数年前から自分の価値観が変わったと感じていたが、その理由を自分自身にもうまく説明することができなかった。変わったキッカケを振り返ってみて、以下のことに気付いた。
以前は「人はいつか死ぬ」と理解していたが、数年前くらいから「自分はいつか死ぬ」と思うようになった。無限に時間があるかのように思っていたのと、限られた時間しかない(もちろん、あと何十年も生きる予定)と思うのでは、天と地の差があるようだ。
限られた時間しかないと思うことで、生き方や価値観が変わった。
自分の価値観が変わったのは、結婚した時でもなく、子供が産まれた時でもない。自分の死をイメージできるようになった時だ。数年前に父親が病気でなくなった時に死を意識し、そして親友の一人が若くして不慮の事故でなくなった時に死は他人事ではなくなったのだと思う。そうすると、自分にとって大切なものが見えてきた。やりたいこと、自分らしさを探すようになった。その時までに何をするか、その時に誰に傍に居て欲しいかを真剣に考えるようになった。
振り返ってみて、それまでは流して生きていたように思った。楽な方に流されていたと反省した。例えば何度も止めると宣言しながら止めることができなかった煙草も、すんなり止めることができた。
ジャック・ウエルチの以下の言葉を座右の銘にして、頑張ろうと思った。
Control your own destiny or someone else will.
- Jack Welch-
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