さしもしらじな。

萌えと趣味の話をこっそりボソボソするブログ。

刃生はドラマチック。

2016-01-30 16:24:44 | 日記

お話を書く助けにしようと逸話なんかを調べていたら、
膝丸ちゃんのことを知りたかったのに、お兄ちゃんに詳しくなってしまった。
というか、髭切のこれまでがドラマチックに過ぎるんだ。

刀剣男士は大なり小なり波乱万丈を経験してきている刀が多いけれど、
この膝丸・髭切兄弟もその例に漏れず、特に兄の髭切は激動の時代を黙って見続けてきた感がある。
古くは化け物を退治し、悲劇の兄弟のそれぞれが手にし、数奇な運命を辿って再会、そして別れ──。
弟が寺の所蔵になった後も兄の旅は続き、いくつもの悲劇を目撃する。

あくまで主観だけど、
刀剣男士としての髭切が、物事に執着せず何事にも距離を置いて接しているように感じるのは、
そういう来歴あってのことなのかな、と思ったり。
人の裏切りや悲劇を傍で見てきた髭切の目に、人間はどのように映っただろうと思うと切ない(´;ω;`)
それを言ったら、肝心のときに奉納されちゃって、主の、そして今剣や岩融の最期を
偲ぶしかできなかった膝丸も十分に哀しいと思う。
だけど、父を兄を次々に失い、弟を殺し、それでも進んでいくしかない主の姿や、
正義のためにと戦っていたにも関わらず、戦う理由であった存在に裏切られ、
かつては勇猛果敢に二刀流で自分を振るった主が、つまらぬ雑兵の放った矢で命を落とした姿なんかを、
じっと見つめ続けてきたお兄ちゃんの気持ちはいかばかりかと思うのだ。
しかも終いには質屋に流されるとか……。
そりゃあ何もかもどうでもよくなるわな、と同情してしまう。
ああ、なんかお兄ちゃんで何か書きたくなってきてしまった。お兄ちゃん……。・゜・(ノД`)・゜・。


それはそうと、髭切は鶴丸と面識がある可能性あり?
とうらぶクラスタには「鶴丸が墓から連れ去られた事件」として有名な、かの霜月騒動の渦中にいたってことは、
九十九神として会ったことがあってもおかしくないと思うんだけど、どうだろう。
まあ、もしそうだとしても髭切は覚えていない可能性大だけど。

そんなこんなで、大変にドラマチックだった。
ちょっと調べただけでこんな具合だなんて、歴史ってなんて面白い。
どうして、学生時代にまったく興味が持てなかったんだろう。
へたな創作よりずっと面白いのになあ。
お話を考える足しになるかどうかはわからないけれど、とても楽しかったし、髭切への見方が変わった。
ただの色っぽいぽーっとしたお兄ちゃんじゃなかったんだね(´д`;)
それどころか、笑顔の下はすごく深い闇が広がってそうな刀ですな。

……なんて思った今日であった。



祭りの後と鯛。

2016-01-29 19:33:17 | 日記

とうらぶクラスタを次々と爆撃し、多くの者を墓へと追いやった一周年祝い。
本日、とうらぶの顔である三日月そして小狐丸が公開されて、また多くの者が墓に入ったことだろう。
皆がおじいちゃんの麗しさとか小狐丸のでっかわいさに悶えているというのに、
私の頭の中には未だ「薬研と鯛」が……。

まあ柄ラーなので仕方ないのだが、私は鯛の魔力が恐ろしい。
アイツのおかげで、私はとんでもなくくだらない話を出来心で上げてしまったのだ。
しかも、眠気と突然PCが不調になったのをヒイヒイ言いながら直した疲れとで朦朧としており、
今日あらためて読み返してみたら、文章がひどいものだった。こっそり直した。
ちなみに、鯛まで自分で描いた渾身の作だ。
……嘘です。話自体はちょちょっと考えたやっつけです。
鯛は以前に描いたものの焼き直しだ。これは自信作。鯛だけ自信作。

そんな適当な出自の話が、時間をかけて設定を考え、苦しんで書き上げた話を軽やかに追い抜いていく切なさよ。
まあ、それがピクシブという世界だ。わかってた。
でもたまにはこういう肩の力が抜けたのもいいね。そして、私にも短いのが書けた!クララが立った!の調子で。
ちゃんと長くならず、きちんと終われたのが何気に嬉しい。
これでシリアスな話だったら言うことなかったのだが……仕方ない。今後がんばる。

そんなわけで、もし鯛の話を目にする機会がありましたら、ぜひ鯛を見てください。
力作です(`・ω・´)

ではでは。



【ピクシブ投稿】好きだぜ、鯛将

2016-01-29 03:06:10 | お知らせ

つい出来心で書いちゃいました……(´д`;)

⇒ 好きだぜ、鯛将

一周年記念の薬研があまりに衝撃的で、つい衝動に駆られてこんなものを。
罵倒される覚悟はできてるけど、オールスルーが一番こたえるかもorz
でもまあ、もしそうでも放置プレイだと思って、ご褒美をいただいた、くらいに思って喜ぼうと思います。
一周年、めで鯛!

