する。」
「部下の人生を預かる。」

これほどの人が今まで貫いてきたやり方を
間違いだったと認め、変わろうとしている。
すごいことだと思う。

間違いなのかどうか、僕にはわからない。

多少、無理のあるほうが絶対に人としては成長するし、
ぬるま湯よりもその方が面白いと僕は思っている。

でも会社が人権を侵害するほどのことが
あってはならない。

ユニクロではないが、
入社初日に課題試験で点数が足りなかったため、
バリカンで坊主にされた人を僕は知っている。

どんな働き方、どんな会社がいいのかは
僕にはまだわからない。
そんなの、きっと柳井社長にだってわからないだろう。

だけど、大きく舵を切ろうとしている。
それは従業員とお客さんの幸せのための決断なんだと、
僕は信じたいなあ。

コピーライターになったら、
オシャレもしたいなあと思ってるんだけど、
ユニクロを忍ばせたオシャレもしたいなあ。
ああ。
なんだか僕はちょっと楽しみなんだ。


それと、
元ユニクロ社員が会社の実態を語っている記事を読んだ。
その方は鬱になって退社されたそうだ。

気持ちはわかるんだけど、
いや、僕なんかにはわからないかもしれないけど、
ちょっと違うんじゃないかなあ。

正義感で、「これ以上苦しむ人がいないように」、
とかそういう思いもあるんだろうけど、
きっとあなたの心を1番多く占めているのは「復讐心」なんじゃないかなあ。
それは哀しいよ。

ユニクロにいる間、学んだことだって多いはずだし、
感謝している人だっていると思うんだ。
あなたが考えるべきは
それを今後の人生でどう活かしていくかなんじゃないかあ。

これからユニクロに入社する人だって、
(仮にそうだとしても)ブラック企業に入ったからって人生終わりじゃないんだ。
そこからその人が何かを学んで生きていくのだから、
会社や仕事や給料が全てではないのだから、
極論を言えば、放っておけばいいと思うんだ。


明日の座右の銘は
「全ては精神力。」

今日書いたAmazonレビュー
[雑誌「佐藤可士和さん、仕事って楽しいですか?」佐藤可士和]
[DVD「機動戦士ガンダム00 4」]

偶然にもそんな日にユニクロのクリエイティブディレクションをする
佐藤可士和さんの本を読んでいたなんて。