すもーる・すたっふ
”愚直に”Th!nk Different for Serendipity
 



この夏に読んだ本、第2弾。中谷彰宏著『最後までやりとげられる自分に変わる本―成功者になるために〈3〉』。


この本は、3人のために書きました。

 ①最後までやりとおすのが苦手な人
 ②友達や恋人とのつき合いが長続きしない人
 ③頑張っているのに、くじけそうになっている人


私は、この売り文句の③を見て、この本を買いました(苦笑)。
キーフレーズごとに短いコメントを書いていく、中谷さんのよくあるパターンで「最後までやりとげられる自分に変わる54の具体例」があげてある。特に気にいったフレーズを書き留めておく。


1章 なぜ、「続ける人」が成功するのか

■ヒットが出ているから調子いい、出ないから調子が悪いではない。
 「絶好調」「絶不調」と、言わないようにしよう。
 #まるでイチローのコメントみたいだ。

■悲壮感が漂う人を、神様は助けない。
 悲壮感を漂わさないようにしよう。

■ベストは、尽くすものであって、求めるものではない。
 ベターを感謝しよう。

■心に悔いを残すと、続かない。
 良くない事実も、受け入れよう。

■大差で負けている時に、その人の実力が出る。
 大差をつけられたら、「あれが、大差をつけられている顔か?」という顔をしよう。

2章 楽しく続けられる人の“手の抜き方”は、ここが違う!

■頑張りすぎる人ほど、続かない。
 頑張りすぎないようにしよう

■何も書くことがない日は、天気だけを書く。
 何もない人は「何もなし」と、記録しよう。

■「たまにたくさん」よりも、「毎日少しすつ」。
 頑張る日と、頑張らない日の、差を小さくしよう。

■休みたいまま続けるより、休んだほうが、またしたくなる。
 休みたい時は、休もう。
 #休んでもいいんだと思うと、休まなくても気持ちが軽くなるという経験がよくある(苦笑)。

3章 「好きな人」は、君をこんなに変えてくれる。

■「好きなこと」より、「好きな人」とすることのほうが、続けられる。
 「好きなこと」をするよりも、「好きな人」としよう。

■持続力とは、「忘れる力」だ。
 いいことだけを覚えて、悪いことは忘れよう。

■達成感だけを覚えよう。
 「できなかったこと」よりも「できたこと」を覚えよう。

■「うまくいかないのに好きなこと」をしよう。
 「ハッピーにできること」をしよう。

4章 「そんな程度でいいの?」で、面白いほど“続ける力”が目覚めだす

■凄いことをたまにするより、簡単なことを毎日する人の方が、凄い。
 「毎日、続けられること」をしよう。

■「そんな程度でいいの?」ということから始める。
 簡単なことから、始める。

■まず、一つ片付ける。
 優先順位なんか決めずに、まず1個やってみよう。

■平均感覚をもとう。
 今日の「最高点」「最低点」よりも、10年単位のアベレージで考えよう。

■ロングスパンで考えると、スランプはない。
 「スランプ」を、禁句にしよう。


以上、ざっとピックアップしても54個の3分の1にあたる18個になった。自分も苦労しているのにいつも私の心の支えになってくれている人に、これらの言葉を伝えたいと、読み終わったときに思った。

中谷さんの言葉は(正しく、かつ)単純なだけに即効性があると思う。少し風をひきそうな心には効果のある即効薬になる。さすがに言葉の使い方がうまい。

もちろん、たまに読むからいいのであって、いつも読んでいると効果を望めないだろう。どの本も同じようなパターンみたいだから。

私も本書は2冊目である。1冊目は、数年前に『しびれる仕事をしよう―作業をプロジェクトに変える67の具体例』を読んだ。この本も「気持ちのいい本」だった。




コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



«  『Seeing Wha... 日本電気エン... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。