潮来市文化講演会「考古学からみた島崎氏と城郭」が開催されました。
平成31年3月3日茨城県潮来市の潮来公民館にて、日本考古学協会会員の間宮正光先生をお迎えして「考古学からみた島崎氏と城郭」の講演会が開催されました。当日は雨にも関わらず、多数の市民が来場して先生の講演に耳を傾けました。
講演のテーマとして①初代の高幹はどこにすんでいたのか?②島崎氏はどのようにして戦国時代を生き抜いたのか?③城郭から見ると島崎氏はどう映るのか?④島崎城の終りはどうかのか?という内容で講演をして頂きました。
間宮先生は、実際に島崎城跡や近くの大台城も発掘調査をおこなっておりますので、発掘された土器や陶器そして建物跡を通じての、説得力のある興味深い講演内容でしたので、あっと言うに間に時間が過ぎてしまいました。
次にパネルディスカッションが先生のコーディネーターでおこなわれ「文化財を活かした街づくり」のテーマで、原市長はじめ島崎城跡を守る会の山口会長、長勝寺の谷住職の三名がパネラーとして参加しました。原市長から三年間を目途に島崎城跡を整備していくとの心強いメッセージを頂きました。島崎城跡を守る会としても、より一層活動を充実させていきたいと思っています。
潮来公民館のホールに、「島崎氏の歴史」はじめ「活動報告」をパネル展示し、来場の皆様への資料を配布して好評を得ました。先ずは、地元の市民の方へアピールして理解を深めることが大切でないかと考えております。ありがとうございました。
間宮先生が作成された島崎城跡予想図
当日の講演会画像紹介
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