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WATASI(M)のツイットNO.246

2015-03-23 10:02:58 | 日記
2015年3月20日(金)
 この1週間は温かかった。
 “何時咲くか、何時咲くか”と毎日見ていた我が家の梅の木は、今日“開花”した。

 

 日本列島の南の方では“桜”の開花日が何時になるか?と秒読みのようだが、我が家の“梅”は本日漸くにして目出度く笑顔を見せてくれた。南方の桜よりも、辛うじて早く咲き始めたことになる。それで結構だと思う。マイペース、マイペース。

 良い天気だったので“ウオーキング日和”と言えた。しかし敢えて出掛けなかった。一昨日の“山開き(皇子山古墳登り)”で足を酷使したので、今日は自重することにした。足の張りはとれているが膝頭がガクガクしているので休んだ方が無難だと考えた。大分前から、膝を屈伸させたり回転させたりすると膝辺りでグキグキと音がしている。しかし、これまでのところ膝の方は大丈夫である。
 膝にしろ、腰にしろ、それ等の部位を傷めないためには、周辺の筋肉を鍛えておくことが大事だと思う。そうでないと直ぐに“不調”を訴えられることになる。しかし無理をするのが一番いけないということで、今日のウオーキングは中止にした。

 夜、「新・御宿かわせみ」を読了した。
 明治維新後の江戸の生活風景がよく描かれているように思った。
 上野戦争(=彰義隊の旧幕府軍と新政府軍との戦争)後の江戸の町の荒廃ぶりや、わが国でも明治5年12月から太陽暦が採用されたことによる庶民の困惑ぶり(今では月曜日から日曜日までの1週間の制度は、当たり前のように私達の頭に入り、生活リズムの形成に役立っているが、この制度が採り入れられた当初の人々は、随分と面食らったようだ)、日本でも庶民の間で牛乳が飲まれるようになったこと等々。

 また、次のようなことが書かれていて、歴史的な事柄でも、私の知識を正確なものにしてくれた。
【・・・士族といえば新政府が旧武士階級に与えた族称で、そういった形で武士階級を存続させたのは御一新後のとりあえずの兵力のためであった。従って明治6年に徴兵制が実施されると士族の軍事力は不要となり、それまで、旧家禄に応じて支給されていた政府の援助もなくなって、多くの困窮士族が出ている。とはいえ、まだ世の中には士族というだけで元武士の矜持を持つ者も少なくないし、それを認める風潮も全く失われたわけではなかった。・・・】

 更に、この本の中で、「日暮里」という懐かしい地名にも出会った。
【・・・その頃、神林麻太郎と畝源太郎は渋谷川のほとりにある仙寿院という寺の境内で休んでいた。・・・
・・・それでもと気を取り直して荒れ果てて野っ原のようになっている青山中を歩き廻り、遂に足が棒になってたどりついたのが仙寿院であった。ここはもう千駄ヶ谷の中である。・・・
・・・
「ここは昔、桜の季節に見物人が大勢、集まったそうだ」
「本堂の近くに新日暮里(しんひぐらしのさと)と彫った石碑があったな」
谷中の日暮里と肩を並べるほど景色がよかったんだと・・・」
が、今は花の季節でもなく、参詣人も見物客も姿がない。
・・・】
 ※ 私は、学生の頃、東京は上野に近い場所に下宿していたことがあるので、JR日暮里駅付近はよく知っています。しかし、「日暮里が景色の良い所であって、そのような由縁で“日暮里”という名前が付けられた」ということはこの本を読んで初めて知りました。
 私が東京に出て間がない頃、「日暮里」のことを“ひぐれさと”と呼んで、下宿先のおばさんに「“にっぽり”と言うんですよ」と教えてもらったことがありました。その学生時代の頃が、今はとても懐かしいです。

 更に、本の終わりの方にはこんなことも書かれていた。
【・・・
 午前中、曇っていた空がよく晴れて、縁側にまで日が射して来た。
「まあ、驚きました」
「新しい料理の皿を運んで来たお吉が相変わらずの素頓狂な声でいった。
「お天気なのに、雨が降っているんですよ。どう見たって雲一つありませんのに・・・」
 るいが開けはなしてある縁側から外を窺った。
 たしかに陽は燦々と輝いているのに、細く霧のような雨が落ちている。
「天泣(てんきゅう)と申しますのでしょうか」
 そっと、るいがいった。
「昔、教えられたことがございます。晴れ渡った空から降る雨は、天が泣いているのだとか・・・」
 誰もが同じように庭の上の空を仰いだ。
 ・・・】

 ※ 晴れているのに雨が降ることを、大津では「狐の嫁入り」などと言うが、この本を読んで、いろんな言い方があることを知った。

2015年3月21日(土)
 春分の日(祭日)
 宮城県のJR石巻線が4年振りに全線開通。
 JR女川駅で、午前6時の始発の記念列車が祝福されながらプラットホームを出て行く風景がテレビニュースで映し出されていた。
 今日から、春の選抜高校野球が始まった。近畿からは7校も選抜されて出場するようだ。滋賀県の代表は近江高校。
 ピアノのレッスンは暖房をつけなくても部屋は充分に温かかった。

 

2015年3月22日(日)
 日曜日の朝はテレビを観る時間が長くなる。
 仕事をリタイヤーした“毎日が日曜日”である人間にも、テレビのお蔭で日曜気分を味わうことが出来る。

 日曜日には“1週間のまとめ”のニュースが見られる。
 3月18日(水)には、「2011年のアラブの春」の優等生と言われたチュニジア、その首都チュニスのバルドー博物館で観光客が狙われるテロ事件が発生した。21人が殺害され(日本人3人を含む)、多数の負傷者が出た(日本人3人を含む)。
 3月19日(木)には、落語家で人間国宝の桂米朝さんが亡くなった。
 その他、アップツーデートのニュースが報道されたり、討論されたりする。
 一方で、「プロ野球が開幕まであと5日」、「淡路島で花まつり」、「富山湾は、今、ホタルイカ漁が最盛期」などと“春の便り”を目にすることが出来る。
 他方で、「クリミア半島のロシア編入時、プーチン首相は核兵器使用の準備をしていた」という報道とか、「安全保障整備法案(集団安保体制)」などの“物騒な討論”がなされる。
 私の頭の中で、「もしかして、再度、人類が忌み嫌う大規模な戦争が勃発するかもしれない」、という懸念がチラッと過る。

 21日はお彼岸ということで、“お萩”を頂いた。
 昨日私が留守をしていた為、今日頂くことになった。
 お昼御飯代わりにして食べたら美味しかったので、結局一度に全部食べてしまった。

 

2015年3月23日(月)
 台所から応接間に入る段差僅か2cmの敷居のところで、右足を躓かせてしまい、転んでしまった。右足が充分に上がっていなかったようだ。転ぶ瞬間、右足脹脛に痙攣のような痛みが走った。右膝を強く打ち、右手首には血が滲み出た。
 
 昨日の最高気温は20度だったのに、今日の最高気温予測は10℃!

 未だ中二日だけれども、パソコン日記が3頁になったので新規投稿します。

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