畑村氏の「みるわかる伝える」を読了。
「みる」ことは自らの視点を持つこと。
「わかる」とは自分の頭の中にある要素や構造と合致すると判断すること。「わかる」ためには、行動してみる(アクティブ学習)しかない。行動することで、抽象的な知識を具体的な制約のもとで理解(具体化)できる。試行錯誤を通して直観(試行のショートカット)による理解に至る。
「伝える」には、具体的な事象の抽象化(知識化)と受け入れの素地が必要である。行動につながる
「理解する」とはどういうことか著者の考えを平易な文章で書かれており、いろいろと気付きがあった。主体的な行動が何より大事である。
【関連】
「なぜ人は、頭でわかっても動けないか」(畑村氏)より。
『条件が揃わないから動けない」という人は、条件が見えないから動けないのではない。動かないから見えないのである。』
【参考】
本書で紹介されていた本。
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