昨日北沢産業の保存スイッチャー行ってきました
二軸無蓋貨車に積んでも限界に支障しないようにキャブが極端に低く、その低いキャブが前後通行の邪魔にならないようにキャブが欠き取られてるのが車体の特徴
足まわりに目を向けると蒸気機関車みたいなロッドがいいですなぁ
これ、北沢産業網干鉄道で走ってたブツです
http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%B2%A2%E7%94%A3%E6%A5%AD%E7%B6%B2%E5%B9%B2%E9%89%84%E9%81%93
戦時中網干の東芝の工場に物資を運ぶために専用線として敷設
その際余所からかき集めたレールで敷いたらしくあちこち規格違いのレールが混じっていたようです
戦後網干の東芝が西芝電機(どっかのサラリーマン漫画に出そうな名前ですが歴とした東芝系)になった際専用線は北沢産業に譲渡。その後なぜか地方鉄道の免許を取得し、貨物専業鉄道になる。
ただし、だからといって事業形態が変わったわけでもなく傍目からは何のためにやったか謎な処置となってます
で、その後木材輸送終了などでの営業縮小を経て国鉄の貨物縮小で廃止。
末期は橋の老朽化もあってヂーゼル機関車が単機で回送するだけだったそうな
「貨物専業鉄道で機関車単機回送のみ」っていう状態が醸す末期感、クセになりませんか?(ぇ