さしもしらじな。

萌えと趣味の話をこっそりボソボソするブログ。

三日月宗近を拝んできた。

2015-05-15 18:04:42 | 感想

今日は、念願の刀を拝むことができてホクホクである。

展示場所は、上野のトーハクこと東京国立博物館。
二月に訪れた際、展示予定はまだ未定であると申し訳なさそうに言われて以来、
公開を待ちに待ったあの刀。

平安時代の刀工・三条宗近作の太刀で天下五剣の一つ。
更にその中でも最も美しいと評される、恐らく今もっとも話題になっていると思しきあの刀。

太刀 三条宗近(名物 三日月宗近)を。

早めに行ったけど、女性の人だかりができてたよ。
人気の程…というか、いかに話題になっているかが伺える光景だった。
実際に見た三日月宗近は、細身で本当に優美な刀であった。

     

            この美しい姿!

女性たちが、ものすごく真剣な顔で無言で写真を取りまくっているさまに、
刀剣マニアらしきおっちゃんが気圧されて小さくなっているのが気の毒であった。
同じ刀好き同士なんだし、そこで薀蓄のひとつも披露したら、
きっと女性たちから尊敬のまなざしを向けられたに違いないと思うのに、惜しいことである。

                 反りがわかる角度で。

鳥獣戯画展も見たかったが、館外で100分待ち、中に入って80分待ちとアナウンスされており、
その後の予定を考えて断念。とにかくすごい人だった。

ずっと見たいなあと願っていたので、やっと実物が拝めてとても満足。
できれば展示が終わるまで何回か通いたいなと思う今夜の私であった。刀、美しい!