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ユヴェントス(デルピエロ)を応援しているシロウトサッカー感想。カルチョ&イタリア代表。

「ワルキューレ」・トム・クルーズ主演

2009-03-21 07:56:08 | 映画・ドラマ・ミュージカル 
「ワルキューレ」トム・クルーズ主演、時代はナチスドイツ・ヒトラーが台頭していた第二次世界大戦
シュタウフェンベルク大佐はアフリアのチェニジアで空爆を受け瀕死の重傷を負う。
ドイツ軍は連合軍によって追い込まれていたが独裁者ヒトラーに従っていた時代。
祖国ドイツの為に戦う決意をしたクラウス・フォン・シュタウフェンベルク大佐は自分の「良心」に従った。

クラウス大佐は帰国後自分の人生をヒトラー暗殺に投じる。家族に別れを告げ暗殺計画が始まる
1944年ヒトラーとヒムラーを狙うはずだった計画がヒムラーがいなかったので急遽作戦中止
再度ヒトラー暗殺作戦が決行される!クラウス大佐と同志は小型爆弾を仕掛け
爆弾は爆発してヒトラー暗殺計画は成功したかのようだった。
しかし逃走途中で相棒の同志が車の窓から小型爆弾を森に投げ捨てる。
飛行機で逃走して「ヒトラーは死亡」とクラウス大佐が伝えるが「ヒトラー死亡が確認できない」と動かない同志。
しかしクラウス大佐は「ワルキュレー作戦」を発動しここからが同志、敵、全ての戦士の時間との戦いが始まる。

ベルリン警察がクラウス大佐の見方になって駆けつけた時は「正義が勝った」と思って見ていた。
しかしある人物の奇策により状況は一変!「ヒトラーは生きている」と伝えられ革命戦士達の心が揺れ動く。
ヒトラーが生きていることによりクーデターを起こした首謀者は追い込まれていく
計画が完璧だったらヒトラーは小型爆弾によって爆死しているはずだった。
しかしその日は会議の場所を直前に変更されるという不利な状況の中ミッションは決行!
クラウス大佐が仕掛けた小型爆弾は爆発してヒトラーは殺られたはずだった。
クラウス大佐と同士が無事逃げ切って祖国ドイツを「停戦」に持ち込めるはずだった
が、運命の糸は無常にもミッションを邪魔する。祖国ドイツを救う為の世紀のミッションが
無残にもミッションを遂行する時の同志の一瞬のためらいと動揺、さらに保身の心理が
クラウス大佐のドイツの運命を賭けた世紀のミッションに立ち塞がる!
ヒトラーはかすり傷の軽症と報道されてクーデターの同志の命取りになる
作戦が失敗した原因の1つに「狼の巣」の場所を直前で変更されたことも見逃せない。
爆発予定の建物のコンクリートの密室で遂行されていれば小型爆弾が爆発した時点で
ヒトラーは建物ごと爆風で吹き飛んでるはずだった。
しかし、その日は建物を変更された。しかも会議の直前で、しかし作戦は決行!
そして小型爆弾は爆発したが火薬の量が少なかったのは一目瞭然。
クラウス大佐は追い込まれてなお果敢に運命に立ち向かい祖国ドイツの為に
最後の最後まで自分の運命を革命に投じる姿はやはりトム・クルーズならでの演技力だろう。
とにかくいい映画だったと思う。ワーグナーの曲が流れるのもドイツらしくて素敵だった
ドイツ人将校クラウス・フォン・シュタウフェンベルクは実在の名門貴族だったらしい。
冷酷非情なヒトラー政策下のドイツ・・・映画の随所に見られる圧倒されるナチスの映像が人心を圧倒していただろう時代・・・失敗すれば反逆者だ。
ナチス・ヒトラーを転覆するにはどれだけの強固な意志が無ければ遂行されないであろうことは想像を超える!
ドイツ軍部の優秀な人材の多くは貴族階級出身だったことも見逃せない事実だろう。
筋金入りの愛国者であるドイツ人貴族がヒトラーのユダヤ人虐殺を見逃すはずは無く
クーデターはまさに誇り高いドイツ貴族クラウス・フォン・シュタウフェンベルクが万民の為を思い決行された。
本当に良かっただけにドイツ語で撮影されなかったのが惜しい!
英語ではドイツらしい雰囲気とか緊迫感が半減してしまったのが実に残念でした。

☆公式サイト→http://valkyrie-movie.net/


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