ではでは。



今後チャレンジしたいもの。

2016-01-28 22:42:45 | 日記

先日、W加州清光と娘ちゃんの話を書き終わって、
「もう清光に思い残すことはないかな……」と一段落ついた感のある今日この頃。

実は前にも一度「もうかしゅさには書くまい」と思ったことがあったのだけれど、
そのときは熱烈な感想をいただいたことで、もう少し書いてみるか、と思ったのだった。
でももう書こうと思ってたことはほぼ書けたし、行き詰まりを感じてもいたので、そろそろ別の方向へ行きたい。
物吉くんで現状打破を図りたかったのだけれど、それが華麗に失敗してしまったので、
今度こそ! まったく違う切り口とやり方で、新鮮味のあるお話が書けたらな、なんて思ってるのだ。

とはいうものの、じゃあ何が書きたいのか、と考えてみたのだけれど、何も浮かばない。
薬研と鯛の話も書きたいのに、「薬研が日本海に出向いて鯛を獲ってきた」しか浮かばない。
それじゃ一行で終わっちゃうよ! っていうか、出だしの一行じゃん、それ!
……っていう感じ。
そこから始まる壮大なスペクタクルロマンとか書きたいんだけど、何も浮かばないよ(´・ω・`)
第一、鯛からどう壮大な話が展開できるのか、そこからして無理ゲーな気がするよ。
でもきっと、才能あふれる天才ならできるのだろう。スペクタクルロマン。
むしろ、自分が読みたい。書くの無理そうだから、誰かが書いたの読みたい。
そんな今日この頃。

まあ冗談はさておき、次は満を持して(?)新キャラ・膝丸ちゃんのお話を書きたいなと思っている。
しかし、何せ歴史が鬼門であるので、まずは十分な下調べから始めねばならぬ。
それに「兄者だいすき☆」以外に、あまり性格が掴めてない。
真面目そうだな、とは思うんだけど。あと好きな女性相手にはすごく緊張しそうな感じがする。大事なセリフを噛みそう。
そんな認識しかないのに、メインに据えて書けるだろうか(いや、無理だ)。
そんなわけで、きっと難航するだろうと思うので、時間をかけて頑張りたい。




無骨でありながら雅。

2016-01-28 14:25:10 | ゲーム関連

続々と一周年記念のキャラ絵が公開され、日々どこかのクラスタが墓に入っている昨今。
これまでがあまりに供給が少なすぎたゆえに、昨年後半から現在にかけて、どこもかしこも阿鼻叫喚である。

個人的には、今回の祭では 薬研と が他の追従を許さぬぶっちぎりのナンバーワンであった。
あのインパクト、わけのわからなさ、美少年っぷりの破壊力、そして腹筋への攻撃力は、近年まれに見るものだと今でもしみじみ思う。
だって意味がわからないよ、いくら祝いだからって生魚わし掴みとか、どこの野蛮人だよ。
しかもそれをしてんのは、あんな一見はかなげな華奢な美少年だからね。カオスですよ。

次点は、あざと可愛さが炸裂していた青江、そして宗三に負けない未亡人っぽさをぶっこんできた蜻蛉さんである。
っていうか、蜻蛉さん素敵すぎたよ……(遠い目
あんな大きな体してあんな繊細なお手前とか、もう殺しにかかってたよね。
蜻蛉さんに限らず、槍の面々を見ると私の脳裏には自動的に「好きだな君が」が再生されるんだけど、

          
           道重かわいすぎか。

「大きな体してるのに 全部かわいすぎる」とは、まさに彼らのことだと思う。


それはさておき、満を持してという感じで公開された同田貫正国の一周年絵は素晴らしかった。
男らしさとか胸板とかもだけど、あのロケーションが「白居易の詩」をもとにしたものだと耳にして、
み、雅だ~! と鼻息が荒くなった次第である。

「林間に酒を煖めて紅葉を焼く」、つまり「林で酒を温めるために、紅葉した落ち葉を掃き集めて焚火にした」というくだり。
 平家物語にも、高倉天皇の人柄を示す逸話としてその詩が登場する。

たぬ……。
自らを「実戦刀」と称し「質実剛健」を謳っているけれど、
ちゃんと雅を解するこころも持った粋な男であることがかっこいい形でバレちゃったね!

そんなこんなで、まだ続く一周年記念。
どうやら光忠は欠席になってしまったようで残念だけれど、続きも大いに期待したい。
はー、とうらぶ最高っすな。
そうしみじみ思う今日この頃なのであった。