オク覗いてまさかこんな値段では落札すまいと冗談のつもりでうっかり値段いれたら落札してしまったとです
これだからジャンク品は恐ろしい
てなわけでやってきました
スハニ35
ところでスハニ35って何?って方も多いでしょう
要するに戦後復活した特急用に作られたスハ44シリーズのうち三等荷物合造車
特急といっても今時の貧乏学生や18キッパーが隣町に行くのに他に列車がないから小銭使って乗るようなそれと違います
鉄道が陸上交通のメイン張ってた時代に超一流路線の超一流列車にのみ許された最高級種別
車両は当代最高のさらに上
列車が乗客を選ぶ「名士のための空間」で、運賃料金の高さもさることながら乗れることがステータスという列車
だから最低ランクの色合い強い「三等荷物合造車」といってもスハニ35はそこらの客車とは違いますよ
庶民の急行はおろかちょっと地方なら二等車でも4人がけボックスが珍しくなかった時代に二人がけシート
日除けも当時出たばかりの巻き上げカーテン
え?それだけなら現代では珍しくない?
超一流は違いますよ
鉄道の場合折り返しがあるから二人がけシートを進行方向前向きにしたい場合は
・背もたれを前後させる転換クロス
・椅子を回転させる回転クロス
・別に後ろ向きだったら死ぬわけじゃないから半数ずつ逆方向に配置
(四人がけボックスはこれの一種)
しかるに超一流のスハ44系列がとった手法は・・・
・列車ごと方向転換
三角配置の路線を使って二回スイッチバックってのを折り返しごとにやってたわけです
博多などはこのためだけに一時間半も空車の回送を走り回らせるという超一流でしか許されない豪勢さ
これの副産物として列車の前後方向が決まるから展望車は常に最後尾になり展望車から機関車にらめっこなんてブサイクなことにもならないという平成のななつ星でもあり得ないことをやってました
さらに荷物合造といっても当時あった客車に荷物車繋いだ目的は旅客列車に便乗して宅急便のような小荷物輸送やってたからなんですが、超一流はそんなケチなことはせず、荷物実はあくまで乗車なさる名士の荷物置き場
(当然名士が自ら荷物を運ぶはずもなく金を払って荷物室への積み降ろしをやると)
東海道の「つばめ」や東北の「はつかり」など往年の名特急を舞台に活躍してた車両群の1両でした
かような超一流列車を一両だけなんか何に使うのかと言われそうですが、このスハニ35は他のスハ44ともどもより新しい電車特急や気動車特急が現れたら特急から引退してローカル運用に入ってました
有名なのはC12にスハニ35を1両に有蓋車つけた川俣線のミキスト
かような使い方ができるからスハニだけでも使い道はあるんであります
第一旧客が国鉄JRの定期運用から消えて久しくスハ44の認知度も下がってる現在しれっと普通のオハ35とかに混ぜて最後尾に繋いでも誰も違和感抱かないでしょ?
そんな車両ながら制作は天賞堂
こち亀で両さんをして「さすが天賞堂。細部がまさに芸術の域だな」といわしめた天賞堂ですよ?
しかし、端部手すりやらドア上表示やらがはしょられてるあたり現代のプラNゲージと比較したら「芸術の域」と言えるかどうかは・・・(何
なお、こやつはうちの日本型客車初の金属車体ですよ。
連結器がベーカーだからそこはいじらなきゃいけませんが走らせるのに大きな問題はなさそう
さて、これが「ジャンク」扱いの理由は
「通電しても走らなかったから」
それはひょっとしてギャグでry
これだからジャンク品は恐ろしい
てなわけでやってきました
スハニ35
ところでスハニ35って何?って方も多いでしょう
要するに戦後復活した特急用に作られたスハ44シリーズのうち三等荷物合造車
特急といっても今時の貧乏学生や18キッパーが隣町に行くのに他に列車がないから小銭使って乗るようなそれと違います
鉄道が陸上交通のメイン張ってた時代に超一流路線の超一流列車にのみ許された最高級種別
車両は当代最高のさらに上
列車が乗客を選ぶ「名士のための空間」で、運賃料金の高さもさることながら乗れることがステータスという列車
だから最低ランクの色合い強い「三等荷物合造車」といってもスハニ35はそこらの客車とは違いますよ
庶民の急行はおろかちょっと地方なら二等車でも4人がけボックスが珍しくなかった時代に二人がけシート
日除けも当時出たばかりの巻き上げカーテン
え?それだけなら現代では珍しくない?
超一流は違いますよ
鉄道の場合折り返しがあるから二人がけシートを進行方向前向きにしたい場合は
・背もたれを前後させる転換クロス
・椅子を回転させる回転クロス
・別に後ろ向きだったら死ぬわけじゃないから半数ずつ逆方向に配置
(四人がけボックスはこれの一種)
しかるに超一流のスハ44系列がとった手法は・・・
・列車ごと方向転換
三角配置の路線を使って二回スイッチバックってのを折り返しごとにやってたわけです
博多などはこのためだけに一時間半も空車の回送を走り回らせるという超一流でしか許されない豪勢さ
これの副産物として列車の前後方向が決まるから展望車は常に最後尾になり展望車から機関車にらめっこなんてブサイクなことにもならないという平成のななつ星でもあり得ないことをやってました
さらに荷物合造といっても当時あった客車に荷物車繋いだ目的は旅客列車に便乗して宅急便のような小荷物輸送やってたからなんですが、超一流はそんなケチなことはせず、荷物実はあくまで乗車なさる名士の荷物置き場
(当然名士が自ら荷物を運ぶはずもなく金を払って荷物室への積み降ろしをやると)
東海道の「つばめ」や東北の「はつかり」など往年の名特急を舞台に活躍してた車両群の1両でした
かような超一流列車を一両だけなんか何に使うのかと言われそうですが、このスハニ35は他のスハ44ともどもより新しい電車特急や気動車特急が現れたら特急から引退してローカル運用に入ってました
有名なのはC12にスハニ35を1両に有蓋車つけた川俣線のミキスト
かような使い方ができるからスハニだけでも使い道はあるんであります
第一旧客が国鉄JRの定期運用から消えて久しくスハ44の認知度も下がってる現在しれっと普通のオハ35とかに混ぜて最後尾に繋いでも誰も違和感抱かないでしょ?
そんな車両ながら制作は天賞堂
こち亀で両さんをして「さすが天賞堂。細部がまさに芸術の域だな」といわしめた天賞堂ですよ?
しかし、端部手すりやらドア上表示やらがはしょられてるあたり現代のプラNゲージと比較したら「芸術の域」と言えるかどうかは・・・(何
なお、こやつはうちの日本型客車初の金属車体ですよ。
連結器がベーカーだからそこはいじらなきゃいけませんが走らせるのに大きな問題はなさそう
さて、これが「ジャンク」扱いの理由は
「通電しても走らなかったから」
それはひょっとしてギャグでry
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